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雪冤



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【この小説が収録されている参考書籍】
雪冤
雪冤 (角川文庫)

雪冤の評価: 3.59/5点 レビュー 63件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.59pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全63件 1~20 1/4ページ
No.63:
(1pt)

滑稽すぎる自己犠牲マウント合戦

依頼人の再審請求をせず死刑にしてしまった罪滅ぼしに、自らやってもいない殺人事件の犯人になることで冤罪を勝ち取ろうという公私混同弁護士がいるかと思うと、恋人未満友達以上でしかない同級生が犯した、おそらくは正当防衛になりそうな傷害致死を、わざわざ連続殺人に爆上げした上でその犯人として逮捕され、シリアルキラーの親というレッテルを両親に貼り付けたまま甘んじて死刑になるという男も出てくるなど、自己犠牲の世界大会でも開催されたのかと思いたくなるような、不可解で滑稽な正義に酔う人たちが終盤大いに失笑させてくれます。

事件の方は、榊マリコガいたら即説教部屋行き確定の杜撰な死後工作があり、これが見逃されて死刑判決が出てしまうという、日本の警察と司法に対するとんでもない侮辱としか思えないケースで、何故これが世に出る前に誰も注意しなかったのかが不思議になるレベルでした。

読ませる力は間違いなくありそうなので校閲でも雇って穴を手直しして貰えば良かった気はしますね。
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No.62:
(4pt)

面白かった

割と前半で、犯人がわかった気がしたが、途中の展開に引き込まれた。さらに深いものがあって、ラストは少し穏やかな気持ちになった。
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No.61:
(5pt)

壮絶の一言!

太宰治著の走れメロスをなぞったミステリーのエンディングは、どんでん返しと壮絶な覚悟に言葉を失するほど!
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No.60:
(4pt)

一気読み

興味深く一気読みしたものの、途中からもしかしたらという結果だったことと、死刑囚となっている息子の心情に共感できなかったことで星3.5ですかね。
死刑制度の見解は奥が深く考えさせられました。
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No.59:
(1pt)

イマイチ

好みじゃない
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No.58:
(3pt)

面白かったが、冒頭の設定ミスで読者を誤誘導

二人の大学生の男女が刺殺体で見つかる。
彼らの友人が血だらけで家を飛び出ていくのを家の人に見られている。
男性の方は背中を一突き、女性の方は全身を刺され、衣服や下着がなくなっていた。
普通なら、逃げた学生の痴情怨恨が動機だろうと考える。
しかし、最後に女性の刺し傷は一ヶ所だけ、後は死後のものだと明かされる。
こんなことは、死体検分ですぐに分かることだ。
設定ミスだろう。
自分が殺されれそうな時のみ、殺人は正当化されるが、死刑制度は報復にすぎない、という主人公の主張は、「魂の殺人」と呼ばれる強姦への防御としての殺人には適用されないのだろうか?
重大な犯罪でもないのに、隠蔽しなければならない理由が分からなかった。
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No.57:
(4pt)

意外にさっぱり

事前に知った横溝正史ミステリ大賞作であることや冤罪、死刑といったテーマの重さから、読みながら気持ちが暗くどんよりするのではと覚悟していたが、思いのほかさっぱり読み終えた。登場する人物の試行錯誤が少々くどい面、それぞれの感情を書き過ぎていてこちら側が移入しにくい面などが要因なのではと感じる。著者の筆致からすると、自分はこの作品より先に読んだ正義の天秤シリーズのクールさの方に軍配を上げるというのが正直なところ……とはいえ、結末はどうなるのだろうと最後まで退屈せずに楽しめた。
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No.56:
(2pt)

三流の推理小説か

場面がどんどん変わりストーリーについていくのが大変。
犯人と思われる人物が入れ替わり立ち代わり変化し、
最後は思ってもいなかったとんでもない人が関係者という
後味の悪い三流推理小説を読んだ気持ちになりました。
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No.55:
(2pt)

分からん

なにこれ....最後の一捻りで全て台無しじゃない
慎一は真犯人をかばってるのに冤罪だと主張する
罪悪感から自殺した鉄蔵は実は殺していなかった
慎一はなぜ父親に頑なに会わなかったのか
誰か教えて下さい
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No.54:
(3pt)

期待していたほどではなかった。特に事件の真相

書評で大絶賛されていたので期待していたけど、読んでいる最中もそれほどワクワクしなかった。
予想外の結末ではあるんだけど、慎一はなんでそこまでしちゃったの?と、不自然に感じた。
慎一と被害者の女性(名前忘れた)が、恋人ではなかったらしいけど、逆に何で恋人じゃなかったのかわからないし、慎一の被害者女性に対する気持ちがあまり明確にされてないので、行動が突拍子もなく感じられる。捻りすぎて、最後のすがすがしいシーンが茶番に感じた。
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No.53:
(4pt)

