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Hidezo さんのレビュー一覧
Hidezoさんのページへレビュー数57件
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戦争ものですが、地理や独ソ戦争のことはよく知らないので、少し知識を入れてからの方が理解しやすいかもしれません。
タイトルの伏線回収は、ここで来たか!って感じでした。 |
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夏目漱石と鎌倉文庫に関する史実を聞くだけでも面白い。
その本に関する謎と回収もさすがと思いました。 |
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安定の面白さ。
今回も、個性豊かで憎めない殺し屋が多数登場します。 狭い場所で、誰にもバレずに大事件が起きている。さすがプロの仕事。 |
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誘拐された少女と誘拐した大学生との関係。
こんな話だとは想像もつきませんでした。 いびつな人間の、一人で生きていくしかないという諦めと、でも何かに縋りたいという思い。 救いようがない小説になりかねない題材を、すごく綺麗な小説にまとめていると思います。 本屋大賞も納得です。 |
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時代小説とミステリーの融合は新しい。
原田マハさんの美術物のように、本当にあったかのような錯覚を覚える作品です。 題材が織田信長と一向宗一派の戦いを元にしているので、ミステリーがなくても面白いと思います。 時代小説初心者なので、難しい漢字がたくさんあって、辞書を片手に読みました。 |
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今更ながら読みました。
こういうのは予備知識は入れずに、先入観なしで楽しむのが良いです。 |
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2019年にゴッホが自殺に使ったとされる拳銃がオークションに出されました。
それにさかのぼった時代背景。オークション会社に持ち込まれた拳銃はどういう物語を見てきたのか。 ゴッホ、ゴーギャンが新しいものを求めて苦悩しながら作品を残していく様子など、フィクションながら、いつも本当に起きたことのように錯覚させられます。 ゴッホ愛に満ちた物語と思います。 |
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ミステリーではないですが、とても面白かったです。
演劇を題材にしたオーディションもので、「蜜蜂と遠雷」を生み出す原点的作品と思います。 オーディションの結末をどう持っていくのか、気になって止まりませんでした。 |
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結核で若くして世を去った、天才挿絵画家オーブリー・ビアズリーを題材とした物語。
「サロメ」の誕生とオーブリーの生涯、彼を取り巻く様々な人間関係は、いつもながら、実際にあった話のような錯覚を覚えます。 内容も怪しく蠱惑的で、この表紙が物語っています。久々に夢中になった本でした。 |
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監視され密告される東ドイツ社会で、国民は様々な思いで生活している。
音楽を求めて留学してきた学生の成長物語だが、激動の東ドイツ情勢を絡めながら壮大な映画のように仕上げている。 読後感もばっちり。 |
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「蜜蜂と遠雷」に登場する人物のスピンオフ作品で、コンクールの前後で起きている様々な人間ドラマ。
みんな頑張っているけど、日の目を見るのは一部の天才のみ。それでも頑張っている人がたくさんいる。 ビオラの話よかったな。 |
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前世の記憶が・・・って設定は、正直好きではないのですが、正木瑠璃に関わる人たちの交錯がとてもうまく作られています。
本質はラブストーリーですが、SFでもあり、ミステリーでもあり、話に没頭した作品です。 |
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丁寧な作品だと思いました。そう、雰囲気は「火車」のような。
グリコ・森永事件をモデルにしたフィクションで、未解決事件の真相を追う話。 ひとつひとつ真実に近づいていく様子に臨場感があります。 |
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こんなに引き込まれた作品は久々です。
遠回りは無駄ではない。 関係ないようでも、いろいろ経験することでできる成長もある、ということです。 勇気付けられます。 |
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この本にミステリー要素を入れる必要性は感じない。
いらないというわけでなくて、なくても面白いということだ。 昔、コソボがどうとか、サラエボがどうとか、ニュースで耳にしたことを思い出した。 確かに、何が起きていたのか、何を争っていたのか特に関心も持たず、もう終わったこととして忘れてしまっていた。 「王とサーカス」を読んだ後だったので大体の展開は分かっていたが、むしろ、「王とサーカス」で少しだけ触れた事件を解説してもらっている感じで楽しめた。 |
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安定した面白さです。
ミステリー感は少ないかもしれませんが、ほのぼのした日常の中で起きたちょっとした出来事。 何より、読んだことある本が出てくると嬉しいですね。 |
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最後、「こうきたか!」って。
事件が始まって犯人がわかるまでの進捗が本当に少しずつで、きっと登場人物の背景や人間関係を折り込みながら、丁寧に丁寧に作り上げた結果なんでしょう。 作者がにやけながら最後の一行を書いている光景が浮かんだ。 |
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とにかく緻密だ。
事細かに練られた設定があり、終盤の事件の真相に向けて緻密に伏線がはられていく。 少し長過ぎてテンポが悪く感じたが、終盤のたたみかけるような展開のためには、この緩急が必要なのかもしれない。 作者は「相棒」の脚本家でもあるらしく、儚い真相と結末は杉下右京が語っているかのようで納得。 |
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表紙が怖くて避けていました。
死刑を宣告された「田中幸乃」を形成するに至った過去のエピソードが、パズルのピースのように一つずつはめ込まれ、 最終的に放火殺人事件の真相へとつながります。 きれいな話が好きな人には合わないかもしれませんが、個人的には久々にはまった作品です。 |
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一つ一つのエピソードがしっかりしていて、それぞれに意味を含ませつつ、最後の章で明らかになる大掛かりな仕掛けに繋がります。
読んでいて、引っかかるところはあったんだよねぇ。 最後まで騙されました。 |
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