ラスト・チャイルド

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評判

ラスト・チャイルドの評価:

4.00/5点 レビュー 40件。 B ランク

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平均点4.00pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全46件 41〜46 3/3ページ
No.6
(5pt)

叙情的で質の高いミステリー

ミステリーとしての高い完成度は言うまでもなく、もの悲しさの中に家族愛や友情が溢れる叙情小説です。前2作と同様、人間が持つ罪悪感や欺瞞、愛情、正義感を見事に描ききっており、心に響きます。翻訳も素晴らしく、さすが出版社が記念作品と銘打っているだけのことはあります。前2作も感動しましたが、私は本作品が一番気に入りました。ポケットミステリーから同時出版されていることを知らず、文庫本上下巻を購入しました。価格は同じで、解説も含め内容は同一のようです。持ち歩きには、ポケットミステリー版が良かったかもしれません。まだ気は早いですが、海外ミステリーの今年度ベスト3に入ることは間違いないと思います。
ラスト・チャイルド (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1836) Amazon書評・レビュー: ラスト・チャイルド (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1836)より
4150018367
No.5
(5pt)

叙情的で質の高いミステリー

ミステリーとしての高い完成度は言うまでもなく、もの悲しさの中に家族愛や友情が溢れる叙情小説です。前2作と同様、人間が持つ罪悪感や欺瞞、愛情、正義感を見事に描ききっており、心に響きます。翻訳も素晴らしく、さすが出版社が記念作品と銘打っているだけのことはあります。前2作も感動しましたが、私は本作品が一番気に入りました。早川ミステリーから同時出版されていることを知らず、文庫本上下巻を購入しました。価格は同じで、解説も含め内容は同一のようです。持ち歩きには、早川ミステリー版が良かったかもしれません。まだ気は早いですが、海外ミステリーの今年度ベスト3に入ることは間違いないと思います。
ラスト・チャイルド(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ラスト・チャイルド(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151767045
No.4
(5pt)

叙情的で質の高いミステリー

ミステリーとしての高い完成度は言うまでもなく、もの悲しさの中に家族愛や友情が溢れる叙情小説です。前2作と同様、人間が持つ罪悪感や欺瞞、愛情、正義感を見事に描ききっており、心に響きます。翻訳も素晴らしく、さすが出版社が記念作品と銘打っているだけのことはあります。前2作も感動しましたが、私は本作品が一番気に入りました。早川ミステリーから同時出版されていることを知らず、文庫本上下巻を購入しました。価格は同じで、解説も含め内容は同一のようです。持ち歩きには、早川ミステリー版が良かったかもしれません。まだ気は早いですが、海外ミステリーの今年度ベスト3に入ることは間違いないと思います。
ラスト・チャイルド(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ラスト・チャイルド(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151767037
No.3
(4pt)

アメリカ・ミステリー界の「新帝王」が読者に訴えかける家族崩壊の悲劇

本書は、「早川書房創立65周年&ハヤカワ文庫40周年記念作品」で、ポケミスと文庫同時発売である。デビュー作『キングの死』、「MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞」ベスト・ノヴェル(最優秀長編賞)の’08年度受賞作『川は静かに流れ』に次ぐジョン・ハートの長編第3作で、すでに’09年度「CWA(英国推理作家協会)賞」の最優秀スリラー賞を受賞しており、’09年度「MWA賞」ベスト・ノヴェルの有力候補としてノミネートされてもいる。
13才の少年ジョニーの家族は1年前に崩壊した。双子の妹アリッサが誘拐されて行方不明になり、ほどなく父親も謎の失踪を遂げた。住む家も失い、残された母親は薬物におぼれるようになり、ふたりの住居の世話をした父親の雇い主の実業家ケンが母親目当てに足繁く訪れるようになる。しかしジョニーは、学校を頻繁にサボり、ひたすら家族の再生を願って、独自に資料を集め、ひとりアリッサの行方を捜し続ける。一方刑事のハントもメリッサの事件にのめりこみ、妻に逃げられ、思春期のひとり息子との関係に苦慮している。
だが、ようやく事件が動き出す。脱走した服役囚、殺害された大学教授、ジョニーが目をつけた性犯罪常習犯。それらの人々が絡み、謎が解け始めるのだ。しかしひとつの謎の先が見えてくると、また別のものがあらわれたりして、ミステリーとしての興趣の点では、本書は前2作を上回る。さらに、文中に太文字で挿入されるジョニーやハント刑事たちの“モノローグ”のような内面描写が実に効果的で臨場感を増している。
読者は、けなげで勇敢で強い意志を持ったジョニーの行動や、ハント刑事の執念の捜査や推理を追ってゆくうちに、意外で、なんともやりきれない真相にたどりつく。そこでも真犯人一家の家族崩壊が見られる。物語の最後の一行で読者はなんとか救われたような感慨を持つのだが、本書はミステリーらしい謎解きとあいまって、アメリカ・ミステリー界の「新帝王」とも称されるジョン・ハートが訴えかける家族崩壊の悲劇の物語でもあり、味読に値する秀作である。
ラスト・チャイルド (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1836) Amazon書評・レビュー: ラスト・チャイルド (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1836)より
4150018367
No.2
(4pt)

