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水生 さんのレビュー一覧

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レビュー数152

全152件 61~80 4/8ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.92:
(6pt)

奇譚を売る店の感想

「また買ってしまった──。」の書き出しから始まる7篇の幻想奇譚。現代を舞台にしているのにどこかレトロな文章と幻想的な世界観が見事に組み合わさっていて面白かったです。個人的ベストは『こちらX探偵局/怪人幽鬼博士の巻』です。
奇譚を売る店
芦辺拓奇譚を売る店 についてのレビュー
No.91:
(6pt)

最後の晩餐の感想

「意地悪な食卓」から連なる、「食」をテーマにしたホラー短編集。想像していた内容よりも前向きな結末のものが多かったように思いました。「料理講座」が個人的ベストです。
最後の晩餐 (角川ホラー文庫)
新津きよみ最後の晩餐 についてのレビュー
No.90:
(6pt)

死者の学園祭の感想

久々の赤川次郎。スケールの大きい真相と切ない結末が印象的。
死者の学園祭―赤川次郎ミステリーコレクション〈1〉
赤川次郎死者の学園祭 についてのレビュー
No.89:
(6pt)

浜村渚の計算ノートの感想

「教育問題」・「数学の魅力」というストーリーを支配するテーマがあり、事件のwhoとwhyを先に示し、数学的知識を用いて、敵側から提示された謎を推理する。社会派推理小説と本格パズラー小説を同時に成立させていて面白かった。個人的ベストは「悪魔との約束」です。
浜村渚の計算ノ-ト (講談社文庫)
青柳碧人浜村渚の計算ノート についてのレビュー
No.88:
(6pt)

ただし少女はレベル99の感想

汀こるものさん初読了。和風ファンタジー&青春コメディー。個々のキャラクターが立っている(史郎坊さんが好きなキャラクター)と感じた。マニアックなサブカルチャーネタの中に風刺のきいたブラックジョークが混ざるのも面白い。
ただし少女はレベル99 (講談社ノベルス)
汀こるものただし少女はレベル99 についてのレビュー
No.87: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

亜愛一郎の狼狽の感想

泡坂妻夫さん初読了。「掘出された童話」が個人的ベストです。
亜愛一郎の狼狽 (創元推理文庫)
泡坂妻夫亜愛一郎の狼狽 についてのレビュー
No.86:
(6pt)

警察庁広域特捜官 梶山俊介<広島・尾道「刑事殺し」>の感想

事件に対する思いや姿勢は異なっていても、解決に向かおうとする姿勢は共通している。ラストのカーチェイス辺りから、全貌が明らかになってくるのが良かった。
警察庁広域特捜官 梶山俊介<広島・尾道「刑事殺し」> (講談社文庫)
No.85: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

華やかな野獣の感想

「華やかな野獣」・「暗闇の中の猫」「睡れる花嫁」の全3編。「女傑」をコンセプトにした話で統一されている。等々力警部初対面の事件が描かれた話もある。
華やかな野獣 (角川文庫)
横溝正史華やかな野獣 についてのレビュー
No.84:
(6pt)

大いなる幻影の感想

第8回(1962年)江戸川乱歩賞受賞作。男子禁制のアパートで繰り広げられる怪しげな人間模様は、後に新本格全盛期に形成される「館もの」の元祖の様に感じられる。
大いなる幻影 (講談社文庫 と 3-1)
戸川昌子大いなる幻影 についてのレビュー
No.83:
(6pt)

ウロボロスの偽書の感想

殺人鬼の手記と小説家・竹本健治の現実世界、そして作中で彼が描いている小説とが、それぞれの作中作としてループした小説。個々のエピソードは面白く読めたが全体としては何だかよく理解できないまま終わった。確かにただの推理小説(ミステリ)ではなく疑似推理小説(ミステロイド)という感じだった。
新装版 ウロボロスの偽書(上) (講談社文庫)
竹本健治ウロボロスの偽書 についてのレビュー
No.82:
(5pt)

スペードの女王の感想

首のない死体・内股の入れ墨、さあ殺されたのはどちらの女か…。王道のガジェットに横溝正史らしいアレンジが加えられている。自動車が使われるシーンがあったりと現代的な雰囲気は新鮮味がある。
スペードの女王 (角川文庫 緑 304-31)
横溝正史スペードの女王 についてのレビュー
No.81:
(6pt)

名探偵 木更津悠也の感想

「白幽霊」は複数の意味で傑作。お互いの役割に対して自覚的というか、矜持を持っているというか。

▼以下、ネタバレ感想
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名探偵 木更津悠也 (光文社文庫)
麻耶雄嵩名探偵 木更津悠也 についてのレビュー
No.80:
(6pt)

レキシントンの幽霊の感想

村上春樹初の読了。良く分からないストーリーなのにぐいぐいと読まされる。個人的ベストは「沈黙」と「氷男」です。
レキシントンの幽霊 (文春文庫)
村上春樹レキシントンの幽霊 についてのレビュー
No.79:
(6pt)

豪華絢爛殺人事件の感想

向井直子の大貫警部への扱い方がどんどん巧くなっていくのが可笑しい。
豪華絢爛殺人事件 (講談社文庫)
赤川次郎豪華絢爛殺人事件 についてのレビュー
No.78:
(6pt)

女優志願殺人事件の感想

大貫警部の違った一面が垣間見れる。
女優志願殺人事件 (講談社ノベルス)
赤川次郎女優志願殺人事件 についてのレビュー
No.77:
(6pt)

流行作家殺人事件の感想

「人間消失もの」である表題作が個人的ベストです。
流行作家殺人事件 (講談社文庫)
赤川次郎流行作家殺人事件 についてのレビュー
No.76: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

万能鑑定士Qの事件簿VIIIの感想

序盤のスランプを脱してから後半での起死回生の逆転劇。パターン化しているとはいえカタルシスは感じられる。「アンパンマン」は…さすがに騙しすぎ(笑)
万能鑑定士Qの事件簿VIII      (角川文庫)
松岡圭祐万能鑑定士Qの事件簿VIII についてのレビュー
No.75:
(6pt)

万能鑑定士Qの事件簿VIIの感想

合金に変わる金の延べ棒の謎・小説の盗作事件・ペンダント紛失事件、それらが交差し合ったのちに徐々に解かれていく。ペンダント消失の犯人特定とトリック解明のロジックが特に良かった。
万能鑑定士Qの事件簿VII (角川文庫)
松岡圭祐万能鑑定士Qの事件簿VII についてのレビュー
No.74:
(6pt)

仮面劇場の感想

由利麟太郎シリーズ1編・三津木俊助シリーズ2編。表題作は犯人の意外性はあまり無いが、凶器の隠し方に関してはその犯人ならではだと思った。
仮面劇場 (角川文庫 緑 304-18)
横溝正史仮面劇場 についてのレビュー
No.73: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

呪われた町の感想

上巻…中盤まであまりホラーっぽくないなぁと思いながら読んでいたら…小野不由美さんの「屍鬼」がこれをモチーフにしていたという意味が分かりかけた所で下巻に続く。ちなみに綾辻行人「Another」の榊原恒一が入院中に読んでいたホラー小説らしい。
下巻…「吸血鬼」の存在が判明するや否や打って変わってアクション・サスペンス小説に。あまりホラーっぽくなかったがサスペンスとしては面白かった。
呪われた町 (上) (集英社文庫)
スティーヴン・キング呪われた町 についてのレビュー