馬を売る女

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種別
長編
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あらすじ

2011年03月10日 馬を売る女 (文春文庫)

高速道路の非常駐車帯で独身OLが殺された。彼女は社長秘書という立場を利用して、競馬情報をサイドビジネスにしていたのだ。その金を狙う男の完全犯罪は成功したかに思えたが…。したたかなようで情にもろい女の哀しさを描いた表題作に、題材に妙味のあるミステリー「駆ける男」「山峡の湯村」を併録。(「BOOK」データベースより)

評判

馬を売る女の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク

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馬を売る女の総合評価:

7.85/10点 レビュー 13件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.13
(4pt)

卓越した着眼点

サスペンスの巨匠、松本清張の短編集。
日常生活に見られるありふれた光景からスリリングなミステリーが
紡ぎだされる。
高速道路の安全地帯に停車している車・ホテルの備品の窃盗など、
「些細な事」から一気に物語が展開される。
人間の執念を丹念に描く長編もいいが、
本書のような短編を書いても清張が名手であることがわかる。
馬を売る女 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 馬を売る女 (文春文庫)より
4167697300
No.12
(4pt)

力作揃いの短編集。

清張の短編は、とにかく面白く引き込まれる。力作揃い。
映画にもなってますから。楽しみに読みます。
馬を売る女 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 馬を売る女 (文春文庫)より
4167697300
No.11
(4pt)

力作揃いの短編集。

清張の短編は、とにかく面白く引き込まれる。力作揃い。
映画にもなってますから。楽しみに読みます。
馬を売る女 (文春文庫 ま 1-59) Amazon書評・レビュー: 馬を売る女 (文春文庫 ま 1-59)より
4167106590
No.10
(4pt)

力作揃いの短編集。

清張の短編は、とにかく面白く引き込まれる。力作揃い。
映画にもなってますから。楽しみに読みます。
馬を売る女 (1977年) Amazon書評・レビュー: 馬を売る女 (1977年)より
B000J8UPDK
No.9
(3pt)

表題作は失敗作。他の3篇は良い。

「駆ける男」は、かつてエラリー・クイーン編『日本傑作推理12選 第2集』 にも、陳舜臣「神獣の爪」や鮎川哲也「自負のアリバイ」などの傑作と並んで選ばれた、松本清張の短編の中でも最高レベルの傑作に属する作品だと思う。
私は上記のアンソロジーで読んだのだが、今回久々に読み返したくなった。
再読しても印象は変わらない。
松本清張はロイ・ヴィカーズの『迷宮課事件簿』シリーズを高く評価し、手本とした作品をいくつも書いているが、これもその1つ。
犯人側には防ぎようのない全くの偶然によって犯行が露見する運命の皮肉を、巧みに描いている。
その点では「山峡の湯村」も同様の秀作である。
しかし・・・
表題作の「馬を売る女」は、失敗作としか言いようがない。
冒頭にフルネームで登場する画家が、後半に登場して需要な証言をするわけでもなく、そのまま消えてしまう。
また、主人公の女性が、社長あてにかかってくる電話を盗聴すれば競馬予想の副業に使えると、いつ気がついたのか、どうやって会員組織を作ったのかの説明がない。
元々の構想は違っていたとではなかろうか。
女性に競馬予想の副業を唆した蔭の人物が存在し、その人物と、冒頭に登場した画家とのつながりから意外な背景事情が浮かび上がり、より大きな事件が明るみに出る。
そのような展開を考えていたが、諸般の事情で連載を早めに終わらせることになったとしか思えない。

松本清張が日本経済新聞に連載した「黒の線刻画」シリーズは、視聴率調査を題材にした第2話『渦』が評判を呼び、連載終了後に日本経済新聞社から単行本化されて版を重ねた。
だが第1話『網』は主人公の軍隊生活の回想部分がダラダラと長く、全く評判にならないまま1976年3月に連載終了、「お蔵入り」となっていた。
1984年になってから、光文社文庫のフェアにあわせて「今まで単行本化されていない文庫オリジナル作」として刊行されたが、やはり評判にはならなかった。
ひょっとしたら、『渦』が好評で版を重ねているのだから『網』も出版してくれと作者が新聞社に持ちかけ、断られたために、編集者と作者が決裂し、第3話『利』は当初の構想を放擲して連載を切り上げることになったのでは・・・
『利』を『馬を売る女』と改題され、文藝春秋から単行本化されたのも、そうしたことが原因では・・・
と、邪推したくなる。
そのくらい、「馬を売る女」は出来が悪い。
馬を売る女 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 馬を売る女 (文春文庫)より
4167697300

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