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Hidezo さんのレビュー一覧

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レビュー数136

全136件 41~60 3/7ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.96:
(7pt)

東京會舘とわたしの感想

ミステリーというジャンルではないです。
辻村作品としても異色な方だと思います。
でも、泣きます。いい話を読みたい人にはオススメです。
東京會舘とわたし(上)旧館
辻村深月東京會舘とわたし についてのレビュー
No.95:
(7pt)

あるキングの感想

怪獣が出てきたときは、これはミスリード的なものか?と思いましたが違いました。
魔女のような女性三人も、最後まで正体は不明。
こういうスタイルと思えば、全体に漂う中世的な雰囲気も味があるものとして楽しめます。

あるキング (徳間文庫)
伊坂幸太郎あるキング についてのレビュー
No.94: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

向日葵の咲かない夏の感想

伏線や叙述トリック、ミスリードがふんだんに盛り込まれていて、よく練られていると思います。
生まれ変わりの話が出てきた時点で???。しかも、軽いノリ。
軽い感じの少年夏休み冒険記なのか?と思いきや、やっぱり内容はヘビーに。それも振り幅がすごい。
最終的に、全て少年の世界ってこと?
内容が内容だけに、爽やかにスッキリ終わるわけないけど。


向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)
道尾秀介向日葵の咲かない夏 についてのレビュー
No.93:
(7pt)

ヒポクラテスの憂鬱の感想

法医学教室ものの第二弾。
扱う内容の割にタッチが軽いが、これくらいじゃないとグロになりかねないのかもしれない。
それなりに楽しめました。

ヒポクラテスの憂鬱 (祥伝社文庫)
中山七里ヒポクラテスの憂鬱 についてのレビュー
No.92:
(7pt)

オーパーツ 死を招く至宝の感想

ライトノベル感覚のミステリーです。
小中学生くらいの入門に良いくらいと思います。
トリックがどうというより、オーパーツのうんちくが興味深かったです。恐竜の話なんか面白いですね。
オーパーツ 死を招く至宝 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
蒼井碧オーパーツ 死を招く至宝 についてのレビュー
No.91:
(7pt)

殺戮にいたる病の感想

ずーっとグロ表現が続いて、これで犯人が捕まるだけだったら救いようがない。
でも最後に「えっ???」と。
最後の光景を思い浮かべると、呆気にとられるというより、呆れてしまった。
緊張感が一気になくなり、もはや、コメディーでしかない。

新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫)
我孫子武丸殺戮にいたる病 についてのレビュー
No.90:
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

小説「映画 ドラえもん のび太の月面探査記」の感想

子供向けということを踏まえて読みましょう。
何気ない日常の中に、普段気づかない友情、愛情があふれている事を思い出させる一冊です。
のび太のいいところは背伸びしないところ。自分の限界を知っているところ。
自分の力で頑張っていれば、きっと誰か助けてくれます。
小説 映画ドラえもん のび太の月面探査記
No.89:
(7pt)

真実の10メートル手前の感想

話は面白いと思いますが、大刀洗のキャラ設定について、ここまで好感が持てない雰囲気にしなくても・・・って思ってしまします。
「さよなら妖精」から15年経って、いろいろあったんでしょうけど。

真実の10メートル手前 (創元推理文庫)
米澤穂信真実の10メートル手前 についてのレビュー
No.88: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

王とサーカスの感想

ジャーナリストがカトマンズ滞在中に遭遇した王室の事件と、軍人が殺された事件の真相を追う物語。
関係のない海外メディアが騒ぎ立てるさまをサーカスに例え、実際に起きた事件もからめて報道のあり方を考えさせる社会派ミステリーってところでしょうか。
話の展開や謎解きに強引さはなく、優等生みたいな作品だと思いますが、それが逆に物足りなさも感じてしまいます。

王とサーカス (創元推理文庫)
米澤穂信王とサーカス についてのレビュー
No.87:
(8pt)

