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歌舞伎蝶 さんのレビュー一覧

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レビュー数67

全67件 21~40 2/4ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.47:
(7pt)

転迷 隠蔽捜査4の感想

シリーズの4作目で相変わらず面白いです。
もはやミステリーでもサスペンスでも無く、
主人公竜崎伸也の痛快エンタメ小説です。
ファンであればとりあえず読んで損は無いと思います。
転迷: 隠蔽捜査4 (新潮文庫)
今野敏転迷 隠蔽捜査4 についてのレビュー
No.46:
(7pt)

初陣 隠蔽捜査3.5の感想

隠蔽捜査シリーズのスピンオフ短編集。
シリーズの良き脇役、伊丹刑事部長視点の隠蔽捜査です。
3の疑心まで読んでいることが前提ですが、楽しめると思います。
相変わらずの竜崎にほっこりしつつ、シリーズを読んでいればにんまりするシーンもあり。
箸休め的な内容ですが、シリーズのファンであれば読むべきだと思います。
初陣: 隠蔽捜査3.5 (新潮文庫)
今野敏初陣 隠蔽捜査3.5 についてのレビュー
No.45:
(7pt)

サヴァイヴの感想

サクリファイスシリーズのスピンオフ的なアナザーストーリー集。
ミステリー要素はほとんどありませんが、前二作を読んでいるのであれば楽しめると思います。
さくさくと読めるうえ一話一話のクオリティも高く面白いです。
キアズマも読みたいと思います。
サヴァイヴ
近藤史恵サヴァイヴ についてのレビュー
No.44: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

かいぶつのまちの感想

『少女たちの羅針盤』の続編。
前作が面白く羅針盤ファンとなっていたのでかなりハードルが上がった状態で読むこととなってしまいました。
羅針盤メンバーと現橘高演劇部、教師達とのからみは青春ドラマとしてA級の楽しさ、ほろにがさを存分に堪能できます。
ただしミステリーパートの弱さはいかんともしがたく、
むしろ青春活劇としてミステリー抜きでも良かったのでは?と思ってしまいました。
前作を読んでいることが前提ですが、羅針盤メンバーとの再会はそれだけで充分楽しめる作品だと思います。
更に続編を書いて欲しいと思う次第です。
タイトルと章題の付け方が絶妙だと思いました。
かいぶつのまち (光文社文庫)
水生大海かいぶつのまち についてのレビュー
No.43: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

犯人に告ぐの感想

劇場型捜査という手法を用いてのストーリー展開はエンターテイメント性十分で楽しめます。
対犯人よりも対上司の方がメインになっている気もしますが、
これはこれで面白いので有りだと思います。

▼以下、ネタバレ感想
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犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)
雫井脩介犯人に告ぐ についてのレビュー
No.42:
(7pt)

『アリス・ミラー城』殺人事件の感想

読みやすく非常に面白い作品です。
『そして誰もいなくなった』『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』これらの古典名作のオマージュでありながら、
大胆なトリックはかなりの驚愕でした。
ただ…動機が残念すぎて評価を下げてしまいました。
正直動機無しの無差別殺人ホラーにした方が良かったのでは?と思う程でした。
賛否は分かれそうな作品ですが個人的には好きなタイプな作品だけに本当に惜しい気がしました。
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)
北山猛邦『アリス・ミラー城』殺人事件 についてのレビュー
No.41:
(7pt)

町長選挙の感想

今回も軽快な文章は読みやすく面白いのですが…。
表題作以外の話が実在人物をモデルにしているのが残念でした。(かなりあからさま)
このシリーズはあるわけのない症状があたかも本当にありそうだなぁっと思わせるところが面白いのに、
症状だけ使用して特に実在人物をモデルにする必要はなかった気がします。
それでも充分面白いんですけどね。
町長選挙 (文春文庫)
奥田英朗町長選挙 についてのレビュー
No.40:
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

イン・ザ・プールの感想

ミステリーではありませんが、読みやすくて面白いです。
星新一のショートショートの現代版のような趣きでしょうか?
伊良部というハチャメチャな精神科医を生み出した作者の発想は称賛に値すると思います。
少し度の過ぎた展開が多いですがなんとなくラストはほっこりする作りなので、
息抜きにちょうど良い感じです。
機会を見て続編も読もうと思います。
イン・ザ・プール (文春文庫)
奥田英朗イン・ザ・プール についてのレビュー
No.39:
(7pt)

パラダイス・ロストの感想

D機関シリーズの第三弾。
安定感抜群の読みやすさと内容なのですが…。
シリーズ物の宿命とも言えるパターンの類似性のため真新しさがなく、
面白いのですがどこか二番煎じ感が残ってしまいました。
第一弾の『ジョーカーゲーム』の完成度の高さゆえのジレンマかもしれません。
D機関スパイが登場する長編を読んでみたいです。
パラダイス・ロスト (角川文庫)
柳広司パラダイス・ロスト についてのレビュー
No.38: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ダブル・ジョーカーの感想

