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ぷぅちゃん さんのレビュー一覧

ぷぅちゃんさんのページへ
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.41pt

レビュー数29

全29件 1~20 1/2ページ
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※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.29:
(10pt)

キャプテンサンダーボルトの感想

久しぶりにワクワク、ドキドキしました。
問答無用でオススメ☆10

阿部和重さんと伊坂幸太郎さんとの合作とのことで、「どこを誰が書いている」みたいな境目は無く、まさに合作とのことです。(解説より)
こんなに話が一つにまとまるのは驚きです。

伊坂作品をほぼ読破した私ですが、あれ、一番好きかもしれない。

ボーナストラックが収録されているので文庫版がオススメです。

▼以下、ネタバレ感想
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キャプテンサンダーボルト 新装版 (新潮文庫)
阿部和重キャプテンサンダーボルト についてのレビュー
No.28:
(8pt)

青い鳥の感想

短編8作構成。
それぞれの話に繋がりはないが、村内先生という非常勤講師が共通して登場する。この村内先生がヒーローなんです。

「間に合ってよかった」

涙腺崩壊必至。気をつけろ、電車で読むな!!

※ミステリ要素はゼロ。

▼以下、ネタバレ感想
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青い鳥
重松清青い鳥 についてのレビュー
No.27: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

秘密の感想

問答無用でオススメです。

多くの人が言っているように、読み手の性別や家族構成、家庭環境によって感じ方が異なると思いますが、この評価の高さが作品の素晴らしさを物語っているのではないでしょうか。

妻と娘がいる私の感想としてですが、どんぴしゃで、平介に感情移入してしまいました…。


▼以下、ネタバレ感想
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秘密 (文春文庫)
東野圭吾秘密 についてのレビュー
No.26:
(6pt)

世界から猫が消えたならの感想

サイト内の評価、低っく…。
まぁ、このサイトではしょうがないでしょうね、だってミステリではありませんから。同じ指標で比べられるモノではないので。

確かに文章はちょっと子どもっぽくて、「作文の様」だと言われれば確かに。
しかし、内容はちょっと考えさせられるモノがありました。
また、胸の内側の遠い記憶をえぐられる様な感覚に陥りました。(個人の感想です)


▼以下、ネタバレ感想
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世界から猫が消えたなら (小学館文庫)
川村元気世界から猫が消えたなら についてのレビュー
No.25: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ハサミ男の感想

ランキング上位の本ですが、期待し過ぎず、前知識を入れずに0ベースから読んだらかなり楽しめました。

▼以下、ネタバレ感想
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ハサミ男 (講談社文庫)
殊能将之ハサミ男 についてのレビュー
No.24: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

百年法の感想

大満足。ありがとうございます。

まず設定がいいですね、不老化処置【HAVI】と、生存制限法【百年法】。老いないので実年齢はほぼ意味をなさず、「ナンパしたら祖母だった」というシチュエーションを想像したら笑ってしまいました。

登場人物が非常に多く、地の文も固定の目線で描かれているわけではないのですが非常に読みやすかったです。(文庫で読みましたが、登場人物一覧ページもあるので親切設計)
時間がいきなり飛ぶので一瞬「んっ」となりますが、読んでいればすぐに解決するので問題なし。

続きが気になってどんどん読めますよ、オススメです!

▼以下、ネタバレ感想
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百年法 上
山田宗樹百年法 についてのレビュー
No.23: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

アイネクライネナハトムジークの感想

文庫化されていたので即買い。
読みかけの本を放り投げ、こちらを即読みました。

内容は短編6作ですが、全てのストーリーはつながっており、まさに伊坂ワールド。「ここでつながる」快感は好きな人にはヤミツキです。

伊坂作品には珍しく、まともな人間しか出て来ず(泥棒とか暗殺者は出てこない)、恋愛要素が多く散りばめられています。ということは、悪らしい悪も出て来ないので、例えば「マリアビートル」「ゴールデンスランバー」等の巨悪に立ち向う系が好きな人には退屈かもしれません。

似ているとすれば「砂漠」。
私はどちらかと言うと、日常感溢れる系が好きなので、かなり高評価にさせてもらいました。

また、斉藤和義さんとコラボした作品になっている為、斉藤和義さんの楽曲が好きな方は特にに楽しめるのではないでしょうか。
アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫)
No.22:
(1pt)

ノルウェイの森の感想

村上春樹氏の作品初めて読みました。
…はい。キライです。オススメしません。
下ネタ注意。

▼以下、ネタバレ感想
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ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)
村上春樹ノルウェイの森 についてのレビュー
No.21:
(10pt)

クロスファイアを読む前に「燔祭」読むべし!