この闇と光の感想

妙に惹きつけられる、ねっとりした感じの物語です。
出だしのレイア姫がどうとかを書店でちらみし、不安を感じながらも帯に惹かれて購入しました。
途中まで現実正解の話なのかファンタジーなのか、時代設定はいつなのか、すべてが謎のまま話は進みます。
真実が明らかになってからの展開も、良かったと思います。
こんな形の歪んだ愛情もありかもしれません。



この闇と光 (角川文庫)
服部まゆみこの闇と光 についてのレビュー
No.86:
(7pt)

震える牛の感想

評判通り面白かったと思いますが、警察モノの限界を感じる作品でもありました。
結末は、結局そうか・・・って感じです。
震える牛 (小学館文庫)
相場英雄震える牛 についてのレビュー
No.85:
(7pt)

検事の本懐の感想

佐方弁護士の過去のことが綴られていて、ボーナストラック的な作品です。
どれもいい話で良かったのですが、短編集って、途中で飽きてきてしまうのが僕の悩みです。
すみません。

検事の本懐 (角川文庫)
柚月裕子検事の本懐 についてのレビュー
No.84: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

最後の証人の感想

この本には、いろんな仕掛けが組み込まれていました。
話も良く練られていて素晴らしく、「正当な裁き」の意味も納得です。
最後の証人 (角川文庫)
柚月裕子最後の証人 についてのレビュー
No.83:
(7pt)

火星に住むつもりかい?の感想

いつものように安定した面白さ。
きちんと結末も示してくれたし良かった良かった。
ただ、途中でどの人の話が本当なんだか分からなくなってきます。
この人は敵なのか?味方なのか?

火星に住むつもりかい?
伊坂幸太郎火星に住むつもりかい? についてのレビュー
No.82:
(7pt)

家族シアターの感想

これはほのぼのした話の短編集で、ミステリーではない。
こういうジャンルも書くのだな〜という感想。

家族シアター (講談社文庫)
辻村深月家族シアター についてのレビュー

No.81:

友罪

友罪

薬丸岳

No.81:
(8pt)

友罪の感想

友人が犯罪者だったら。
この視点で話は進みますが、ところどころに気になる点が。
それは、自分の友人に対する罪。
「友人の自殺を止めれなかった」
これだけで、毎晩うなされるほど苦しめられるだろうか?
「友罪」という題名は、友人が犯した罪だけでなく、
友人へ犯した罪という意味でもあったのですね。
友罪
薬丸岳友罪 についてのレビュー
No.80:
(7pt)

犯罪小説家の感想

序盤は、小説「凍て鶴」から「落下の会」につながる強引な展開に入り込めず、また、なかなか進まない冗長なページが苦痛でした。
しかし、落下の会の真相が徐々に明らかになり、たたみかけるように結末をむかえる展開はとても良かったです。

犯罪小説家 (双葉文庫)
雫井脩介犯罪小説家 についてのレビュー
No.79:
(7pt)

キャプテンサンダーボルトの感想

井坂幸太郎ならではのセリフの言い回しは、合作でも生かされてます。
伊坂さんの作品には、たびたび子供っぽい大人が登場します。
でも現実、真面目に働いているサラリーマンの心のなかにも、少しくらい子供の頃のヒーロー像が残っていて、心の支えになっていると思います。
きっと作者さんたちも、夢中だったんでしょうね。
キャプテンサンダーボルト 新装版 (新潮文庫)
阿部和重キャプテンサンダーボルト についてのレビュー
No.78:
(7pt)

七つの海を照らす星の感想

児童養護施設が舞台ということで、あまり共感できるものもなく入り込めなかったです。
良く練られて作り込んだ感じはしますが、残念ですが、伏線がさり気なすぎて自分にはピンと来ませんでした。

七つの海を照らす星 (創元推理文庫)
七河迦南七つの海を照らす星 についてのレビュー
No.77:
(8pt)

ハケンアニメ!の感想

ミステリーではないですが、「目線が変わることによる考え方の違い」というものがうまく表現されています。
短編集のような構成ですが、それぞれが関連しているので、舞台裏を覗くような感覚が味わえます。
文庫本のおまけも良かった。
ハケンアニメ!
辻村深月ハケンアニメ! についてのレビュー