意外な犯人

一体誰かと何度も外され、この人が・・・
初めての作家さんでしたが、楽しめました。
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No.52:
(3pt)

面白かったです

中々話がわっと展開せず、もどかしかったです。
最後の結末には"やられた!"という感じ。
死刑制度について難しく色々書いてありますが、そこをすっ飛ばしてもいいので騙されたい方は是非。
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No.51:
(3pt)

ちょっと真実が弱いような…

批判的なことは書きとうないんですが…疑問書きます。
まず、コレだけの状況証拠で死刑判決出るかなぁ。
検死官が遺体を調べたら判るのでは無いかな? 刺し傷は。
そして何より、各人の正義が交差するんだけど、わたしには誰のにも共感出来んかった。そこが何ともなぁ。
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No.50:
(2pt)

色々無理がある

前半は面白かったが途中から話が二転三転どころか5転6転し、登場人物たちが薄い根拠のまま次々と犯人を特定していくので白けてしまった。
ネタバレ後全貌を知った後は、「そんな人いる?」と言う印象でしかない。いろいろ無理がある。
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No.49:
(3pt)

プレゼント

プレゼント
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No.48:
(3pt)

ストーリーは面白い

ストーリーは面白いが根底にある殺人や、それを取り巻く人々の行動にはリアリティーがない。
また確たる証拠もなく、状況証拠のみで罪状認否のまま死刑になるとは思えない。疑わしきは罰せずと言う基本的な理念がある法律上で、冤罪があるから死刑はいけないと言う論法は辻褄が合わない。女性の衣服が取り去られていた事の理由が不明。愛する人を死んだ後まで傷つけることと単なる過剰防衛もしくは過失致死を公にすることとどっちがひどいかと言うと前者の方が憤りを感じる。様々な点で納得できない。と言うわけでストーリーは面白かったけど穴だらけ
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No.47:
(4pt)

ものすごく面白い、最後が少し甘ったるいのが残念

本当に展開がすごくて、「先が読めた」という思い込みがことごとくつぶされる。「死刑制度」が芯になり、息子が死刑囚となった元弁護士の気持ちが辛いと思いつつ、展開に目を奪われる。しかし、最後が急に甘ったるいものになり、白けたのが残念。美談も度が過ぎると勇み足になると思った。
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No.46:
(4pt)

正解なき問題を考える

本書は、冤罪により死刑判決を下され執行された青年の父親が無実を証明しようとする過程で、現行の刑事司法制度を様々な角度から問題提起する物語となっている。
 読み進めていくうちに、「こいつが真犯人だったのか」と思い浮かべては、何度裏切られたことか。ミステリーとしても非常に面白い。
 本書の中では、死刑、冤罪、被害者遺族、修復的司法、更生など、刑事司法制度を考える上で重要な概念が頻出してくる。これは刑事司法を学ぶ法学部生、実務家はもちろんのこと、裁判員となる可能性がある一般市民の教養としても充実した内容となっている。
 ただし、当然のことながら、本書は現行刑事司法制度の知識を提供するものではなく、現実的に起こり得るストーリーの中で、現行制度の問題点を自分なりにどう考えるかという観点から読むと有益となるのではないだろうか。
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No.45:
(3pt)

惜しいなぁ

惜しいです。登場人物の個性〜話の展開〜重厚なクライマックスまでとても面白く、最後まで種明かしされない斬新なオチは今までに無かったように思います。特に八木沼慎一に絡む人間の情に読者は感情移入し熱く読み進め、読了後全ての登場人物の余韻が錯綜し考え込んでしまうことでしょう。

ここからこの小説の唯一惜しいと思ってしまった、というか辻褄が合ってないと感じた点を記載しますがネタバレにもなります。

「恋人の罪を被った人が冤罪を訴える?」なんで?おかしくない?
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No.44:
(5pt)

衝撃のラスト以外にも存分に考えさせられた小説

文章は非常に読みやすいのにテーマが重厚すぎて、途中、本を閉じている間にもずっと考えさせられました。
悪いことをしたら罰せられて当たり前、
人を殺したら死刑で当たり前、
裁判官はものすごく偉くって賢くって人格者なんだし そんな裁判官が判断するのだからきっと正しいんでしょ。
そんな緩い頭の自分にゲンコツを喰らわせてくれた小説でした。
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