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ももか さんのレビュー一覧

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レビュー数140

全140件 101~120 6/7ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.40: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

多少の雑さに目をつむれば

物語の展開、スピード感は楽しめます。
ただ、もう少し丁寧に書いて欲しかったな~という思いがあります。

ミステリー小説でも(犯人もオチも謎も何もかも分かっているのに)、もう一度読んでみたいと思うものがあります。
この小説は、二度目はないですね。
どうなるんだろうという、その点だけが気になって夢中で読める作品には違いないのだけど
細部がちょっと残念です。

ハリー・クバート事件 上
No.39:
(6pt)

一つ一つの会話は面白いのですが

ダルジール警視ものとしては、あまり好きな小説ではありませんでした。
登場する人物の個性も活かされ、ヒル得意の人物描写も優れているのですが
どうしてダメなんだろう???

たぶん、ダルジールとパスコーとその他の刑事さんたちの絡みが少なかったせいかな?
ああいう「ファリミー」が活きてこそ、レジナルドヒル!だと思います。

四月の屍衣 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
レジナルド・ヒル四月の屍衣 についてのレビュー
No.38:
(6pt)

普通に?面白く楽しめる!

ダルジール警視ファンの方には普通にお薦めできます。
はじめてのダルジール警視ものでしたら、古いものを一度読んでからの方がいいかもしれません。
登場する刑事さんたちは、個性派揃いなので
各人の特徴を?踏まえてからの方が読みやすいかもしれません。


死にぎわの台詞 (ハヤカワ ポケット ミステリ―ダルジール警視シリーズ)
レジナルド・ヒル死にぎわの台詞 についてのレビュー
No.37:
(6pt)

ジャンレノみたいな?ブルースウィリスみたいな?

あるいは、ジャックリーチャーみたいな。

ミステリーというよりも、アクションものといった方が近いかもしれません。
主人公の顔はなかなか想像できませんでしたが
若い頃のブラッドピットみたいな感じでしょうか。
刑事役は、冗談を言わないブルースウィリスかな?
ジャンレノだと、ちょっと知的すぎる?かもしれません。

ジョーネスボ作品は、初めて読んだ「スノーマン」が意表をついてて良かったので
二作目にこの小説を選びましたが、もういいかな~。

ザ・サン 上 罪の息子 (集英社文庫)
ジョー・ネスボザ・サン 罪の息子 についてのレビュー
No.36: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

PDジェイムズ三作目

三作目となると、段々作者の持ち味?カラーといった、その人ならではの特徴がわかってきます。
二作目の「策謀と欲望」よりは、「原罪」の方が入りやすかったですね。
(入りやすいと把握しやすいとは、ちょっと違うものですが)
読み進めながら何度も何度も登場人物リストを確認しました。
なじみが無い名前という点もあるのでしょうが、ここを省略しないのが
PDジェイムズを好きになるコツ?だと思います。

原罪 (上) (ハヤカワ ポケット ミステリ 1629)
P・D・ジェイムズ原罪 についてのレビュー
No.35:
(6pt)

ダルジール警視ファンにはお薦めです

初めてのダルジールものなら、この本の前に最低三冊は読んでおいて欲しい。
なぜなら、ダルジール警視の性格、まわりの刑事の性格
職場環境等々を把握していないと、さっぱり?分からない状況になるからです。

ダルジールファンの私としては、題名がイマイチでした。



午前零時のフーガ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
レジナルド・ヒル午前零時のフーガ についてのレビュー
No.34:
(6pt)

期待していたほどではなく。

でも、及第点にはいってます。
トマスHクック氏の本は好みでよく読んでいますが
その他の作品と比べるとちょっと落ちますね。
この点は人の趣味趣向の分かれるところではありますが
私は「記憶シリーズ」が一番好きです。
彼は大人の人物を書くよりも、少年少女を書いた方が断然上手いと想います。

サンドリーヌ裁判 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
トマス・H・クックサンドリーヌ裁判 についてのレビュー
No.33:
(6pt)

