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水生 さんのレビュー一覧

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レビュー数122

全122件 81~100 5/7ページ

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No.42: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

翼ある闇の感想

麻耶雄嵩さん初読了。第1部は古典的な本格ミステリーかと思いきや…こりゃあ確かに問題作だ。真相が探偵役の入れ替わりで2転3転するたびに無茶苦茶な物になっていくのは逆に笑えてくる。
新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社ノベルス)
麻耶雄嵩翼ある闇 についてのレビュー
No.41:
(7pt)

謎解きはディナーのあとで3の感想

謎の提示→読者への挑戦状→解答というシンプルな構造の安楽椅子(執事)探偵シリーズの第3作(最終作?)。読者層がどちらかというとあまりミステリーを読まない人向けに設定されているため(そのためか賛否両論)、ワンパターン化(様式美と捉える事もできる)を防ぐためか、「彼女は何を奪われたのでございますか」で変化を付け、最終話で原点回帰と見せて衝撃的なラストというのが良かった。
謎解きはディナーのあとで 3 (小学館文庫)
東川篤哉謎解きはディナーのあとで3 についてのレビュー
No.40: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

11文字の殺人の感想

初読了の東野圭吾ノンシリーズ長編。女性が語り手で探偵役というのも東野さんの作品には珍しい。真相を突き止めようとする事が必ずしも良い結果を導くとは限らない、という様な切ない結末でした。
11文字の殺人 新装版 (光文社文庫)
東野圭吾11文字の殺人 についてのレビュー
No.39:
(7pt)

鍵のない夢を見るの感想

日常に潜む狂気を表現しているようにも感じられるミステリー風味の短編集。「芹葉大学の夢と殺人」が個人的ベストです。
鍵のない夢を見る (文春文庫)
辻村深月鍵のない夢を見る についてのレビュー
No.38:
(7pt)

千里眼 美由紀の正体の感想

上巻…千里眼シリーズの1つの到達点。クラシックシリーズと新シリーズ数話の伏線が回収されていくが、現時点では良く分からない。
下巻…最も美由紀に好感が持てない展開(上巻)で始まったが、下巻で真相が明らかになるにつれ徐々に解消されていった。美由紀の過去(正体)を明らかにする話であり、千里眼・岬美由紀のリスタート地点であるように感じられた。
千里眼 美由紀の正体〈上〉 (角川文庫)
松岡圭祐千里眼 美由紀の正体 についてのレビュー
No.37: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

間違いの悲劇の感想

今年初読了のエラリー・クイーン。ほとんどがダイイングメッセージもの。自分はダイイングメッセージ系統はあまり好きではない(暗示めいた物は特に)が、それを綺麗に解き明かしてしまうのは爽快だった。
間違いの悲劇 (創元推理文庫)
エラリー・クイーン間違いの悲劇 についてのレビュー
No.36:
(7pt)

高校入試の感想

台本形式なので慣れるまでは少々読みづらかったです。この1つの物語の中にあらゆる問題提議がされている。湊さんの作品には珍しくすっきりとした終わり方も良かったです。
高校入試
湊かなえ高校入試 についてのレビュー
No.35:
(7pt)

白い部屋で月の歌をの感想

2つの中編はどちらもきれいな文体でした。読者を(良い意味でも悪い意味でも)微妙な心理状態にさせる。一作目は悲劇を予想させながらも希望を持たせる結末。二作目は全体に不気味さが漂いながらも暖かみを感じさせる終わり方。どちらも面白かったです
白い部屋で月の歌を (角川ホラー文庫)
朱川湊人白い部屋で月の歌を についてのレビュー
No.34:
(7pt)

女探偵(ウーマン・アイ)・幽霊殺人事件の感想

事件に対して真っ向から立ち向かっていく女探偵という構図は、赤川次郎作品群に登場する女主人公を髣髴させる。衝撃的な展開も、それを納得させる説明がなされているのも良かった。
女探偵(ウーマン・アイ)・幽霊殺人事件 (双葉ノベルズ)
No.33:
(7pt)