アメリカ・ミステリー界の「新帝王」が読者に訴えかける家族崩壊の悲劇

本書は、「早川書房創立65周年&ハヤカワ文庫40周年記念作品」である。デビュー作『キングの死』、「MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞」ベスト・ノヴェル(最優秀長編賞)の’08年度受賞作『川は静かに流れ』に次ぐジョン・ハートの長編第3作で、すでに’09年度「CWA(英国推理作家協会)賞」の最優秀スリラー賞を受賞しており、’09年度「MWA賞」ベスト・ノヴェルの有力候補としてノミネートされてもいる。
13才の少年ジョニーの家族は1年前に崩壊した。双子の妹アリッサが誘拐されて行方不明になり、ほどなく父親も謎の失踪を遂げた。住む家も失い、残された母親は薬物におぼれるようになり、ふたりの住居の世話をした父親の雇い主の実業家ケンが母親目当てに足繁く訪れるようになる。しかしジョニーは、学校を頻繁にサボり、ひたすら家族の再生を願って、独自に資料を集め、ひとりアリッサの行方を捜し続ける。一方刑事のハントもメリッサの事件にのめりこみ、妻に逃げられ、思春期のひとり息子との関係に苦慮している。
だが、ようやく事件が動き出す。脱走した服役囚、殺害された大学教授、ジョニーが目をつけた性犯罪常習犯。それらの人々が絡み、謎が解け始めるのだ。しかしひとつの謎の先が見えてくると、また別のものがあらわれたりして、ミステリーとしての興趣の点では、本書は前2作を上回る。さらに、文中に太文字で挿入されるジョニーやハント刑事たちの“モノローグ”のような内面描写が実に効果的で臨場感を増している。
読者は、けなげで勇敢で強い意志を持ったジョニーの行動や、ハント刑事の執念の捜査や推理を追ってゆくうちに、意外で、なんともやりきれない真相にたどりつく。そこでも真犯人一家の家族崩壊が見られる。物語の最後の一行で読者はなんとか救われたような感慨を持つのだが、本書はミステリーらしい謎解きとあいまって、アメリカ・ミステリー界の「新帝王」とも称されるジョン・ハートが訴えかける家族崩壊の悲劇の物語でもあり、味読に値する秀作である。
ラスト・チャイルド(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ラスト・チャイルド(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151767045
No.1
(4pt)

アメリカ・ミステリー界の「新帝王」が読者に訴えかける家族崩壊の悲劇

本書は、「早川書房創立65周年&ハヤカワ文庫40周年記念作品」である。デビュー作『キングの死』、「MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞」ベスト・ノヴェル(最優秀長編賞)の’08年度受賞作『川は静かに流れ』に次ぐジョン・ハートの長編第3作で、すでに’09年度「CWA(英国推理作家協会)賞」の最優秀スリラー賞を受賞しており、’09年度「MWA賞」ベスト・ノヴェルの有力候補としてノミネートされてもいる。
13才の少年ジョニーの家族は1年前に崩壊した。双子の妹アリッサが誘拐されて行方不明になり、ほどなく父親も謎の失踪を遂げた。住む家も失い、残された母親は薬物におぼれるようになり、ふたりの住居の世話をした父親の雇い主の実業家ケンが母親目当てに足繁く訪れるようになる。しかしジョニーは、学校を頻繁にサボり、ひたすら家族の再生を願って、独自に資料を集め、ひとりアリッサの行方を捜し続ける。一方刑事のハントもメリッサの事件にのめりこみ、妻に逃げられ、思春期のひとり息子との関係に苦慮している。
だが、ようやく事件が動き出す。脱走した服役囚、殺害された大学教授、ジョニーが目をつけた性犯罪常習犯。それらの人々が絡み、謎が解け始めるのだ。しかしひとつの謎の先が見えてくると、また別のものがあらわれたりして、ミステリーとしての興趣の点では、本書は前2作を上回る。さらに、文中に太文字で挿入されるジョニーやハント刑事たちの“モノローグ”のような内面描写が実に効果的で臨場感を増している。
読者は、けなげで勇敢で強い意志を持ったジョニーの行動や、ハント刑事の執念の捜査や推理を追ってゆくうちに、意外で、なんともやりきれない真相にたどりつく。そこでも真犯人一家の家族崩壊が見られる。物語の最後の一行で読者はなんとか救われたような感慨を持つのだが、本書はミステリーらしい謎解きとあいまって、アメリカ・ミステリー界の「新帝王」とも称されるジョン・ハートが訴えかける家族崩壊の悲劇の物語でもあり、味読に値する秀作である。
ラスト・チャイルド(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ラスト・チャイルド(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151767037