ダルジール警視ファンにはお薦めです

登場人物の性格や私生活。
ダルジール警視の諸々のクセ。
彼のお得意な返しが冗談だと即座に通じる方にはお薦めです。
はじめて読む方にはちょっと難しいかもしれません。

レジナルドヒル氏は、短編よりも長編の方がいいですね。
短編だと、ページの制限のため、半分以上過ぎると「風呂敷」を畳まないといけません。
事件の行方よりも、当意即妙の会話が好きな私には短編集は物足りませんでした。


ダルジール警視と四つの謎 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
No.32:
(6pt)

ちょっと物足りないかもしれませんが

記憶シリーズを読破された方には物足りないかもしれません。
今回はミステリーというよりも、親子関係を中心に書かれているので
ドキドキハラハラをお望みの方にはお薦めできません。
クックの小説が好きなので続けて読んでいますが。

題名と表紙についてのお願いです。出版社の方はもう少し力を入れてください。
せっかくのクック氏の作品が泣いてます。

蜘蛛の巣のなかへ (文春文庫)
トマス・H・クック蜘蛛の巣のなかへ についてのレビュー
No.31:
(6pt)

今までに無いミステリー内容でした

年間100冊近くミステリーを読みますが
今まで読んだことのない展開で、どんどん読み進められました。

ただ、細かく言うと、「あれ?」と思うところもありで・・・。(子供の様子について)
作者が子育てをした人なのか否なのか、それは不明ですが
こんなに簡単にいくかな?と、ちょっと現実離れした点もありました。

ともあれ、秋の夜長に刺激的な(初めての展開という点で)本もいいのではないでしょうか。


スーツケースの中の少年 (講談社文庫)
No.30:
(6pt)

トムクルーズファンの方にはお薦めです。

半分以上読んでから、表紙の写真がトムクルーズだと気付いて。
主人公の身長は195センチで、体重(たしか)95キロ。
トムと全然違う・・・・。
写真を見ちゃったもんで、小説の主人公がトムの顔になってしまうし
でも、小さいトムがチラチラよぎって邪魔をするし・・・。

作者のイメージは、身体はブルースウィリスをもう少し体格よくして(ブルースは183センチぐらい)
顔はウィリアムハートらしい・・・。
ということは、身体がデッカくて、知性もあるということ?
まあ~映画はヒットしたらしく、二作目も出来たらしいので、トムファンの方にはいいのかもしれない。
私は小説派なので、映画は見ないことにしよう。


アウトロー 上 (講談社文庫)
リー・チャイルドアウトロー についてのレビュー
No.29:
(6pt)

アメリカ深南部

アメリカ深南部という言葉を初めて知りました。
改めて考えてみると、私は小説でも映画でも俳優でも、南部が好きなのだと。

「ねじれた文字、ねじれた路」に惚れて?フランクリン二作目でした。
短編のみなので、腰を落ち着けて読みたい人には少々物足りないかもしれない。
でも、初めての「フランクリンもの」なら、きっと好きになると思います。
彼は外堀を埋めながら、そっち近づき、そして捉えて離さない。

もっともっと彼の小説が読みたい!!
熱望です。

密猟者たち (創元コンテンポラリ)
トム・フランクリン密猟者たち についてのレビュー
No.28:
(6pt)

再読はないと思うけど

よく出来た小説だと思います。
難点は、策に溺れた感がなきにしもあらず・・・・。
テオリン氏の文章力は他よりも抜き出ているのだから(もちろん翻訳も)
自然を自然のままに、人を人のままに描いてちょっぴりミステリー風味が良いと思うのだけど。




黄昏に眠る秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ヨハン・テオリン黄昏に眠る秋 についてのレビュー
No.27:
(6pt)

ちょっと酸っぱいワインを飲んだあとのような

酸っぱさだけが舌に残ってしまう。
期待して読んだ割には、つまらなくて、とても人にお勧め出来る内容ではないのですが、でもなんだろう・・・。
ずっと記憶に残ってしまう小説なんですよね。
ほとんど記憶に残らない本もあるというのに、この本は忘れられない。