D機関シリーズの第二弾。
前作が物凄く面白かっただけに期待して読んだのですが…。
他の作家なら充分に及第点と言える内容だと思いますが、一作目の印象があるだけにハードルがかなり上がっていました。
前作とは違い視点がD機関側ではなく外部からD機関を見るというのはそれなりに楽しめるのですが、
個人的にはD機関の凄腕スパイが魔法のような技術と結末を披露する図式の方が好みです。
ダブル・ジョーカー (角川文庫)
柳広司ダブル・ジョーカー についてのレビュー
No.37: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

香菜里屋を知っていますかの感想

シリーズ完結編にして北森鴻ファンなら嬉しい作品ではないでしょうか?
登場人物の時間経過とともに成長を感じつつ、
心地良い余韻を楽しめる連作短編に仕上がっています。
他のシリーズを読んでいなかったことが残念でなりません。
この作家はもっと評価されても良い作家さんだと思っています。
香菜里屋を知っていますか 香菜里屋シリーズ4〈新装版〉 (講談社文庫)
北森鴻香菜里屋を知っていますか についてのレビュー
No.36: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

魔法使いの弟子たちの感想

緻密に計算されたキャラクター設定に加えて、読みやすい文章は長さを全く感じさせません。
エンターテイメント小説として悪くないと思います。
展開が大きくなりすぎるためリアリティーに欠けますが、
少年漫画の感覚で読めば楽しめると思います。
魔法使いの弟子たち (上) (講談社文庫)
井上夢人魔法使いの弟子たち についてのレビュー
No.35: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

Xの悲劇の感想

古典名作をいまさらながらに読了。
解決編での真相が解明した時に判明する緻密に計算されたロジックと爽快感はお見事です。
自身の能力の問題で、人の名前が覚えられず面白さが半減…。
もう少し海外作品にも慣れなければと反省です。
Xの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫)
エラリー・クイーンXの悲劇 についてのレビュー
No.34: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

往復書簡の感想

湊かなえさんらしいお得意のモノローグスタイルの中編集です。
他の作品ほどのインパクトには欠ける印象ですが、
読みやすいのでファンなら目を通して損は無いと思います。
特に2話目の『20年後の宿題』は映画化も納得の長編で読みたいくらい素敵な話でした。
往復書簡
湊かなえ往復書簡 についてのレビュー
No.33: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ラバー・ソウルの感想

うーん評価が難しい作品です。
好きか嫌いかと言われれば嫌いではないという回答になってしまいます。
ラストの展開は好みだったのですが、そこにたどり着くまでが長い上内容がかなりきつい為読むのにかなり時間がかかりました。
そこを乗り越えればという作品ですが、中盤も読みやすい作品の方が自分的には好みです。
面白い作品ですが好みの問題かもしれません。
ラバー・ソウル
井上夢人ラバー・ソウル についてのレビュー
No.32: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

さまよう刃の感想

少年犯罪をテーマに少年法の是非を問いかけた作品です。
物語の構成や演出は東野さんだけにさすがの一言です。
ものすごく良い作品だとは思うのですが、テーマが重いだけに評価が難しいです。
ラストといい好みの問題ですが、自分には合ってなかったかもしれません。
さまよう刃 (角川文庫)
東野圭吾さまよう刃 についてのレビュー
No.31:
(7pt)

ゴールデンスランバーの感想

少し長いですが、軽快な文章はテンポよくスラスラと読めます。
ラストシーンと所々ニンマリしてしまうシーンはあるのですが、
高評価作品とハードルを上げて読んでしまったためか、
よくできましたの印象でした。

▼以下、ネタバレ感想
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ゴールデンスランバー (新潮文庫)
伊坂幸太郎ゴールデンスランバー についてのレビュー
No.30:
(7pt)

看守眼の感想

完全に独立した短編集ですが、横山さんだけにハズレはありません。
オススメは『秘書課の男』でしょうか。
なんとも現実感あふれる心の描写が何度もうなずかせてくれました。
看守眼 (新潮文庫)
横山秀夫看守眼 についてのレビュー
No.29:
(7pt)

ダークゾーンの感想

面白い作品だと思います。
将棋やチェスというよりは、戦略シミュレーションゲームのような感じですが、
描写の仕方が見事でスピード感のある頭脳戦が楽しめます。
惜しむらくは将棋のルールや戦略シミュレーションゲームをやったことのない方が読んだ場合、
イメージをつかむのに難しそうな事とオチが…。
バトルシーンは展開のさせ方、収束のさせ方どちらも秀逸だと思います。
ダークゾーン
貴志祐介ダークゾーン についてのレビュー

No.28:

ZOO〈1〉 (集英社文庫)

ZOO

乙一

No.28: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

ZOOの感想

読みやすい短編集だと思います。
「SEVEN ROOMS」と「落ちる飛行機の中で」は設定が気に入りましたが、
他の作品は正直良くも悪くも…という感じでしょうか?
個人的には短編は連作形式の方が好みなので、この作品は寄せ集め感がものすごくしました。
全体を通して悪いわけではないのですが…。
ちょっとした時間の合間に読むには良いかもしれません。
ZOO〈1〉 (集英社文庫)
乙一ZOO についてのレビュー