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(短編集)
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光待つ場所への評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21~30 2/2ページ
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自分のレビューを入れる段になり、この中編集がスピンオフ作品集と知りました。そうなんですね。「ゼロハチ、ゼロナナ」に続いての二冊目、他の作品を読まずにこの作品を読みましたが、それなりに楽しめました。外面に表れる自分のイメージとその内側の獰猛な自分の心それの描き方がやはりおもしろいです。40半ばのボクですが、案外一番楽しめたのは「樹氷の街」でした。物語の進行を純粋に応援し、楽しみに読みました。元の作品も読んでみたくなりました。 | ||||
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冷たい校舎〜の清水、スロウハイツ〜のチハラトーコ、凍りのくじらと名前探し〜の天木と松永がメインの話たち。脇役に近かった彼らがどう成長したか、どのようなことを感じていたのか、彼らの心情を知ることができる作品です。 個人的にはチハラトーコのお話が好きです。結構おもしろい奴じゃん、さすが辻村さんと思いました。 | ||||
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冷たい校舎〜の清水、スロウハイツ〜のチハラトーコ、凍りのくじらと名前探し〜の天木と松永がメインの話たち。脇役に近かった彼らがどう成長したか、どのようなことを感じていたのか、彼らの心情を知ることができる作品です。個人的にはチハラトーコのお話が好きです。結構おもしろい奴じゃん、さすが辻村さんと思いました。 | ||||
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他の作品からのスピンオフ、番外編の詰め合わせ。 「ロードムービー」のような、既存のファン向けの作品でしょうか。 いままでの著作を、ある程度読んでいることが前提となっています。 単体でも楽しめるだろうが、どうせなら著作を一通り読んでからのほうがいいと思う。 例によって、悪意を描いた青春小説。 この作品は10代の読者を想定して書かれているように感じた。 読んでいると、ところどころで身に覚えのある悪意に遭遇する。 なんでこの人は私の考えていることがわかるんだろう、と感じさせる。 身に覚えがありすぎて、読んでいて息苦しい。 たしかに、こういうことを考えることはある。 それでも、この本の中は、そんな悪意で満ちすぎていると思う。 私たちは、四六時中人を疑うような生き方をしているわけではないはずだ。 たしかに、コンプレックスをそのまま殴りつけたかのような、圧倒的に容赦のない描写は見事だ。 それでも、これはちょっとやりすぎではないかと思ってしまう。 こう感じる俺は、甘っちょろすぎるのかなー どちらにせよ、次作にも期待です。 | ||||
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辻村さんらしい作品だったなぁという感じです。 この本は他の辻村さんの作品のサブストーリー(アフターストーリーになるのかな?) でした。他の本はもちろん読んでますよー。という人は間違いなく買うべきです。 大抵の人はもう買っちゃんってるんでしょうが… ただ辻村さん気になってるなぁ、という人。 そんな人は別の作品から辻村ワールドに入ったほうがいいかも、そんな気がしてなりません。 まだ読んでない人は他の作品を読んで、その流れで買う事をお薦めします。 | ||||
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辻村さんらしい作品だったなぁという感じです。 この本は他の辻村さんの作品のサブストーリー(アフターストーリーになるのかな?) でした。他の本はもちろん読んでますよー。という人は間違いなく買うべきです。 大抵の人はもう買っちゃんってるんでしょうが… ただ辻村さん気になってるなぁ、という人。 そんな人は別の作品から辻村ワールドに入ったほうがいいかも、そんな気がしてなりません。 まだ読んでない人は他の作品を読んで、その流れで買う事をお薦めします。 | ||||
