夜を希う
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主人公らしき人物がまず登場して読み進む内に徐々に関係のある人物や偶然に出会った人物が関わり、更に読み進むと主人公、周辺人物の過去が提示され、複雑に絡みあってゆくというサスペンス。T・H・クックやトム・フランクリンの近作にも感じられた過去の人間関係や事件が現在に影を落とし、やがて全ての事象が終局に向けて収斂するという物語で、文章が巧く気品さえ感じさせ、最後まであきずに読ませてくれる作品で、まだ20代で書いたとは思えぬ完成度の力作に思えました。個人的にはミステリ的部分より主人公が体験する様々な人間関係や発展していく人間関係が非常に読ませる作品に思いました。著者の視線も重要人物だけでなく、その類縁の人物の造形までも疎かにしないで説得力ある描写をしており好感がもてました。あまり賛同は得られないようですが、最近のミステリは傾向を問わずこのように小説として読ませるタイプが多いように思います。この小説もそういう風に読み、かつ面白かったです。 | ||||
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抜群のリーダビリティー。 過去から続く恩讐。 アクション。 隠されていた秘密。 過不足ない人物描写。 ハードボイルド調ミステリの王道でございました。 期待の若手が放つ、ど真ん中ストレートの直球。剛速球。 プロットは比較的シンプルですが、内容はしっかり。 ミディアム・ボディーな感じです。 ミステリの初心者から、上級者まで幅広く楽しめるのでは。 ヒロインとのツンデレな関係がキャロル・オコンネル「愛おしい骨」を連想させました。 お薦めです。 | ||||
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