千里眼 運命の暗示の感想

話のスケールが大きい分、それを収束させる方法もスケールが大きい。暴動を鎮圧させた方法は、(それを予測させる伏線は張られていたとはいえ)あまりのシンプルさに笑ってしまった。
千里眼 運命の暗示 完全版―クラシックシリーズ〈3〉 (角川文庫)
松岡圭祐千里眼 運命の暗示 についてのレビュー
No.32: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

往復書簡の感想

3話収録。全て手紙のやり取りで構成され過去の事件の謎が紐解かれる。「告白」・「少女」等とは違った温かみのある穏やかな雰囲気の話でした。
往復書簡
湊かなえ往復書簡 についてのレビュー
No.31:
(7pt)

月の扉の感想

座間味君シリーズはここから始まった。「ハイジャック犯に占領された機内」というクローズドサークルでの殺人事件。結末は幻想的な余韻を感じられた。ハイジャック犯と殺人事件の真犯人の動機は根っこは同じ物ですが、これを理解できるかどうかで面白さが変わってくると思う。
月の扉 (光文社文庫)
石持浅海月の扉 についてのレビュー
No.30: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

アヒルと鴨のコインロッカーの感想

見事にひっかけられた。気づきそうなところはあったのに(負け惜しみ)。過去と現在の交叉が徐々に小刻みになってくる演出も良かったです。真相は哀しい物でしたが、ラストは清々しく感じました。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
伊坂幸太郎アヒルと鴨のコインロッカー についてのレビュー
No.29: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

不気味で素朴な囲われた世界の感想

「本格ミステリのお約束であるが故にスルーしてしまう不自然さ」を逆手にとって解決に導くという邪道の様だが実は正統派な本格学園ミステリ。前作の本格ミステリ議論が伏線となっている仕掛けが面白かった。
不気味で素朴な囲われた世界
西尾維新不気味で素朴な囲われた世界 についてのレビュー
No.28: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

切り裂きジャック・百年の孤独の感想

島荘御大2作目。島田さん流の切り裂きジャック事件の推理を登場人物に語らせているように感じました。余談ですがエンバーミング(和月伸宏)のファンとしても興味を引く人物の名前が出ていて面白かったです。
切り裂きジャック・百年の孤独 (文春文庫)
島田荘司切り裂きジャック・百年の孤独 についてのレビュー
No.27: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

浪花少年探偵団の感想

今年ドラマ化もされた作品。登場人物の大阪弁での会話が楽しく読めました。
新装版 浪花少年探偵団 (講談社文庫)
東野圭吾浪花少年探偵団 についてのレビュー
No.26:
(7pt)
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万能鑑定士Qの事件簿 IIの感想

Ⅰからの続き。空振りばかりが続くのがもどかしく感じただけにラストの疾走感が最高でした。凛田莉子からすればあの犯人を指摘するのは精神的に辛かったんじゃないかと思います。
万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)
松岡圭祐万能鑑定士Qの事件簿 II についてのレビュー
No.25: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

月光ゲーム Yの悲劇'88の感想

ラストが駆け足気味に感じましたが、意外な犯人に驚かされました。主要4人の掛け合いも良かったです。
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)
有栖川有栖月光ゲーム Yの悲劇'88 についてのレビュー
No.24:
(7pt)

千里眼の教室の感想

過去の新シリーズに比べるとそれほど規模の大きくない話(メフィストも絡まなかった)。今回は教育問題を主軸とした社会派ミステリーでした。結末は意外でしたが納得のいく物でした。
千里眼の教室 (角川文庫)
松岡圭祐千里眼の教室 についてのレビュー
No.23:
(7pt)

謎解きはディナーのあとでの感想

東川篤哉2作目の読了。ドラマで話題になってたので学校の図書館で借りて、休み時間の合間に読んでました。授業中に思い出し笑いしそうに何度かなりました
謎解きはディナーのあとで (小学館文庫)
東川篤哉謎解きはディナーのあとで についてのレビュー