土の中の子供

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評判

土の中の子供の評価:

3.45/5点 レビュー 86件。 D ランク

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平均点3.45pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全165件 161〜165 9/9ページ
No.5
(4pt)

世界を失った少年

 しんとした悲しみが底流をなす小説だった。悲しさを悲しいと表現できない。自分が生きていていいと思えない主人公が、暴力からいつまでも開放されない様が、淡々とつづられていく。 頭では、自分が悪かったのではないと分かっているのに、ままならない。そうだろうなあ。今更会いたいという、彼を捨てた父を、私も許せない。会うこと自体が、許しの一種なのだろうから。 子どもへの虐待は、ありきたりになるが、深刻だ。そしてまた今、虐待のやんだあとの心的外傷後ストレス障害について、ここに小説の形で問題提起されたのだ。 彼に世界を取り戻す日は来るのだろうか。小説を読み、同居の女性と心の交流が生まれかけている終盤は、少し希望が見える気がする。
土の中の子供 Amazon書評・レビュー: 土の中の子供より
4104588040
No.4
(3pt)

人は虐待のトラウマから解放されるのか。

幼い頃両親に棄てられ、養子に引き取られた親戚からは虐待を受けたあげく山中に生き埋めにされた。私は、そのトラウマのため自分の存在に確信を持てず、絶えず自虐的な精神状態に陥っていた。破滅に向かうことが自分の存在証明でもあった。すくなくともそう思っていた。しかし、私が生きてゆくためには、このおぞましい人生を最初からやりなおす事だった。その機会はタクシー強盗によって偶然もたらされた。その方法とは……。
土の中の子供 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 土の中の子供 (新潮文庫)より
4101289522
No.3
(3pt)

人は虐待のトラウマから解放されるのか。

幼い頃両親に棄てられ、養子に引き取られた親戚からは虐待を受けたあげく山中に生き埋めにされた。私は、そのトラウマのため自分の存在に確信を持てず、絶えず自虐的な精神状態に陥っていた。破滅に向かうことが自分の存在証明でもあった。すくなくともそう思っていた。しかし、私が生きてゆくためには、このおぞましい人生を最初からやりなおす事だった。その機会はタクシー強盗によって偶然もたらされた。その方法とは……。
土の中の子供 Amazon書評・レビュー: 土の中の子供より
4104588040
No.2
(3pt)

今後に期待したい作家

非常に「巧い」作家であると感じた。暴力的な部分が取り立たされることが多いが、内容はむしろ、志賀直哉の『城崎にて』や、大江健三郎の『死者の奢り』に近いように感じた。作品はとても静かで、独特な匂いがする。これから先、どんな作品を書いていくのか、楽しみな作家だと思う。
土の中の子供 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 土の中の子供 (新潮文庫)より
4101289522
No.1
(3pt)

今後に期待したい作家

非常に「巧い」作家であると感じた。暴力的な部分が取り立たされることが多いが、内容はむしろ、志賀直哉の『城崎にて』や、大江健三郎の『死者の奢り』に近いように感じた。作品はとても静かで、独特な匂いがする。これから先、どんな作品を書いていくのか、楽しみな作家だと思う。
土の中の子供 Amazon書評・レビュー: 土の中の子供より
4104588040