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なおひろ さんのレビュー一覧
なおひろさんのページへレビュー数322件
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泥棒一家の娘と警察一家の息子の恋愛はどうなるのか?。一応冒頭で起きた殺人事件を解決するミステリーでは有るのですが、この設定ですからねぇ、真面目に考えちゃダメでしょ。正直そちらは付けたし見たいな物なので、犯人が誰でも、動機が何でも、警察の動きが不自然でも、全然気にならないです。ハートウォーミング・ホームコメディと捉え、二人の行く末を見守ろうじゃありませんか。最後は上手く行くと良いなぁ、どうすればハッピーエンドになれるのかなぁ?、是非そこだけ注目して読んで下さい。私にはとても面白かったよ。
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極悪人専用マンションの住人は殺し屋等々でいっぱい、しかし家賃はバカ高いがセキュリティは万全で、外部からの干渉を受けずにすむセーフハウスとなっております。ただ、そこで事情が有り無理やり管理人助手として働く主人公にとっては、毎日が命懸け。いつ死体袋の側になるのか、全く気の抜けない毎日が続きます。と言う訳で、大沢版「ダイナー」と言う感じ。10篇の連作短編は徐々に流れを作って行き、最終的に物語は大きな区切りを迎えます。グロ少な目、笑い多めなので、読み易くて気軽に楽しめます。内容は軽くて薄いのに面白い。上手いなぁ。
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警視庁殺人分析班シリーズ3作目。前作に比べ本作はとても面白かった。殺人分析班は益々形骸化されてますが(笑)。連続殺人と連続爆破、と言う派手な事件に立ち向かいながら成長をして行く塔子。今回は更に可愛さがアップして、事件の内容だけが作品の品質を決める物では無い、事を改めて感じるなぁ。もちろん、不可解な現場から続く謎は、伏線を回収しつつ納得出来る結末を迎え、軽い警察小説として十分楽しめました。重くて暗いのは嫌いな方におススメ。著者の作品がずっと途切れなく出版されているのは、ちゃんと需要が有るからなんでしょうね。
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貫井さんこんな軽い話も書けるんだねー、な短編集。著者の作品は社会派の重い感じの物が多く、読むのにパワーが必要と言うイメージだった。本作は軽く読めるユーモアミステリーであるが、何より論理的推理で唯一の犯人が特定出来る『本格』だった事が一番の驚き。著作のほんの一部しか読んで無いので勝手な印象だったが、倒叙系作家、もしくは推理よりも物語を辿って行く面白さ、みたいな方だと思ってました。未読の多くの作品を今後読んで行くのが楽しみになりましたね。おススメします。
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出版から今年で30年。前回読んでから25年と言う所でしょうか。ミステリーと言うよりドラマとして楽しんだ感じ。その後の加賀シリーズを知った後で読むと、色々感慨深い。当時の作者と同年代に設定された30代前半の青年刑事、後の切れ味はまだまだこれから。父親との会話も、それだけで泣けてくる。そしてヒロインとの将来も、ね。加賀恭一郎ファンとしては、彼の若き日のいちエピソードが以前読んだ頃の自分を思い出させて、しんみりしてしまった。若いって良いね、でも年を取るのは仕方ないのだから、今後もシリーズは続けて欲しいと思うな。
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久々のシリーズ第4作目はとても面白かった。前作が嫌いで続きを読む気が無くなり6年以上空いたが、本作は良い進化が有った様に思う。竜崎は基本的には変わらないが、周りからの見方や自身の家族への対応が少し変化した感じが好ましかった。今回は幾つもの事件が同時に起こり、心身ともに疲弊してしまう。最後はいち警察署長以上の仕事をする事になるが、そこを見事にこなしてしまうのがカタルシスに繋がるんだなぁ。水戸黄門的安定シリーズ、今後も読み続けて行きたい。
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著者初読み。第22回鮎川哲也賞受賞作。苦手な学園ミステリーなので心配していたが、なかなか面白かった。年若い作者でありますから、高校が舞台であるのは自然な事。人間を深く書き込んだり、重いドラマを背負わせるのも難しい。警察関係のリアリティも書けない。なので、登場人物は記号的に配置しパズルのピースとして動かす。警察は融通は利くが無能と設定する。分単位で行動が把握出来るのも、チャイムで管理される高校生ならではと考えれば違和感も軽減される。そして、天才探偵がわずかな手掛かりから唯一無二の結論を導き出す。良いと思う。
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第102回直木賞受賞作。20年振りの再読は、初読と同義語。少女の誘拐事件に巻き込まれた沢崎であるが、その結末はタイトルが示す通りとなってしまう。なので、この物語は常に沈鬱な空気の中進んでゆく事になり、ユーモアを感じるセリフや描写で笑うのは不謹慎な気がしてしまった。ミステリとしては、二転三転して真相には中々たどり着けない。精神的に追い込まれ、責任感、焦燥感でじりじりする沢崎と同じ気持ちになっているつもりだったので、最後完璧な謎解きをされた時は少々寂しかった。犯人に気付いた瞬間を、私は共有出来なかったからね。
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30年以上振りの再読。しかしメイントリックと犯人は覚えておりました。去年読んだ物でもすっかり忘れてしまう昨今、いかにインパクトが強かったのか、が偲ばれます。とにかく屋敷の構造が余りにも複雑で、図解を常に確認しないと何処で何が起きているのか把握出来ません。さて、本格ミステリーの金字塔、新本格ブームの礎たる本作ですが、今読み返すと個人的な評価は…微妙。しかし島田御大は、あくまでも島田御大のみが許される地平に一人立っている。バカミスとか言って失笑してはいけない、他人がマネしてもいけない。超越。改めてそう感じた。
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著者初読み。一話読み終える毎に深い息をつく。戦国の世のなんと凄まじい事かと。時間と語り部の視点が各話違う為、懸命に今の最善を尽くそうとする人々が愚かにさえ見えてしまう。そんな事をしても結局無駄ですよ、と教えることが出来ても、人は一人では生きられない以上、選択の余地が無い局面が常に訪れるのだろう。果たして直家は幸せだったのだろうか、そして嫁は、娘たちは。思う様に生きられる人など今も昔も居るはずは無い。しかし、人生の最後の場面が安らかでいられるように、今最善だと思う道を懸命に歩んで行きたいと思った。傑作。
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