〜まず最初に、クロスファイアを楽しむためには
「燔祭」(はんさい)という作品を読んでください。
(鳩笛草という短編集に収録)
読まないとその楽しさが半減します。
「燔祭」を読まない=バックトゥーザフューチャーを2から観るのと同じです(笑)〜

クロスファイアは上下巻に別れ、合計で700ページにも及ぶ長編ですが、そのボリュームに見合うストーリー展開と結末に大満足。

前作とのつながりが多く、まさか前作のあの場面が今作の重要な手がかりになるなんて…!

時間軸は「燔祭」の終わりから数年後。
「燔祭」の主人公【多田一樹】も登場しますよ。
全部読むのがオススメです。

▼以下、ネタバレ感想
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クロスファイア(上) (光文社文庫)
宮部みゆきクロスファイア についてのレビュー
No.20: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

半落ちの感想

アルツハイマーの妻を殺した後、空白の2日間。
その理由がわかった時、涙が止まりませんでした。

通勤電車でぐじゅぐじゅです。
お昼まで仕事になりません。

オススメです。

▼以下、ネタバレ感想
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半落ち (講談社文庫)
横山秀夫半落ち についてのレビュー
No.19:
(5pt)

火車の感想

長編ですが続きが気になり、どんどん読めました。

長編あるあるですが、登場人物が多くなると、読書再開のタイミングで誰が誰だわからなくなる作品って多いですよね。
そこはさすが宮部みゆき!
登場人物の個性をまるで映像のように表現できる描写力!

落ちに関しては賛否両論分かれるでしょう。


▼以下、ネタバレ感想
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火車 (新潮文庫)
宮部みゆき火車 についてのレビュー
No.18: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

さよならドビュッシーの感想

このお話の凄いところは、
ミステリ小説と音楽小説の両側面があり、どちらも喧嘩せず、中途半端にもならずに1つの物語として成立しているところです。

音楽、特にクラッシックの知識に乏しい自分は、
登場する曲名や、作曲家の名前もろくに知らなかったのですが、いざ演奏のシーンでは作者の描写力に愕然。

演奏者の指使いや吐息や姿勢、観客の表情や感動がまるで映像を見ているように鮮明に見えました。

(演奏シーンの描写でもっと凄いことがあったのですがそれは↓ネタバレで。)

音楽用語が多いため、詳しい人はもっと別の楽しみ方が出来るんだろうなと羨ましくなりました。

ミステリ要素に関しても良くできており、終盤の展開はかなりオススメ。

(★が伸びなかった理由は、自分は結果読めてしまったため。どんでん返しを意識しすぎて…)


▼以下、ネタバレ感想
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さよならドビュッシー (宝島社文庫)
中山七里さよならドビュッシー についてのレビュー
No.17: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

龍は眠るの感想

宮部みゆき、超能力シリーズ。

雑誌記者の主人公が超能力少年に出会う。
最初は超能力の存在に半信半疑だった主人公も、
その能力をまじまじと見せつけられ、
徐々に信じてゆく。

序盤から伏線として登場していた白紙の封筒が、
物語後半で、不可思議な事件に変貌して行く。
巻き込まれた主人公と超能力少年の活躍は、
読む手が止まらぬ面白さでした。

本のボリュームの割には、
内容は少し薄く感じました。
もう一波乱欲しかった。

▼以下、ネタバレ感想
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龍は眠る (新潮文庫)
宮部みゆき龍は眠る についてのレビュー
No.16: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

君の膵臓をたべたいの感想

凄いタイトルですね。

登場人物は高校生の男女。あらすじの通り、女の子の余命が残りわずかです。

嫁が「3回泣く」と薦めてきたので読んでみました。
1回泣きました。多分その泣きポイントの違いは、登場人物のどちらに感情移入しているか、なんだと思います。

余命わずかとわかってて、必ず泣くぞと言われてて、絶対泣くわけないと思ったんだけど…まじか…

ミステリ漬けの皆さん、味変えにオススメ。
ミステリではないので評価は★8にしときますね。

▼以下、ネタバレ感想
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君の膵臓をたべたい (双葉文庫)
住野よる君の膵臓をたべたい についてのレビュー
No.15:
(9pt)

