■スポンサードリンク


Hidezo さんのレビュー一覧

Hidezoさんのページへ

レビュー数238

全238件 41~60 3/12ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.198: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

青空と逃げるの感想

親子が逃げている理由は気になりますが、ミステリー感はありません。
行く土地土地で良い人に巡り会う、心温まる話です。

青空と逃げる (中公文庫 つ 33-1)
辻村深月青空と逃げる についてのレビュー
No.197: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

四日間の奇蹟の感想

この、障害をもつ少女にどんな謎が隠されているのか!
なんて思いながら読んでいたら、「えっ、そっち系?」
困惑しながらも結末は気になって、後半一気読み。
まあいい話だったんですけど、もっとサスペンス的なものを期待していました。

四日間の奇蹟 (宝島社文庫)
浅倉卓弥四日間の奇蹟 についてのレビュー
No.196: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

シャドウの感想

何が本当か分からなくなるくらい混乱させられます。
面白かったのですが、題材はよくある感じなので8点。

シャドウ (創元推理文庫)
道尾秀介シャドウ についてのレビュー
No.195:
(7pt)

未来の感想

全体に漂う暗い雰囲気は湊かなえワールド。
本当に未来から手紙が届いたファンタジーパターンなら救いが最後にあるはず。
誰かが書いた手紙なら救いなどないだろう。
色々考えながら読み進め、徐々に真相が明らかに。
それなりに楽しめた作品です。

未来 (双葉文庫)
湊かなえ未来 についてのレビュー
No.194:
(6pt)

三月は深き紅の淵をの感想

非常に難解
4部作すべてが「三月は深き紅の淵を」という謎の本にまつわる話ですが、同じ本の設定かと思いきや、それぞれの章で作者が違うような・・・
なんだか、作者がやってみたかった感があります。



三月は深き紅の淵を (講談社文庫)
恩田陸三月は深き紅の淵を についてのレビュー
No.193: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

リボルバーの感想

2019年にゴッホが自殺に使ったとされる拳銃がオークションに出されました。
それにさかのぼった時代背景。オークション会社に持ち込まれた拳銃はどういう物語を見てきたのか。
ゴッホ、ゴーギャンが新しいものを求めて苦悩しながら作品を残していく様子など、フィクションながら、いつも本当に起きたことのように錯覚させられます。
ゴッホ愛に満ちた物語と思います。

リボルバー
原田マハリボルバー についてのレビュー
No.192:
(9pt)

チョコレートコスモスの感想

ミステリーではないですが、とても面白かったです。
演劇を題材にしたオーディションもので、「蜜蜂と遠雷」を生み出す原点的作品と思います。
オーディションの結末をどう持っていくのか、気になって止まりませんでした。


チョコレートコスモス
恩田陸チョコレートコスモス についてのレビュー
No.191: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

脳男の感想

ライトミステリー
漫画を読んでいる感じの作品です。
それなりに楽しめると思います。

脳男 (講談社文庫)
首藤瓜於脳男 についてのレビュー
No.190:
(5pt)

鳩の撃退法の感想

普通のミステリーにならないように、著者が試してみたような感じです。
凝り過ぎていてとっつきにくい。
謎あり、伏線回収あり、普通に書いたら面白いと思うのですが、普通じゃ満足しなかったのでしょう。
事実なのか、作中の小説なのか分かりにくい、というか真実は闇に葬った感じ。

鳩の撃退法 上
佐藤正午鳩の撃退法 についてのレビュー
No.189:
(7pt)

風神の手の感想

昭和の雰囲気が漂って、終始薄暗い雰囲気が漂っていました。
田舎で起きた事件を題材に、いろんな繋がりがあり、真実が判明していく。
最後はスッキリしました。
風神の手 (朝日文庫)
道尾秀介風神の手 についてのレビュー
No.188:
(6pt)

ブロードキャストの感想

買ってみてびっくり。ミステリーじゃない!
でも、最後に真相究明みたいなシーンもあって、面白かったです。
ただ、テーマが特殊だけに共感しにくい。

ブロードキャスト (角川文庫)
湊かなえブロードキャスト についてのレビュー
No.187: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

盤上の向日葵の感想

上条と東明の将棋に生きた人間の覚悟をすごく感じた一冊でした。
ただ、刑事が事件を追って真相を突き止めていくという、おきまりのパターンが良さを消してしまった感じがします。


盤上の向日葵
柚月裕子盤上の向日葵 についてのレビュー
No.186:
(7pt)

終末のフールの感想

惑星が衝突して世界が滅ぶまであと3年。
もっとドタバタした話かと思いきや人情ものでした。
短編集なので1話終わるごとに間が空いちゃって、読み終わるのにちょっと時間がかかりました。

終末のフール (集英社文庫)
伊坂幸太郎終末のフール についてのレビュー
No.185:
(8pt)

ホワイトラビットの感想

いつもながら、合間合間に入る蘊蓄が頭に残ります。
今回はオリオン座とラ・ミゼラブル。
これらが雑談のようで、最終的に本筋と関わってくる面白さがあります。
ラ・ミゼラブルは読みたいけど、本当に5年かかりそう。
ホワイトラビット
伊坂幸太郎ホワイトラビット についてのレビュー
No.184: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

サロメの感想

結核で若くして世を去った、天才挿絵画家オーブリー・ビアズリーを題材とした物語。
「サロメ」の誕生とオーブリーの生涯、彼を取り巻く様々な人間関係は、いつもながら、実際にあった話のような錯覚を覚えます。
内容も怪しく蠱惑的で、この表紙が物語っています。久々に夢中になった本でした。

サロメ (文春文庫)
原田マハサロメ についてのレビュー
No.183:
(8pt)

ジェノサイドの感想

ずっと気になっていた本です。
非常に練り込まれたストーリーで、こんな事が本当に起こりうる気さえしてきます。
外人の名前や役職が覚えられなく、誰が誰だか混乱したりもしましたが、主要人物さえ把握しておけば大丈夫。
ちょっと戦闘シーンが長くて本筋を早く進めて欲しかったですが、待たされた後の結末はそれに値する物です。

ジェノサイド
高野和明ジェノサイド についてのレビュー
No.182: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

medium 霊媒探偵城塚翡翠の感想

ちょっと凝りすぎな感じがしましたが、倒叙ミステリーとして楽しませておいて・・・
ってところが狙いなんですね。

medium 霊媒探偵城塚翡翠
相沢沙呼medium 霊媒探偵城塚翡翠 についてのレビュー
No.181:
(8pt)

乱反射の感想

いろんな人の身勝手な話が続き、タイトルから考えて、これらが幼児の死につながるのだろうと推測できる。
各章の数字がだんだん減っていることに途中で気づき、死までのカウントダウンみたいでドキドキしました。
起きたことはかわいそうだが、自分は関係ない。こんなこと、現実にたくさんありそうで怖いです。

乱反射 (朝日文庫)
貫井徳郎乱反射 についてのレビュー
No.180: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

慟哭の感想

僕がミステリーを読むようになって約5年。その頃読んでいたら衝撃も強かっただろう。
警察の捜査と、宗教に救いを求めてのめり込む松本。
いろいろ詮索しながら読み進め、ミスリードを誘おうとしている事に気付いてしまった。
前評判なしで読んだ方が良かった。


慟哭 (創元推理文庫)
貫井徳郎慟哭 についてのレビュー
No.179:
(5pt)

冷たい手の感想

良くも悪くも普通でした。
時間つぶしに読んでください。

冷たい手
水生大海冷たい手 についてのレビュー