■スポンサードリンク


ジャム さんのレビュー一覧

ジャムさんのページへ

レビュー数95

全95件 61~80 4/5ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.35:
(5pt)

三姉妹探偵団4 怪奇篇の感想

シリーズ第4作!長女綾子が家庭教師として雇われた先は、日給1万飯付きの雪の山荘!しかし、そこで待ち受けていたのは3姉妹絶対絶命のピンチの連続だった!次女夕里子と国友刑事の仲が今までになく急接近するラブロマンス?も愉しめる佳作!あと、夕里子の親友の敦子ちゃんも意外な活躍ぶりを見せています(笑)
三姉妹探偵団(4) (講談社文庫)
赤川次郎三姉妹探偵団4 怪奇篇 についてのレビュー
No.34:
(6pt)

かいぶつのまちの感想

元羅針盤メンバーの瑠美が母校の演劇部に提供した「かいぶつのまち」。しかし、後輩たちの演技をみるために集まった羅針盤メンバーの前でまたしても事件が!誰の心の奥にもひそむ「かいぶつ」を炙り出していく青春ミステリ第2弾!終盤の犯人告発のシーンがしびれます!水生さんは本当に揺れ動く少年少女の心理描写(もちろん大人の描写もですが)が実にうまくて、流れるように今回も一気読みでした!
かいぶつのまち (光文社文庫)
水生大海かいぶつのまち についてのレビュー
No.33: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

探偵ガリレオの感想

ドラマ化もされた人気「ガリレオシリーズ」第1作。短編推理の楽しみが満載。森さんとは違った意味での純粋理系ミステリ。
探偵ガリレオ (文春文庫)
東野圭吾探偵ガリレオ についてのレビュー
No.32:
(6pt)

黄色い目をした猫の幸せの感想

薬屋シリーズ第2弾!秋が少年バラバラ殺人の容疑者に?正直、犯人は「意外」というより「誰?」と一瞬思うような影が薄い人だったのでちょっとあれでした(苦笑)でも、リべザルの成長ぶりが読めたのは良かったです(笑)ミステリというより、作者本人も認めてるようにこのシリーズは「キャラ萌え小説」として読むのが吉なのかも?(笑)
黄色い目をした猫の幸せ―薬屋探偵妖綺談 (講談社文庫)
高里椎奈黄色い目をした猫の幸せ についてのレビュー
No.31:
(6pt)

松浦純菜の静かな世界 matsuura junna no shizukana sekaiの感想

新シリーズ「松浦純菜シリーズ」開幕!腕を失った少女純菜と心に傷を背負った少年八木剛士との出会い。
松浦純菜の静かな世界 (講談社ノベルス)
No.30:
(6pt)

三姉妹探偵団3 珠美・初恋篇の感想

シリーズ第3作!三女珠美の鞄にテスト問題のコピーが入れられ、ぬれぎぬを着せられた!そして、校内で起こる謎の殺人事件!さらに、これまで恋愛とは無縁だった珠美にもついに春が?その他、相変わらずの長女綾子の天然ぶりと自虐ぶり、二女夕里子には恋のライバルルミまで現われるなど今回も読みどころ満載!
三姉妹探偵団(3) (講談社文庫)
赤川次郎三姉妹探偵団3 珠美・初恋篇 についてのレビュー
No.29:
(6pt)

ぐるぐる猿と歌う鳥の感想

小学生まで団地に住んでいた自分にとって、親しみがわいた作品。ミステリー部分はそんなにないが、九州弁の少年処女たちや謎の少年との触れ合いなど、子供にも自信をもって薦められる正にミステリーランドにふさわしい1作!
ぐるぐる猿と歌う鳥 (講談社ノベルス)
加納朋子ぐるぐる猿と歌う鳥 についてのレビュー
No.28:
(6pt)

ファントムの夜明けの感想

ノンシリーズ。山田正紀も絶賛した青春小説の新境地!
ファントムの夜明け (幻冬舎文庫)
浦賀和宏ファントムの夜明け についてのレビュー
No.27:
(6pt)

魔王城殺人事件の感想

子供のためのミステリーランドだが、純粋な正統派ミステリ。ドキドキ感と、謎が解かれる快感の二重奏!
魔王城殺人事件 (講談社文庫)
歌野晶午魔王城殺人事件 についてのレビュー
No.26:
(6pt)

織姫パズルブレイクの感想

織井姫子は、パズル作家の父を持つ高校生。彼女の日常はパズルに満ちていていてアルバイトをするためにパズルを解き、家の鍵を開けるためにパズルを解き、誕生日プレゼントのためにパズルを解かなければならないという波乱万丈なものだった!パズル作家の著者が正に全編パズルまみれで贈る意欲作で表紙からして迷路が仕組まれているという凝ったものですが、さすがに最後の難問パズル20問を解かなければオチが読めないというのにはクラクラしました(笑)何問かルールが理解できるものは挑戦しましたが、結局1問も解けず(笑)残りは後で挑戦しよ(笑)
織姫パズルブレイク
矢野龍王織姫パズルブレイク についてのレビュー
No.25:
(6pt)

エナメルを塗った魂の比重 鏡稜子ときせかえ密室の感想

鏡家サーガ第2弾!浦賀とは違った意味で登場人物たちが壊れている。自分はこういう小説が好きなのか?
エナメルを塗った魂の比重<鏡稜子ときせかえ密室> (講談社文庫)
No.24:
(6pt)

