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ぷぅちゃん さんのレビュー一覧

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レビュー数10

全10件 1~10 1/1ページ

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No.10:
(10pt)

キャプテンサンダーボルトの感想

久しぶりにワクワク、ドキドキしました。
問答無用でオススメ☆10

阿部和重さんと伊坂幸太郎さんとの合作とのことで、「どこを誰が書いている」みたいな境目は無く、まさに合作とのことです。(解説より)
こんなに話が一つにまとまるのは驚きです。

伊坂作品をほぼ読破した私ですが、あれ、一番好きかもしれない。

ボーナストラックが収録されているので文庫版がオススメです。

▼以下、ネタバレ感想
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キャプテンサンダーボルト 新装版 (新潮文庫)
阿部和重キャプテンサンダーボルト についてのレビュー
No.9: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

秘密の感想

問答無用でオススメです。

多くの人が言っているように、読み手の性別や家族構成、家庭環境によって感じ方が異なると思いますが、この評価の高さが作品の素晴らしさを物語っているのではないでしょうか。

妻と娘がいる私の感想としてですが、どんぴしゃで、平介に感情移入してしまいました…。


▼以下、ネタバレ感想
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秘密 (文春文庫)
東野圭吾秘密 についてのレビュー
No.8: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

百年法の感想

大満足。ありがとうございます。

まず設定がいいですね、不老化処置【HAVI】と、生存制限法【百年法】。老いないので実年齢はほぼ意味をなさず、「ナンパしたら祖母だった」というシチュエーションを想像したら笑ってしまいました。

登場人物が非常に多く、地の文も固定の目線で描かれているわけではないのですが非常に読みやすかったです。(文庫で読みましたが、登場人物一覧ページもあるので親切設計)
時間がいきなり飛ぶので一瞬「んっ」となりますが、読んでいればすぐに解決するので問題なし。

続きが気になってどんどん読めますよ、オススメです!

▼以下、ネタバレ感想
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百年法 上
山田宗樹百年法 についてのレビュー
No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

アイネクライネナハトムジークの感想

文庫化されていたので即買い。
読みかけの本を放り投げ、こちらを即読みました。

内容は短編6作ですが、全てのストーリーはつながっており、まさに伊坂ワールド。「ここでつながる」快感は好きな人にはヤミツキです。

伊坂作品には珍しく、まともな人間しか出て来ず(泥棒とか暗殺者は出てこない)、恋愛要素が多く散りばめられています。ということは、悪らしい悪も出て来ないので、例えば「マリアビートル」「ゴールデンスランバー」等の巨悪に立ち向う系が好きな人には退屈かもしれません。

似ているとすれば「砂漠」。
私はどちらかと言うと、日常感溢れる系が好きなので、かなり高評価にさせてもらいました。

また、斉藤和義さんとコラボした作品になっている為、斉藤和義さんの楽曲が好きな方は特にに楽しめるのではないでしょうか。
アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫)
No.6:
(10pt)

クロスファイアを読む前に「燔祭」読むべし!

〜まず最初に、クロスファイアを楽しむためには
「燔祭」(はんさい)という作品を読んでください。
(鳩笛草という短編集に収録)
読まないとその楽しさが半減します。
「燔祭」を読まない=バックトゥーザフューチャーを2から観るのと同じです(笑)〜

クロスファイアは上下巻に別れ、合計で700ページにも及ぶ長編ですが、そのボリュームに見合うストーリー展開と結末に大満足。

前作とのつながりが多く、まさか前作のあの場面が今作の重要な手がかりになるなんて…!

時間軸は「燔祭」の終わりから数年後。
「燔祭」の主人公【多田一樹】も登場しますよ。
全部読むのがオススメです。

▼以下、ネタバレ感想
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クロスファイア(上) (光文社文庫)
宮部みゆきクロスファイア についてのレビュー
No.5: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

半落ちの感想

アルツハイマーの妻を殺した後、空白の2日間。
その理由がわかった時、涙が止まりませんでした。

通勤電車でぐじゅぐじゅです。
お昼まで仕事になりません。

オススメです。

▼以下、ネタバレ感想
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半落ち (講談社文庫)
横山秀夫半落ち についてのレビュー
No.4:
(9pt)

鳩笛草の感想

・朽ちてゆくまで
・燔祭
・鳩笛草

以上、3作品が収録されており、タグにある通り、
すべて超能力に関するお話し。

ただ「超能力が使えますー、こんなことが出来ますー、
こんな事件を起こしました/解決しましたー」という
単純なものじゃない。

話は独立しているが、共通して描かれているのは、
能力を持っている人にしかわからない葛藤。

3つのそれが悲しくて、
ついつい結末が知りたくて、一気に読めます。

燔祭に関しては、続編があるとのこと!!
絶対読む!

▼以下、ネタバレ感想
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鳩笛草―燔祭・朽ちてゆくまで (光文社文庫)
宮部みゆき鳩笛草 についてのレビュー
No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

レベル7の感想

「記憶をなくしたカップル」の物語と
「失踪した女子高生」の物語が同時進行し、
結末で繋がる王道の展開。

大好きでした、この作品。

中だるみするとか、途中で飽きるとか意見がありましたが、全くそんなことない!むしろ続きが気になって読む手が止まらない!

最後の最後まで、ワクワクさせてくれました。

▼以下、ネタバレ感想
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レベル7(セブン) (新潮文庫)
宮部みゆきレベル7 についてのレビュー
No.2:
(9pt)

ステップファザー・ステップの感想

ひょんな事から中学生の双子坊主の父親を演じる事になった主人公。(職業:泥棒)

弱みを握られているため、その後も偽父親生活から逃げるに逃げられない状態で繰り広げられる7つのストーリー。個々の話でそれぞれ、謎解き/ミステリ要素があり、7回楽しめました。

他の登場人物もユニークで、この偽家族の周りに華を添えています。

題名の通り、物語が進むにつれ、主人公の気持ちの変化と成長を感じられ、もっとずっと読んでいたいと思わせてくれた作品でした。
ステップファザー・ステップ (講談社文庫)
宮部みゆきステップファザー・ステップ についてのレビュー
No.1: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

リピートの感想

タイムトラベル系も好きだしミステリーも好きなので、本作は大好きでした。

「リプレイ」+「そして誰もいなくなった」

とは、作者の意図するところかどうかはわかりませんが、うまい例えだなぁと思います。

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リピート (文春文庫)
乾くるみリピート についてのレビュー