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この作家の本を初めて読みました。 ほかのレビューによると、作家のほかの作品と密接に関係しているようですが、初めてでもすごく楽しく読むことが出来ました。 読み始めてから、短編だと気づいて、ちょっと残念に感じるくらい、最初の作品は共感できる内容でした。 単行本の帯に、「それでも日々は、続いていく。」と記載されている意味は、読み終えてよくわかります。 自分に自信があるけど、コミュニケーション下手で、自分の立ち位置に自信が持てない、一作品目の主人公は作家自身ではないでしょうか? 天才ではない秀才で、何かふっきれずにいる主人公は、作家の作品の特徴そのものだと思います。 たくさんの作品を生みだしてきて、自然と書ける人なのだと思います。 内容に無理や無駄がない感じがします。 でも、どことなく自信なさげなのは、表現したい明確なテーマがありそうでないから? とりあえず、その宙ぶらりんな感覚が、ものすごく共感できる部分です。 自信あるけど、他人と比較しなくては心配でたまらない感覚。 本当は誰かの後をついて行きたいし、背中を押してもらいたい。 そんな感じ。 青臭い気持ちをこれだけストレートに書けるのは、とてつもない才能だと思います。 「あ、言いたかった、こんな気持ち」と、いろんな箇所で共感しました。 ほかの作品もぜひ読んでみたいです。 登場人物がけっこう出てくる割に、キャラが薄い人が多いのは、ほかの作品とリンクしているからでしょうか? ほかの作品も読んでみよっと。 | ||||
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この作家の本を初めて読みました。 ほかのレビューによると、作家のほかの作品と密接に関係しているようですが、初めてでもすごく楽しく読むことが出来ました。 読み始めてから、短編だと気づいて、ちょっと残念に感じるくらい、最初の作品は共感できる内容でした。 単行本の帯に、「それでも日々は、続いていく。」と記載されている意味は、読み終えてよくわかります。 自分に自信があるけど、コミュニケーション下手で、自分の立ち位置に自信が持てない、一作品目の主人公は作家自身ではないでしょうか? 天才ではない秀才で、何かふっきれずにいる主人公は、作家の作品の特徴そのものだと思います。 たくさんの作品を生みだしてきて、自然と書ける人なのだと思います。 内容に無理や無駄がない感じがします。 でも、どことなく自信なさげなのは、表現したい明確なテーマがありそうでないから? とりあえず、その宙ぶらりんな感覚が、ものすごく共感できる部分です。 自信あるけど、他人と比較しなくては心配でたまらない感覚。 本当は誰かの後をついて行きたいし、背中を押してもらいたい。 そんな感じ。 青臭い気持ちをこれだけストレートに書けるのは、とてつもない才能だと思います。 「あ、言いたかった、こんな気持ち」と、いろんな箇所で共感しました。 ほかの作品もぜひ読んでみたいです。 登場人物がけっこう出てくる割に、キャラが薄い人が多いのは、ほかの作品とリンクしているからでしょうか? ほかの作品も読んでみよっと。 | ||||
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久しぶりになる辻村さんの青春小説。内容は短編が三つ。全ていわゆるスピンオフなので注意が必要です。 これまでの作品の多く(冷たい校舎の時は止まる、凍りのくじら、ぼくのメジャースプーン、スロウハイツの神様、名前探しの放課後)を読んでないと、面白さが半減したり、あとでこれらを読んだときに後悔する可能性があると思うので、できることならこれらの本を読んでから本作品を読むことをお勧めします。どれも面白いので、是非とも。 三編とも、これまでの作品で大きくスポットライトが当たることのなかった人たちが主役。あの人たちの過去や未来がほんの少しだけ明らかになります。上の作品が好きな人であれば気に入ること間違いなしでしょう。特に一つ目のお話しでは、読んでいる最中にはドキドキが、読み終わった後にはニヤニヤがとまりませんでした。辻村さんの登場人物への思い入れを強く感じます。 最近では少し違った路線の作品が続いたわけですが、「辻村深月といえば青春小説」と思っています。 これからの作品も楽しみです。 | ||||
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久しぶりになる辻村さんの青春小説。内容は短編が三つ。全ていわゆるスピンオフなので注意が必要です。 これまでの作品の多く(冷たい校舎の時は止まる、凍りのくじら、ぼくのメジャースプーン、スロウハイツの神様、名前探しの放課後)を読んでないと、面白さが半減したり、あとでこれらを読んだときに後悔する可能性があると思うので、できることならこれらの本を読んでから本作品を読むことをお勧めします。どれも面白いので、是非とも。 三編とも、これまでの作品で大きくスポットライトが当たることのなかった人たちが主役。あの人たちの過去や未来がほんの少しだけ明らかになります。上の作品が好きな人であれば気に入ること間違いなしでしょう。特に一つ目のお話しでは、読んでいる最中にはドキドキが、読み終わった後にはニヤニヤがとまりませんでした。辻村さんの登場人物への思い入れを強く感じます。 最近では少し違った路線の作品が続いたわけですが、「辻村深月といえば青春小説」と思っています。 これからの作品も楽しみです。 | ||||
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