夜を希う

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種別
長編
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あらすじ

2011年10月08日 夜を希う (創元推理文庫)

「デヴィンが戻ってくる」―父の友人から連絡を受け、フランクは氾濫湖へ向かう。父を裏切った男を殺すために。だが途中で車の衝突事故を起こしてしまう。相手の男は、謎の美女とデヴィンのキャビンに滞在していた。さらにデヴィンが何者かに銃撃されたという情報が入る。予想外の方向へ疾走する復讐の行方、そしてある人物の断片的な心理描写が最後に示す、父親の死の真相とは?ある青年が辿った復讐と救済の軌跡。LAタイムズ最優秀ミステリ賞受賞。(「BOOK」データベースより)

評判

夜を希うの評価:

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夜を希うの総合評価:

8.00/10点 レビュー 2件。

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未読の方はご注意ください

No.2
(4pt)

過去が影を落とす現在を描いたサスペンス

主人公らしき人物がまず登場して読み進む内に徐々に関係のある人物や偶然に出会った人物が関わり、更に読み進むと主人公、周辺人物の過去が提示され、複雑に絡みあってゆくというサスペンス。T・H・クックやトム・フランクリンの近作にも感じられた過去の人間関係や事件が現在に影を落とし、やがて全ての事象が終局に向けて収斂するという物語で、文章が巧く気品さえ感じさせ、最後まであきずに読ませてくれる作品で、まだ20代で書いたとは思えぬ完成度の力作に思えました。個人的にはミステリ的部分より主人公が体験する様々な人間関係や発展していく人間関係が非常に読ませる作品に思いました。著者の視線も重要人物だけでなく、その類縁の人物の造形までも疎かにしないで説得力ある描写をしており好感がもてました。あまり賛同は得られないようですが、最近のミステリは傾向を問わずこのように小説として読ませるタイプが多いように思います。この小説もそういう風に読み、かつ面白かったです。
夜を希う (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜を希う (創元推理文庫)より
4488117031
No.1
(4pt)

直球、剛速球

抜群のリーダビリティー。
過去から続く恩讐。
アクション。
隠されていた秘密。
過不足ない人物描写。
ハードボイルド調ミステリの王道でございました。
 
期待の若手が放つ、ど真ん中ストレートの直球。剛速球。
 
プロットは比較的シンプルですが、内容はしっかり。
ミディアム・ボディーな感じです。
ミステリの初心者から、上級者まで幅広く楽しめるのでは。
 
ヒロインとのツンデレな関係がキャロル・オコンネル「愛おしい骨」を連想させました。
 
お薦めです。
夜を希う (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜を希う (創元推理文庫)より
4488117031

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