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(短編集)
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蒼林堂古書店へようこその評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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ミステリー専門の古書店でマスターと4人の常連が日常の謎を推理する連作短編集。 蒼林堂古書店では100円以上の売買をした客にはコーヒーがサービスで提供され、カウンターに何時間でもいられる。 日曜日になると、そのコーヒーを飲みながら長居するのを楽しみに4人の常連が集まってくる。 ここで一つ疑問に思ったのが、この4人以外にコーヒーをサービスされるべき客が来店した場合はどう対処するのだろうか? 毎週4人が指定席かのようにカウンターを占領してるのだ。席は4つしかない。 新参者の客を追い出すのか? 常連の誰かに帰ってもらうのか? 毎週都合よく4人しかいないので、この点が気になった。マスターはどう対処するのだろう? ミステリーの内容としてはたいしたことない。 日常の謎と登場人物の恋愛要素をからめただけの軽い内容だ。 ただ、各章の最後に古今東西のミステリ小説の紹介がある。 これが実に良い。 面白そうな本があったり、既に読んでるけど再読する気にさせられたり、とても参考になるミステリーガイドになっている。 | ||||
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印象はタイトルの通りです. この謎が解明されないとどうのこうのと言うレベルの話でもなく,そう言った意味では安心して読める本です. | ||||
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ミステリ専門の古書店の店主が、客によって持ち込まれるさまざまな謎を解決していく、 という話なんですが、正直言って謎解きよりも雑談や人間関係が面白いです。 店主と客たちの話は、ミステリ専門の店に集まってくる人たちの会話なので、 当然マニアックなものになります。古今東西のミステリについての会話を聞いていると、 「なるほど、そういう見方もできるのか」 と思うようなことがあります。 また、一話ごとにその話中に出てきた、会話・謎に関係するミステリについての 書評がはさまれているので、これを見て、新しい作品を開拓する カタログにしてもいいかもしれませんね。 個人的には☆4でもいいような気がしますが、 少し物足りないような気がしましたので☆3にさせていただきました。 | ||||
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ミステリー専門の古書店に常連客が集う。書評家でもある店主がミステリー薀蓄を傾ける。コーヒーを飲みながら「日常の謎」を解く。こういう設定は大好きです。「書評」も役に立ちます。 しかし、肝心の「謎」が、小さいというか、今ひとつぱっとしないのが残念です。模型の電車が消えてしまったなんて、小さすぎます。 それから、探偵役の店主はちゃんと推理してくださいね、ネット検索して「わかりました」は無しでしょう! | ||||
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イニシエーションラブで一躍有名になった乾先生ですが、そこから入ってきた方ですとちょっと物足りないかもです。 たしかに本作は面白いです。まったりします。 でも、それだけなんですよ。ただただまったり面白いだけです。 しかもその面白さというのが『ミステリ通にはわかる面白さ』という内容ですので、ミステリ初心者や偏った作者の本しか読まない方ですと、あまり面白くないかもです。 まったり系が好きな方or乾先生LOVEな方にはオススメですb | ||||
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市川尚吾という筆名で、ミステリ書評も書いている 作者による《日常の謎》をテーマにした連作短編集。 全14編の短編が収録されており、各短編の後には、それぞれのテーマに 関連したミステリを紹介する「林雅賀のミステリ案内」が挿入されています。 作者お得意の暗号も盛りだくさんで、感心させられるのです が、労力のわりにインパクトに乏しいというのが泣かせますw また、連作を通じての仕掛けも用意されてはいるものの、正直肩透かし。 暗号を解くまでもなく、読者の前には真相が示されており、最後に どんでん返しがあるのでは、という期待も裏切られてしまいました。 とはいえ、本作のミステリファンたちが醸しだしている、 なごやかで、まったりとした雰囲気は実に心地よさげ。 毒気を封印した(逆にあざといともいえますがw)乾くるみの新境地として、 過度の期待を持たずに読めば、それなりに楽しめるんじゃないでしょうか。 ちなみに、本作の探偵役である林雅賀の兄弟が登場する作品は以下の通り。 ・『林真紅郎と五つの謎』 ・『六つの手掛り』 一応《林》シリーズということで、リンクしているようです。 | ||||
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