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ジャム さんのレビュー一覧
ジャムさんのページへレビュー数90件
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連続無差別殺人の唯一の生き残りである梢絵は自分を襲った男の動機を知るためにミステリ作家、元刑事、犯罪心理学者らが集う「恋謎会」へ依頼。こうして、大晦日の夜に「推理合戦」の火蓋が切って落とされた-! これは、ほとんどのページが「解決編」といってもいい怒涛の「推理合戦」の連続でそれぞれの仮説がいかにも本格ミステリらしく突拍子のないもので一本格ファン として大いに楽しめました(笑)しかも、「推理合戦」の末の結末が「そうきたか!」と思わせる大ドンでん返しでまんまと嵌められました(笑)必然的なダークなラストも良し。
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次々に起こる密室連続殺人!昭和の天才奇術師の影に潜む昭和という時代が生んだ「アンチ壇上のメフィスト」の闇!本格ミステリの愉しみと昭和型犯罪の闇を鮮やかに描き出した大傑作!
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シリーズ第5弾にしてもっとも分厚い京極小説。冒頭の桜のシーンは映画、アニメ化したら美しいと思います。もちろん、推理小説としての質もシリーズ1、2を争う出来!
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矢吹駆シリーズ第2作!前作以上の謎に哲学。不可能犯罪の魅力的な解明。傑作!
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探偵小説の巨人、江戸川乱歩の傑作短編集。個人的には「人間椅子」と「屋根裏の散歩者」の怪しい世界が良かった。
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ネット上で出会った5人それぞれが実際に計画し実行した殺人を問題とし、互いに推理しあう「リアル殺人ゲーム」開幕!「葉桜」とは違った意味で驚けた歌野本格の新たな代表作!新本格誕生時から温めていたアイデアだというが、今やこんなことが実際に行われていてもおかしくない時代になってしまったのが怖いところか。
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「僕」こと「篠井有一」は、朝目覚めるとなんと「女」になっていた!しかも、時は覚醒前の5年後になっていたのだからさあ大変! これは最初は良くあるSFものかと思って読んでいたんですが、きちんと論理的に女になった理由、5年後になった理由、そして自分と同じ顔の「篠井有一」が現れた理由が多重ドンでん返しの末に明かされる本格ミステリになっており、その緻密さに息を巻きました!「記憶喪失」モノミステリーは数あれどここまでSFに頼らずに科学的に解明してみせた作品は他にはないでしょう!これは、おすすめです!
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小市民シリーズ第2弾。日常の謎で、ここまで本格ミステリとしての魅力が溢れる作品は他に例がない。「2007 本格ミステリベスト10」で4位に選ばれたのも頷ける満足度。
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分刻みの緻密なアリバイトリック!麻耶の徹底的なロジック主義が全面に押し出された傑作!
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「向日葵」の時と同じくまたまた道尾さんにまんまとしてやられましたね!(笑)過去に傷を負った5人の男女が一つ屋根の下で共同生活を送ることになり、彼らはやがて自分たちの人生を再生させるため人生を賭けた「ペテン」を仕掛ける・・・という物語なんですが、いやはやその裏に隠された「あの仕掛け」には脱帽するとともに彼らがそれによって見事再生していくという構成はやはり道尾さんならではで感動しました!
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久々にビビッときました!塾のアルバイト講師の主人公「スカ」と孤独な優等生少女「冥」が周囲で次々起こる難事件を解決していく連作短編集!有川氏は「ぶっちゃけミステリ部分はどうでもいい」と言い二人の恋愛模様だけに注目していたようですが、自分のようなミステリファンにとっては緻密に組まれたトリックとロジックに脱帽の高度な本格連作集でした!最近騙されにくいなあと思っていたら、この作品集には見事に騙されましたね(笑)
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女子高生真奈は夏のある日片思いの先生を尾行している最中に突如時間が止まってしまったことに気付く。動揺する真奈の前に現れた謎の青年。彼は一旦なにか納得のできない謎を考え込んでしまうと、時を止めてしまうという特殊体質の持ち主だという。そして、彼の眼の前には今誰も目撃者のいないはずの路上で突如何者かにナイフで刺されたと思われる男の死体が! 西澤さんお得意のSF設定での緻密に組み込まれた純粋本格ミステリで真奈と統一郎のコンビのドタバタ劇も合わさり流れるように一気読みでした!これは、面白い!
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【ネタバレかも!?】
(3件の連絡あり)[?]
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「壮大な消失トリック」も良かったが、何より伏線の張り方が細部にいたるまで巧みで綺麗だと思った。本格推理の醍醐味を味わえる1冊!
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横溝正史の次はこれだ!美形の名探偵神津恭介登場の処女作!昭和探偵小説の傑作!
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結婚式当日に「私」はさらわれた!「私」と「僕」はそれぞれ真犯人を追うが・・・。メイントリック、密室トリックといった派手な「大技」から序盤から丁寧に仕掛けられた伏線を一つ一つ回収していく「小技」まで本格ミステリの醍醐味を味わいつくせる傑作!
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「城シリーズ」第3作にして、最高傑作!「そして誰もいなくなった」と「不思議の国のアリス」、「鏡の国のアリス」のオマージュ。最後まで目が離せないところといい、大満足の1冊!
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(秘の巻)美貌の奇術探偵曾我佳城が活躍するいずれ劣らぬ奇術絡みの事件たち。お気に入りは「空中朝顔」、「花火と銃声」、「ジグザグ」、「剣の舞」。
(戯の巻)足掛け20年の大作、曾我佳城シリーズ完結!文字通り、驚愕の終幕にはびっくり!お気に入りは、「天井のとらんぷ」、「白いハンカチーフ」、「だるまさんがころした」、「魔術城落成」。 |
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著者初の短編集は、鬼に魅入られた6人の男女の暗黒物語集!登場人物に必ず「S」と呼ばれる人物が出てくるのと人が狂気に走っていく心の過程を描いていくという共通項以外は完全に独立したホラーミステリテイストの珠玉の6つの短編たち。特に前半の「鈴虫」、「ケモノ」、「よいぎつね」の3作はミステリ的にも後味の悪いホラーとしても絶品だった!道尾さんにこういう短編をこれからも書いて欲しいなあ。
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シリーズ第3弾!前作ほどの衝撃はなかったものの、幻想的な雰囲気で引っ張られる感じはやはり京極ならでは。
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