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水生 さんのレビュー一覧
水生さんのページへレビュー数122件
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麻耶雄嵩さん初読了。第1部は古典的な本格ミステリーかと思いきや…こりゃあ確かに問題作だ。真相が探偵役の入れ替わりで2転3転するたびに無茶苦茶な物になっていくのは逆に笑えてくる。
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謎の提示→読者への挑戦状→解答というシンプルな構造の安楽椅子(執事)探偵シリーズの第3作(最終作?)。読者層がどちらかというとあまりミステリーを読まない人向けに設定されているため(そのためか賛否両論)、ワンパターン化(様式美と捉える事もできる)を防ぐためか、「彼女は何を奪われたのでございますか」で変化を付け、最終話で原点回帰と見せて衝撃的なラストというのが良かった。
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初読了の東野圭吾ノンシリーズ長編。女性が語り手で探偵役というのも東野さんの作品には珍しい。真相を突き止めようとする事が必ずしも良い結果を導くとは限らない、という様な切ない結末でした。
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日常に潜む狂気を表現しているようにも感じられるミステリー風味の短編集。「芹葉大学の夢と殺人」が個人的ベストです。
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上巻…千里眼シリーズの1つの到達点。クラシックシリーズと新シリーズ数話の伏線が回収されていくが、現時点では良く分からない。
下巻…最も美由紀に好感が持てない展開(上巻)で始まったが、下巻で真相が明らかになるにつれ徐々に解消されていった。美由紀の過去(正体)を明らかにする話であり、千里眼・岬美由紀のリスタート地点であるように感じられた。 |
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今年初読了のエラリー・クイーン。ほとんどがダイイングメッセージもの。自分はダイイングメッセージ系統はあまり好きではない(暗示めいた物は特に)が、それを綺麗に解き明かしてしまうのは爽快だった。
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台本形式なので慣れるまでは少々読みづらかったです。この1つの物語の中にあらゆる問題提議がされている。湊さんの作品には珍しくすっきりとした終わり方も良かったです。
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2つの中編はどちらもきれいな文体でした。読者を(良い意味でも悪い意味でも)微妙な心理状態にさせる。一作目は悲劇を予想させながらも希望を持たせる結末。二作目は全体に不気味さが漂いながらも暖かみを感じさせる終わり方。どちらも面白かったです
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事件に対して真っ向から立ち向かっていく女探偵という構図は、赤川次郎作品群に登場する女主人公を髣髴させる。衝撃的な展開も、それを納得させる説明がなされているのも良かった。
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話のスケールが大きい分、それを収束させる方法もスケールが大きい。暴動を鎮圧させた方法は、(それを予測させる伏線は張られていたとはいえ)あまりのシンプルさに笑ってしまった。
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3話収録。全て手紙のやり取りで構成され過去の事件の謎が紐解かれる。「告白」・「少女」等とは違った温かみのある穏やかな雰囲気の話でした。
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座間味君シリーズはここから始まった。「ハイジャック犯に占領された機内」というクローズドサークルでの殺人事件。結末は幻想的な余韻を感じられた。ハイジャック犯と殺人事件の真犯人の動機は根っこは同じ物ですが、これを理解できるかどうかで面白さが変わってくると思う。
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見事にひっかけられた。気づきそうなところはあったのに(負け惜しみ)。過去と現在の交叉が徐々に小刻みになってくる演出も良かったです。真相は哀しい物でしたが、ラストは清々しく感じました。
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「本格ミステリのお約束であるが故にスルーしてしまう不自然さ」を逆手にとって解決に導くという邪道の様だが実は正統派な本格学園ミステリ。前作の本格ミステリ議論が伏線となっている仕掛けが面白かった。
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島荘御大2作目。島田さん流の切り裂きジャック事件の推理を登場人物に語らせているように感じました。余談ですがエンバーミング(和月伸宏)のファンとしても興味を引く人物の名前が出ていて面白かったです。
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今年ドラマ化もされた作品。登場人物の大阪弁での会話が楽しく読めました。
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【ネタバレかも!?】
(1件の連絡あり)[?]
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Ⅰからの続き。空振りばかりが続くのがもどかしく感じただけにラストの疾走感が最高でした。凛田莉子からすればあの犯人を指摘するのは精神的に辛かったんじゃないかと思います。
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ラストが駆け足気味に感じましたが、意外な犯人に驚かされました。主要4人の掛け合いも良かったです。
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過去の新シリーズに比べるとそれほど規模の大きくない話(メフィストも絡まなかった)。今回は教育問題を主軸とした社会派ミステリーでした。結末は意外でしたが納得のいく物でした。
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東川篤哉2作目の読了。ドラマで話題になってたので学校の図書館で借りて、休み時間の合間に読んでました。授業中に思い出し笑いしそうに何度かなりました
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