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(短編集)
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蒼林堂古書店へようこその評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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今はもう外れているようですが、Kindle Unlimitedに入っているときにダウンロードしました。 内容はライトな日常ミステリの短編集ですが、個人的には読後感がよいので ★5です。 ある程度はUnlimitedであったことも加味されています。 | ||||
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ミステリー専門の古書店でマスターと4人の常連が日常の謎を推理する連作短編集。 蒼林堂古書店では100円以上の売買をした客にはコーヒーがサービスで提供され、カウンターに何時間でもいられる。 日曜日になると、そのコーヒーを飲みながら長居するのを楽しみに4人の常連が集まってくる。 ここで一つ疑問に思ったのが、この4人以外にコーヒーをサービスされるべき客が来店した場合はどう対処するのだろうか? 毎週4人が指定席かのようにカウンターを占領してるのだ。席は4つしかない。 新参者の客を追い出すのか? 常連の誰かに帰ってもらうのか? 毎週都合よく4人しかいないので、この点が気になった。マスターはどう対処するのだろう? ミステリーの内容としてはたいしたことない。 日常の謎と登場人物の恋愛要素をからめただけの軽い内容だ。 ただ、各章の最後に古今東西のミステリ小説の紹介がある。 これが実に良い。 面白そうな本があったり、既に読んでるけど再読する気にさせられたり、とても参考になるミステリーガイドになっている。 | ||||
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何度も何度も読み返したます。 良いなと。感じてます。 皆さんも、この書店にきてください。 | ||||
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最後まで読みましたが、面白くないまま終わってしまいました。 「日常の謎」は嫌いではありませんが、ほぼ固定場所、固定メンバーの会話で推移し、14編のストーリーごとに同じような人物紹介、場所紹介が繰り返されるので、どうしても退屈せざるをえませんでした。 謎もあっさり味の上、メンバーの個性も乏しく、すぐに忘れ去りそうな小説ですが、それだけに二度買いが怖い。 書店で平積みされていたのを買いましたが、古本として仕入れ値をつけるなら5円(店頭平台用)くらいでしょうか。珈琲サービスは無理っぽいですね。 | ||||
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イニシェーションラブやリピートの派手な変格路線と並んで乾氏のもう一つの路線である日常の謎系の作品集。 短編というよりショートショート程度の短い短編が14編収録されており、連作となっている。 ネタは古本屋が舞台ということでミステリーについての話題が毎回繰り広げられ、最後に日常の謎のネタが出てきて解決するという趣向。 あまり凝った日常の謎のネタではないが、ミステリーの蘊蓄の話は面白く読める。 そして、最終章でそのミステリーの話題を活かした連作短編らしい凝った仕掛けがあり、ここらへんの最後での凝りようは乾氏らしいと言える。 著者としては軽く書いた作品だが、普通に面白い。 | ||||
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印象はタイトルの通りです. この謎が解明されないとどうのこうのと言うレベルの話でもなく,そう言った意味では安心して読める本です. | ||||
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ストーリー自体は、ミステリー好きがワイワイ色々な過去の作品を語りながら座談会をしているような内容です。各章の終わりにミステリー小説の書評が付いていて、毎回数冊紹介してあります。物語を楽しみながら、書評を読んで、またアマゾンで大量に注文しちゃいました(笑)。 | ||||
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文庫のカバーにある「ピュアハート・ミステリ」だと思って読むと、本格ミステリーが好きな人などはちょっとがっかりするかもしれませんが、「ミステリーテイストなピュアハート物語」として読めば、爽やかでおもしろいと思います。 ナゾやからくりに重きがあるわけではなく、14の謎のラストが書きたいがために、14ヶ月入れたのでしょうね…。 重厚さはないのですが、調和的な美があると思いました。 一つ一つはあっとおどろくものはないんだけど、最後に、なるほど、ニクイなぁという印象です。。。 | ||||
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ミステリ専門の古書店の店主が、客によって持ち込まれるさまざまな謎を解決していく、 という話なんですが、正直言って謎解きよりも雑談や人間関係が面白いです。 店主と客たちの話は、ミステリ専門の店に集まってくる人たちの会話なので、 当然マニアックなものになります。古今東西のミステリについての会話を聞いていると、 「なるほど、そういう見方もできるのか」 と思うようなことがあります。 また、一話ごとにその話中に出てきた、会話・謎に関係するミステリについての 書評がはさまれているので、これを見て、新しい作品を開拓する カタログにしてもいいかもしれませんね。 個人的には☆4でもいいような気がしますが、 少し物足りないような気がしましたので☆3にさせていただきました。 | ||||
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読者を引き込み一気に読ませるタイプの本ではない。 ほのぼのした小ぶりの謎解きをする短編集的な連作ものである。 | ||||
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ミステリー専門の古書店に常連客が集う。書評家でもある店主がミステリー薀蓄を傾ける。コーヒーを飲みながら「日常の謎」を解く。こういう設定は大好きです。「書評」も役に立ちます。 しかし、肝心の「謎」が、小さいというか、今ひとつぱっとしないのが残念です。模型の電車が消えてしまったなんて、小さすぎます。 それから、探偵役の店主はちゃんと推理してくださいね、ネット検索して「わかりました」は無しでしょう! | ||||
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まず最初に頭に浮かんだのは、岡嶋二人の「ちょっと探偵してみませんか」に似てる かなって事。(似てねーよ!ってツッコミはしないように) この手の作品って、きっと読み手が思うより何倍も労力がかかってるんでしょうね。 その気になれば、2〜3冊書けるくらいのネタを詰め込んでますからね。一つ一つの話 には、特に大きな仕掛けや感動がある訳ではないのですが、何とも言えない居心地の良 さはきっと評価に値すると思います。 難しい本を読んだ後に、ホッと一息入れたいアナタ。 オススメです。 | ||||
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イニシエーションラブで一躍有名になった乾先生ですが、そこから入ってきた方ですとちょっと物足りないかもです。 たしかに本作は面白いです。まったりします。 でも、それだけなんですよ。ただただまったり面白いだけです。 しかもその面白さというのが『ミステリ通にはわかる面白さ』という内容ですので、ミステリ初心者や偏った作者の本しか読まない方ですと、あまり面白くないかもです。 まったり系が好きな方or乾先生LOVEな方にはオススメですb | ||||
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市川尚吾という筆名で、ミステリ書評も書いている 作者による《日常の謎》をテーマにした連作短編集。 全14編の短編が収録されており、各短編の後には、それぞれのテーマに 関連したミステリを紹介する「林雅賀のミステリ案内」が挿入されています。 作者お得意の暗号も盛りだくさんで、感心させられるのです が、労力のわりにインパクトに乏しいというのが泣かせますw また、連作を通じての仕掛けも用意されてはいるものの、正直肩透かし。 暗号を解くまでもなく、読者の前には真相が示されており、最後に どんでん返しがあるのでは、という期待も裏切られてしまいました。 とはいえ、本作のミステリファンたちが醸しだしている、 なごやかで、まったりとした雰囲気は実に心地よさげ。 毒気を封印した(逆にあざといともいえますがw)乾くるみの新境地として、 過度の期待を持たずに読めば、それなりに楽しめるんじゃないでしょうか。 ちなみに、本作の探偵役である林雅賀の兄弟が登場する作品は以下の通り。 ・『林真紅郎と五つの謎』 ・『六つの手掛り』 一応《林》シリーズということで、リンクしているようです。 | ||||
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