でも、再読はちょっと辛いかな。




わらの女【新訳版】 (創元推理文庫)
カトリーヌ・アルレーわらの女 についてのレビュー
No.26: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

スティーブンキングの

「ニードフルシングズ」って、好きなんですよね。
(評判はイマイチ?かもしれませんが)
そのニードフル的な(もっと現実的な)町にハードボイルドな探偵がやってきて・・・。というお話し。

「血の収穫」あるいは「赤い収穫」の方が一般受けはいいかもしれません。
特にハードボイルドなので男性は好みかもしれません。
でも、私はやっぱり「ニードフルシングズ」の方が断然好みです。


血の収穫 (創元推理文庫 130-1)
ダシール・ハメット血の収穫(赤い収穫) についてのレビュー
No.25:
(6pt)

慣れるまでは大変!

初めての「テオリン」
風景描写から想像するものが即座に浮かばなくて最初はすごく読みにくい小説でした。
半分を過ぎると段々と作者が表現するものが割と掴めるようになって、最後まで読めました。

感想としては、もう少し「テオリン」を読んでみたい。
物語が終わって、「ハイ!おしまい!」とはならず、久々余韻を楽しめる作品でした。

冬の灯台が語るとき (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ヨハン・テオリン冬の灯台が語るとき についてのレビュー
No.24:
(6pt)

「前世療法」がお好きな方なら

たぶん、「アイコレクター」もいけると思います。
彼の作品の中では「前世療法」が一番気に入ってます。
「ラジオキラー」は全く分からず、途中で投げ出したいくらいでした。
(でも、そんなに期待しないでくださいね!)
アイ・コレクター (ハヤカワ・ミステリ 1858)
No.23:
(6pt)

二作目が面白いってあるの?

ナイスヴィルはあまり面白みもなく、話がゴチャゴチャしすぎてて
決して人にお勧めできるものではありませんでした。
確か投稿にも「もう二作目はいいかな?」なんて書いてたと思いますが
初めだけでも読んでみようと思って読み出したら、これがまあまあいいんです。

一作目で登場人物も話の方向も分かっているから面白いのか
或いは、話自体が面白いのか・・・・両方でしょうか。

途中一作目の軽い粗筋も書いてあるので、最初から「ナイスヴィル2」でもいいかも。

「ナイスヴィル3」も出ているみたいなので、是非読まねば。
ナイスヴィル2〔上〕忍び寄る闇 (ハヤカワ文庫 NV)
No.22:
(6pt)

手法に慣れてくると

読みやすい作家ではないでしょうか。
前回読んだ「喪失」は、初めてということもあり、とても読みにくく
主人公をはじめ登場人物の名前が男なのか女なのかもピンとこなくて・・・。

英語圏以外の作家の場合、登場人物の名前をしっかり頭に入れて
「この人って?」と思った時は面倒がらずに最初のページで確認することが大事ですね。
まあー基本なのですが。

題名は「人形」じゃない方がいいのでは??
あと、いつかは結末を迎えるのだろうけど、この回でしっかり終わってほしかった。
或る部分を引っ張るのは、主人公とそれを取り巻く人間が魅力的な場合だけ有効で
あまり魅力を感じない人達のことなんて、私はどうでもいいかな?

いつも投稿は短めの私だけど、これだけ普段より長く書いているということは??
色々言いつつ、結構気に入っている作家なのかも。

人形(ひとがた)
モー・ヘイダー人形(ひとがた) についてのレビュー
No.21:
(6pt)

ファンタジー好きな方にはお薦めです

系統としては、スティーブンキングの「IT」に似てるかな?
本格派ミステリー好きな方にはお薦めできませんが
広い心で?ミステリー的なものを楽しみたい方には肩の力を抜い読んで頂きたい。

普段本格派ものばかり読んでいる私には「IT」同様面白さがイマイチで
これならやっぱり本格派をじっくり読む方が私には合ってるな~と。

ナイスヴィル2もあるそうですが
私はこれでお仕舞いにします。

ナイスヴィル〔上〕 影が消える町 (ハヤカワ文庫 NV ス 24-1)
カーステン・ストラウドナイスヴィル についてのレビュー