公園には誰もいない



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初公開日(参考)1967年01月
分類

長編小説

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公園には誰もいない (講談社文庫)

1991年09月30日 公園には誰もいない (講談社文庫)

失踪したシャンソン歌手を追って軽井沢の別荘で私立探偵真木の見つけたものは?依頼された仕事は終わっても事件の背後に潜む真相を真木は追及し続ける。友人、家族、作曲家…。しだいに浮かび上がのは歪んだ人間の本質。日本ハードボイルド小説史に残る抑制のきいた筆致で描かれた名作シリーズ。 (「BOOK」データベースより)




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No.3:
(2pt)

なんと別の作品とトリックが同じ

ある女が行方不明となり、私立探偵がその女を探す依頼を受け、その女の死体を発見するという、典型的なハードボイルドです。
しかし、読んでいる途中で嫌な予感がしました。既視感があったのです。なんと、この著者の別の小説と、犯人が仕掛けたトリックが同じなのです。
しかも、そのトリックが性質上、実行可能な人物が限定できるために、犯人もすぐに分かりました。
後半は、自分の勘違いであってくれと祈りながら読みましたが、残念な結果でした。
そりゃないよ。自分で書いた作品のトリックくらい、覚えといてよ。
公園には誰もいない (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:公園には誰もいない (講談社文庫)より
4061850105
No.2:
(5pt)

50年前なのに古くない。良質ハードボイルド

50年以上前の作品だ。
6年ぶりくらいに読んだ。金持ちのお嬢様の行方を探すという、結城昌治の作品では割りとおおいに設定で始まる。金持ちの家ならではの事情が借らんで悲しい決着を迎える。割りと初回で犯人は想像し得ると思うが、動機を知りたくて最後まで読んだ。

日本のハードボイルド初期と言える時期だと思うが、時代背景やなども知れて面白い。興味深いのは、やはり若者がいつの時代も行動は一緒だということ。この本に出てくる若者たちは今では80歳近くになると思うが、若者はいつの時代も若者であると知ることができ、安心できる。時代が変わっても若者の行動は一緒だ。
公園には誰もいない (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:公園には誰もいない (講談社文庫)より
4061850105
No.1:
(5pt)

傑作

探偵真木シリーズの第二段。本当に国産ハードボイルド作品では群を抜くオモシロさです。今回もある家庭の中に探偵が入り込み、隠れている暗い歴史をゆっくり溶かしていく。そこに犯罪の原因があり、事件のスタートが隠されている。真木は冷徹に事件を見つめる。その行動や態度に僕達はやられてしまうのです。子供騙しではない、大人の男になるために、という示唆が色々なところに含まれている。まさに男の教科書。男の行動は理屈だけではいけません。金にならなくても、自分の為だけににやらなければならないことがあるのです。男なら探し出しても読むべきです。
また、作中の中の重要なエピソードである短編小説が出てきますが、出典はロアルド・ダールの短編集「あなたに似た人」の中の「南から来た男」です。タランティーノの映画でも使われてますね。こちらも必読です。
公園には誰もいない (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:公園には誰もいない (講談社文庫)より
4061850105



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