公園には誰もいない
- 別荘 (163)
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ある女が行方不明となり、私立探偵がその女を探す依頼を受け、その女の死体を発見するという、典型的なハードボイルドです。 しかし、読んでいる途中で嫌な予感がしました。既視感があったのです。なんと、この著者の別の小説と、犯人が仕掛けたトリックが同じなのです。 しかも、そのトリックが性質上、実行可能な人物が限定できるために、犯人もすぐに分かりました。 後半は、自分の勘違いであってくれと祈りながら読みましたが、残念な結果でした。 そりゃないよ。自分で書いた作品のトリックくらい、覚えといてよ。 | ||||
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50年以上前の作品だ。 6年ぶりくらいに読んだ。金持ちのお嬢様の行方を探すという、結城昌治の作品では割りとおおいに設定で始まる。金持ちの家ならではの事情が借らんで悲しい決着を迎える。割りと初回で犯人は想像し得ると思うが、動機を知りたくて最後まで読んだ。 日本のハードボイルド初期と言える時期だと思うが、時代背景やなども知れて面白い。興味深いのは、やはり若者がいつの時代も行動は一緒だということ。この本に出てくる若者たちは今では80歳近くになると思うが、若者はいつの時代も若者であると知ることができ、安心できる。時代が変わっても若者の行動は一緒だ。 | ||||
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探偵真木シリーズの第二段。本当に国産ハードボイルド作品では群を抜くオモシロさです。今回もある家庭の中に探偵が入り込み、隠れている暗い歴史をゆっくり溶かしていく。そこに犯罪の原因があり、事件のスタートが隠されている。真木は冷徹に事件を見つめる。その行動や態度に僕達はやられてしまうのです。子供騙しではない、大人の男になるために、という示唆が色々なところに含まれている。まさに男の教科書。男の行動は理屈だけではいけません。金にならなくても、自分の為だけににやらなければならないことがあるのです。男なら探し出しても読むべきです。 また、作中の中の重要なエピソードである短編小説が出てきますが、出典はロアルド・ダールの短編集「あなたに似た人」の中の「南から来た男」です。タランティーノの映画でも使われてますね。こちらも必読です。 | ||||
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