鳩笛草の感想

・朽ちてゆくまで
・燔祭
・鳩笛草

以上、3作品が収録されており、タグにある通り、
すべて超能力に関するお話し。

ただ「超能力が使えますー、こんなことが出来ますー、
こんな事件を起こしました/解決しましたー」という
単純なものじゃない。

話は独立しているが、共通して描かれているのは、
能力を持っている人にしかわからない葛藤。

3つのそれが悲しくて、
ついつい結末が知りたくて、一気に読めます。

燔祭に関しては、続編があるとのこと!!
絶対読む!

▼以下、ネタバレ感想
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鳩笛草―燔祭・朽ちてゆくまで (光文社文庫)
宮部みゆき鳩笛草 についてのレビュー
No.14: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

レベル7の感想

「記憶をなくしたカップル」の物語と
「失踪した女子高生」の物語が同時進行し、
結末で繋がる王道の展開。

大好きでした、この作品。

中だるみするとか、途中で飽きるとか意見がありましたが、全くそんなことない!むしろ続きが気になって読む手が止まらない!

最後の最後まで、ワクワクさせてくれました。

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レベル7(セブン) (新潮文庫)
宮部みゆきレベル7 についてのレビュー

No.13:

魔笛 (講談社文庫)

魔笛

野沢尚

No.13:
(8pt)

魔笛の感想

「渋谷スクランブル交差点で発生した無差別爆弾テロ」
から始まるこの長編小説は、読み終えるのに苦労しました。

テロリストの残虐性と警察の闇、
ある家族の崩壊と主人公の葛藤。

読み進めるのが辛くなるほどリアルな描写で、
思わず本を閉じてしまったこともありました。

逆にそのリアルな描写によって、
登場人物のかっこよさに、ここまで惚れた作品も
初めてでした。

読み終えるのに苦労したもう一つ理由としては、
物語が主人公ではないある1人の死刑囚目線で描かれていることで、
地の文の表現が遠回しになっています。
さらに手紙(手記)という設定のためか、
日本語がいかんせん難しかった。

国語力の無い私は何度Google先生にお世話になったか。

後味がよかったので、オススメ。
途中暗い話だったから尚更よかった。

▼以下、ネタバレ感想
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魔笛 (講談社文庫)
野沢尚魔笛 についてのレビュー
No.12:
(9pt)

ステップファザー・ステップの感想

ひょんな事から中学生の双子坊主の父親を演じる事になった主人公。(職業:泥棒)

弱みを握られているため、その後も偽父親生活から逃げるに逃げられない状態で繰り広げられる7つのストーリー。個々の話でそれぞれ、謎解き/ミステリ要素があり、7回楽しめました。

他の登場人物もユニークで、この偽家族の周りに華を添えています。

題名の通り、物語が進むにつれ、主人公の気持ちの変化と成長を感じられ、もっとずっと読んでいたいと思わせてくれた作品でした。
ステップファザー・ステップ (講談社文庫)
宮部みゆきステップファザー・ステップ についてのレビュー
No.11: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

セカンド・ラブの感想

盛りだくさんすぎる、ちょっと読み終えて混乱しましたので時間を空けて感想を書いてます。

とりあえず、どんでん返しという意味で、
私個人としては「イニシエーションラブ」では全くひっかからなかった癖に、こちら「セカンドラブ」では見事に、というか素直にひっかかりました。
だから大満足…と描きたいところですが…

評価があまり伸びない理由は…

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セカンド・ラブ (文春文庫)
乾くるみセカンド・ラブ についてのレビュー
No.10:
(7pt)

チヨ子の感想

下記の5作品が収録された短編集です。

①雪娘
②オモチャ
③チヨ子
④いしまくら
⑤聖痕

文庫本全体で200ページ位しかなく、1つの話は40ページ前後で構成されている為、スラスラ読めます。
5つの話につながりはなく、それぞれが独立しているので、感想や評価というのも難しいですが…あとがきにうまい具合に一言でまとめられていたので引用させてもらうと…

「超常現象を題材にしたすこし不思議系の中短編集」(評論家/大森望氏)との事です。
まさにその通りでした。


▼以下、ネタバレ感想
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チヨ子 (光文社文庫)
宮部みゆきチヨ子 についてのレビュー


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