壷中の天国の感想

第1回本格ミステリ大賞受賞作。全知全能の存在から電波によって地球を救うことを義務づけられた者が起こすのは、「その電波を妨害する」人間たちを殺して回ることだった!一見何の共通点もないと追われる被害者たちを結ぶミッシングリンクとは何か? とにかくこの600数ページを読むのはしんどかったです(笑)特に電波を盲信する犯人の描写が読みづらくて読みづらくて(苦笑)伏線はちゃんと張られてて本格ミステリ的にはうまくまとまっていたんですがね。まあ、知子さんとその周りの人たちのドタバタで楽しめたのでいいか(笑)
壷中の天国 (角川文庫)
倉知淳壷中の天国 についてのレビュー
No.23:
(5pt)

七月は織姫と彦星の交換殺人の感想

霧舎学園シリーズ第4作のテーマは「交換殺人」!今回も確かに「交換殺人」の新たな試みを見せてくれましたが、前作に比べるとやや小粒な印象を受けたのがちょっと残念。ただ、既存のトリックに新境地を開拓せんとする「本格魂」は今回もさすがと唸らされました!
七月は織姫と彦星の交換殺人 私立霧舎学園ミステリ白書 (講談社ノベルス)
霧舎巧七月は織姫と彦星の交換殺人 についてのレビュー
No.22:
(6pt)
【ネタバレかも!?】 (4件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

チョコレートゲームの感想

作家の近内泰洋は息子の省吾が同級生殺人事件の犯人ではないかという疑惑を抱く。疑惑を抱いた父は、学校へ潜入するがそこで同級生が漏らしたのは「チョコレートゲーム」という謎のゲームの存在だった! これは、父が息子の無実を晴らすために右往左往する話ですが・・・、その真相というのもなんとも皮肉なものでしたね(苦笑)あと、表紙に堂々とネタバレがしてあるのでこれなら新装版読んだほうが良かったかも(笑)全体的には読みやすく、現代でも十分に起こり得そうな事件だったのでいつの時代も学生の集団心理というのは怖いものだなと思った。
チョコレートゲーム 新装版 (講談社文庫)
岡嶋二人チョコレートゲーム についてのレビュー
No.21:
(6pt)

神のふたつの貌の感想

牧師の息子として生まれた早乙女は、生まれついての「無痛症」に悩まされそのために人の痛みがわからない人間なのではないかと思い悩みやがて神の声を聞きたいと一途に望むようになる。しかし、彼が神の声を聞くに至る道とは同時に自らを血まみれの殺人者へと導く道だったのだ! このトリックは第3章の最初の方で見当が付いて実際その通りだったのですが、最後で明かされるあの事実までは気づけませんでした(笑)にしても、物語的には面白く読めたのですがあまりにも異常な父子の宗教観とその結末には最後まで置いてけぼりを食らいましたね(笑)
神のふたつの貌 (文春文庫)
貫井徳郎神のふたつの貌 についてのレビュー
No.20:
(6pt)

猫島ハウスの騒動の感想

神奈川県葉崎市にある猫の楽園「猫島」では、台風の到来を間近に控えかつてない騒動が矢継ぎ早に発生していた。ビーチでナンパ青年がみつけたナイフを突き立てられた猫のはく製、マリンバイクで海の上を暴走中に崖から落ちてきた男と偶然にも衝突、そしてついに殺人事件まで!若竹さんの長編作品は初めてでしたが、女性の作家とは思えないほど下ネタが乱発していてしかもそれが事件の手掛かりになっているというなんともユーモア溢れる猫だらけのミステリでした(笑)ただ、「修学旅行の一件」が最後まで明かされなかったのはちょっと未消化でしたね。

猫島ハウスの騒動 (光文社文庫)
若竹七海猫島ハウスの騒動 についてのレビュー
No.19:
(6pt)

チャット隠れ鬼の感想

チャットを舞台にしたミステリー。今でこそチャットはネット社会の一つのコミュニティとして成立しているが、本作刊行当時はまだまだ知名度が低く、その中でこのようなネット社会の闇に切り込んだ作品を書いたことは評価できる快作!
チャット隠れ鬼 (光文社文庫)
山口雅也チャット隠れ鬼 についてのレビュー
No.18:
(6pt)

完全犯罪に猫は何匹必要か?の感想

453pという長編にも関わらず、絶妙な登場人物たちのコントと魅力的なトリックたちで全く長さを感じさせず流れるように読めた!東川さんは長編も素晴らしいので、「謎解き」で気にいった方はぜひどうぞ!また、全編猫が事件に絡んでくるので猫好きにもおすすめです(笑)
完全犯罪に猫は何匹必要か? (光文社文庫)
東川篤哉完全犯罪に猫は何匹必要か? についてのレビュー
No.17:
(6pt)

銀の檻を溶かしての感想

薬屋探偵3人衆登場!雪に埋まっていた子供の死体の謎とは?一家に一人リべザルが欲しいです(笑)
銀の檻を溶かして―薬屋探偵妖綺談 (講談社文庫)
高里椎奈銀の檻を溶かして についてのレビュー
No.16: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

プールの底に眠るの感想

殺人未遂の容疑者として留置所にいる僕は、13年前に恋した「セミ」という少女と過ごした夏の日の1週間を思い出す。彼女を傷つけ救えなかった自分を悔いるように―。最初はどろどろした救いのない話なのかなあと思いながら読んでいたけれど、ラストは思いの外爽快なものだった。何よりこの短さで青春小説としての魅力を存分に引き出せたことは高評価。ミステリ部分はやや弱いが、これぐらい緩いほうが作品世界には合っていると思った。静かな衝撃と感動で一気読み確実の本書をぜひお試しあれ。
プールの底に眠る (講談社文庫)
白河三兎プールの底に眠る についてのレビュー