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Hidezo さんのレビュー一覧
Hidezoさんのページへレビュー数12件
全12件 1~12 1/1ページ
※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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誘拐された少女と誘拐した大学生との関係。
こんな話だとは想像もつきませんでした。 いびつな人間の、一人で生きていくしかないという諦めと、でも何かに縋りたいという思い。 救いようがない小説になりかねない題材を、すごく綺麗な小説にまとめていると思います。 本屋大賞も納得です。 |
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こんなに引き込まれた作品は久々です。
遠回りは無駄ではない。 関係ないようでも、いろいろ経験することでできる成長もある、ということです。 勇気付けられます。 |
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表紙が怖くて避けていました。
死刑を宣告された「田中幸乃」を形成するに至った過去のエピソードが、パズルのピースのように一つずつはめ込まれ、 最終的に放火殺人事件の真相へとつながります。 きれいな話が好きな人には合わないかもしれませんが、個人的には久々にはまった作品です。 |
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一つ一つのエピソードがしっかりしていて、それぞれに意味を含ませつつ、最後の章で明らかになる大掛かりな仕掛けに繋がります。
読んでいて、引っかかるところはあったんだよねぇ。 最後まで騙されました。 |
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シリーズ最後はシェイクスピアの稀覯本にまつわる事件と謎。
要所にシェイクスピア作品のセリフが引用されていますが、残念ながら読んだことがありません。すみません。 でも、シェイクスピア作品が演じられた時代背景や、出版事情など、興味深く読めました。 何より、母親の謎が明らかにされたのがすっきりです。 |
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こういう美術物、好きです。
これは、単に美術品の謎を解き明かす小説ではなく、アンリ・ルソーにとり憑かれた人たちのドラマが描かれています。 やはり、ルソーの作品を見ながら読むのがおすすめですが、私のような凡人に絵の良さは解らないです。 |
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ミステリーの分野ではないですが、最高でした。
青春感動物ってことで、ちょっと避けてたのですが、もっと早く読めばよかった。 辻村作品にはときどき、田舎の風習や、しきたりに縛られた人生が描かれます。 田舎を捨てるように出てきている自分には、多くの共感できる点があり、残るものの立場、出て行く人の立場について考えさせられます。 この本は、そんな窮屈な田舎の人間関係の中での、出会いと別れが描かれています。 他の作品とのリンクという、おなじみのサービスもあって、あの名前が出てきた時には震えました。 それが誰かは、読んでからのお楽しみです。 |
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読み始めていきなり全身大火傷。予想外にヘビーな始まりで不安になりました。
しかし、徐々に、ピアノの世界に引き込まれます。 何より、演奏中の曲や指運びに関する表現が秀逸。 ミステリーとしては、マニアからみれば初歩的なものなのでしょうけど、 ミステリーということを忘れさせられるくらいに、ピアノの世界に引き込まれました。 残念なのは、自分が全くピアノを弾けないし、曲も知らないこと。 解かる人が読んだら、更に評価は高いのでしょうね。 |
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完璧です。
ドミノ倒しみたいに、パタパタと進んでいきます。 ドミノは途中で分岐して、それぞれがパタパタ進みます。 離れたり交差したり、見ていて飽きません。 今回も、いろんなタイプの殺し屋が登場しますが、それぞれ個性があって根底に人間味を感じます。 僕のお気に入りは檸檬。 「機関車トーマス」が大好きな殺し屋で、事ある毎に「機関車トーマス」のエピソードを語ります。 それが、妙に説得力があって面白い。 今回も着地点は全く見えませんでしたが、満足の結末でした。 |
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期待を裏切らない作品。
大学に入学早々に本屋を襲うという、突拍子もない話から始まります。 一体何の話だ?と思うかもしれませんが、どんどんつながっていきます。 過去に何があったのか見えてきます。 そして、話がひとつになった時、コインロッカーに何かを預けるアヒルと鴨の風景が思い浮かぶでしょう。 |
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未来が見える案山子がしゃべる・・
独特のルールを持つ島の住人・・など、奇抜な設定ですが、すんなり入れました。 謎解きのように回想がはいり、納得しながら話を読み進めることが出来ます。 物事は複雑に見えて、原理は単純なもの。 人の未来も、単純な願いから始まるってことでしょう。 |
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長いけど、登場人物が多いので、それぞれの物語として読めました。
そして、最後にすべてがつながった時、震えるほどの感動を味わえます。 ぜひ途中で投げずに、最後まで読んで欲しい。 |
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