■スポンサードリンク
水生 さんのレビュー一覧
水生さんのページへレビュー数152件
閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
「また買ってしまった──。」の書き出しから始まる7篇の幻想奇譚。現代を舞台にしているのにどこかレトロな文章と幻想的な世界観が見事に組み合わさっていて面白かったです。個人的ベストは『こちらX探偵局/怪人幽鬼博士の巻』です。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
「意地悪な食卓」から連なる、「食」をテーマにしたホラー短編集。想像していた内容よりも前向きな結末のものが多かったように思いました。「料理講座」が個人的ベストです。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
久々の赤川次郎。スケールの大きい真相と切ない結末が印象的。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
「教育問題」・「数学の魅力」というストーリーを支配するテーマがあり、事件のwhoとwhyを先に示し、数学的知識を用いて、敵側から提示された謎を推理する。社会派推理小説と本格パズラー小説を同時に成立させていて面白かった。個人的ベストは「悪魔との約束」です。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
汀こるものさん初読了。和風ファンタジー&青春コメディー。個々のキャラクターが立っている(史郎坊さんが好きなキャラクター)と感じた。マニアックなサブカルチャーネタの中に風刺のきいたブラックジョークが混ざるのも面白い。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
泡坂妻夫さん初読了。「掘出された童話」が個人的ベストです。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
事件に対する思いや姿勢は異なっていても、解決に向かおうとする姿勢は共通している。ラストのカーチェイス辺りから、全貌が明らかになってくるのが良かった。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
「華やかな野獣」・「暗闇の中の猫」「睡れる花嫁」の全3編。「女傑」をコンセプトにした話で統一されている。等々力警部初対面の事件が描かれた話もある。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
第8回(1962年)江戸川乱歩賞受賞作。男子禁制のアパートで繰り広げられる怪しげな人間模様は、後に新本格全盛期に形成される「館もの」の元祖の様に感じられる。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
殺人鬼の手記と小説家・竹本健治の現実世界、そして作中で彼が描いている小説とが、それぞれの作中作としてループした小説。個々のエピソードは面白く読めたが全体としては何だかよく理解できないまま終わった。確かにただの推理小説(ミステリ)ではなく疑似推理小説(ミステロイド)という感じだった。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
首のない死体・内股の入れ墨、さあ殺されたのはどちらの女か…。王道のガジェットに横溝正史らしいアレンジが加えられている。自動車が使われるシーンがあったりと現代的な雰囲気は新鮮味がある。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
村上春樹初の読了。良く分からないストーリーなのにぐいぐいと読まされる。個人的ベストは「沈黙」と「氷男」です。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
向井直子の大貫警部への扱い方がどんどん巧くなっていくのが可笑しい。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
大貫警部の違った一面が垣間見れる。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
「人間消失もの」である表題作が個人的ベストです。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
序盤のスランプを脱してから後半での起死回生の逆転劇。パターン化しているとはいえカタルシスは感じられる。「アンパンマン」は…さすがに騙しすぎ(笑)
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
合金に変わる金の延べ棒の謎・小説の盗作事件・ペンダント紛失事件、それらが交差し合ったのちに徐々に解かれていく。ペンダント消失の犯人特定とトリック解明のロジックが特に良かった。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
由利麟太郎シリーズ1編・三津木俊助シリーズ2編。表題作は犯人の意外性はあまり無いが、凶器の隠し方に関してはその犯人ならではだと思った。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
上巻…中盤まであまりホラーっぽくないなぁと思いながら読んでいたら…小野不由美さんの「屍鬼」がこれをモチーフにしていたという意味が分かりかけた所で下巻に続く。ちなみに綾辻行人「Another」の榊原恒一が入院中に読んでいたホラー小説らしい。
下巻…「吸血鬼」の存在が判明するや否や打って変わってアクション・サスペンス小説に。あまりホラーっぽくなかったがサスペンスとしては面白かった。 |
||||
|
||||
|