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雪冤
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雪冤の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 1~20 1/2ページ
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割と前半で、犯人がわかった気がしたが、途中の展開に引き込まれた。さらに深いものがあって、ラストは少し穏やかな気持ちになった。 | ||||
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太宰治著の走れメロスをなぞったミステリーのエンディングは、どんでん返しと壮絶な覚悟に言葉を失するほど! | ||||
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興味深く一気読みしたものの、途中からもしかしたらという結果だったことと、死刑囚となっている息子の心情に共感できなかったことで星3.5ですかね。 死刑制度の見解は奥が深く考えさせられました。 | ||||
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事前に知った横溝正史ミステリ大賞作であることや冤罪、死刑といったテーマの重さから、読みながら気持ちが暗くどんよりするのではと覚悟していたが、思いのほかさっぱり読み終えた。登場する人物の試行錯誤が少々くどい面、それぞれの感情を書き過ぎていてこちら側が移入しにくい面などが要因なのではと感じる。著者の筆致からすると、自分はこの作品より先に読んだ正義の天秤シリーズのクールさの方に軍配を上げるというのが正直なところ……とはいえ、結末はどうなるのだろうと最後まで退屈せずに楽しめた。 | ||||
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一体誰かと何度も外され、この人が・・・ 初めての作家さんでしたが、楽しめました。 | ||||
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本当に展開がすごくて、「先が読めた」という思い込みがことごとくつぶされる。「死刑制度」が芯になり、息子が死刑囚となった元弁護士の気持ちが辛いと思いつつ、展開に目を奪われる。しかし、最後が急に甘ったるいものになり、白けたのが残念。美談も度が過ぎると勇み足になると思った。 | ||||
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本書は、冤罪により死刑判決を下され執行された青年の父親が無実を証明しようとする過程で、現行の刑事司法制度を様々な角度から問題提起する物語となっている。 読み進めていくうちに、「こいつが真犯人だったのか」と思い浮かべては、何度裏切られたことか。ミステリーとしても非常に面白い。 本書の中では、死刑、冤罪、被害者遺族、修復的司法、更生など、刑事司法制度を考える上で重要な概念が頻出してくる。これは刑事司法を学ぶ法学部生、実務家はもちろんのこと、裁判員となる可能性がある一般市民の教養としても充実した内容となっている。 ただし、当然のことながら、本書は現行刑事司法制度の知識を提供するものではなく、現実的に起こり得るストーリーの中で、現行制度の問題点を自分なりにどう考えるかという観点から読むと有益となるのではないだろうか。 | ||||
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文章は非常に読みやすいのにテーマが重厚すぎて、途中、本を閉じている間にもずっと考えさせられました。 悪いことをしたら罰せられて当たり前、 人を殺したら死刑で当たり前、 裁判官はものすごく偉くって賢くって人格者なんだし そんな裁判官が判断するのだからきっと正しいんでしょ。 そんな緩い頭の自分にゲンコツを喰らわせてくれた小説でした。 | ||||
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本格ミステリー。終盤まで本当にドキドキしながら読み進めてさられる作品。ただ、大ラスで技巧に走りすぎた感も。素直にラストまで突っ走っても良かったのではないか。二転三転の大逆転を狙っていたのかもしれないけれど、王道を走っていたのに急にアスレチックになったみたいな違和感が。それでも十分に読み応えある仕上がりに。 | ||||
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久しぶりに最後まで一気読みしました。この作者の本は初めて読みましたが、他の作品も読んでみようと思います。 | ||||
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ミステリーとしての組み立てや展開は悪くないのですが、小説としての描写(登場人物の台詞含む)が弱い作者だなぁという印象です。特に女性・若者視点での描写はあまり得意ではなさそうに感じました。とは言え、2回読むとなるほどなぁ。。。と感じられる品質は決して悪くないコンテンツと思いました。 | ||||
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死刑廃止論を問う大きな問題がこの作品の根底にあり冤罪を訴える元弁護士の父親が息子の無実を訴える作品。テーマは重すぎるほど重いし、考えさせらる作品。ネタバレしてはいけないので詳細は記載しないが、二転三転する物語。途中でこの人が真犯人だとわかるのだが、この作品の面白さは、他の作品では得られない。たくさんの伏線、過去の事件の裏にまだ、もっと過去を遡らされて翻弄される。真犯人がハズレたのか、人の感情がもつれ合い真実は、途方もない方向に向かっていく。その二転三転する物語というだけでなく、ラストに向かっていくと怒涛の嵐でこれでもかというぐらい、振り回されること間違いなし。ただ、私は筆者の作品は初めて拝読させて頂き、こういうストーリーの展開をさせる筆者の存在に驚いてはいる。ただ、好き嫌いが分かれる作品だと思う。私の中でも面白いのだけど、重い内容だけど、少し綺麗事過ぎないか?という疑問が残る。ただラストまで真実はわからないし、その真実を知って読後感が微妙になっている。だから☆は4つ。 | ||||
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何回も騙されて、楽しく読み進めることができました。最近読んだ中で1番おもしろかったです。 | ||||
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かなり重いテーマでしたが、先の読めない展開にすっかりのめり込みました。 『Soon-ah will be done』この曲がすべて、です。 読み終わってからも、頭の中に残ります。 | ||||
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多くの人に賞賛された作品だけあって、ぐいぐいと読者を引っ張って行く。ほぼ最後まで、どうなるとか気になって読むのをとめることができなかった。ただ、最後に知らされる真実に、納得できる人は良いが、そうでないと「納得できない」気持ちがずっと残り、消えない。 「何故彼は命がけで、そして多くの人の人生を狂わせてまで、その事実を隠さねばならなかったのか」これが、大きな疑問である。そういう人もいるかもしれないと言えば、それで終わりだが、そういう人はいるのだろうか? | ||||
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物語の展開もスピーディーで、登場人物のキャラクターも多彩。 話の展開も、予想を覆されることが1度や2度でなく。 どんでん返しありきで無理な展開で書かれている安い物語ではなく、骨太に筋が通っていて とても楽しく最後まで読めました。 ただ、死刑制度云々は、ちょっと面倒臭かったです。 本当にかなり面白かったです。 | ||||
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話の設定などは多少無理もありますが、問われるテーマは非常に重く、読後も考えさせられる本です。京都が舞台で具体的な地名が次々出てくるので、土地勘があるとおまけで楽しめます。 | ||||
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何故恵美の殺意がなかったことを慎一は証明しなかったのか? そうすることで過去の彼等の罪が表にでることを恐れた? 何れにしても悲観的な発想から悲劇が広がったのでは❗ やはり、真実を明らかにすることが、更なる悲劇や怨念を生まないことになる。 | ||||
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死刑判決の出た息子の冤罪を何とか晴らしたい父親や弁護士、被害者家族たちのお話。難しいテーマですが、読み易く、すっと文章が入ってきました。 怪しい人物は何人か登場しますが、正直言うと犯人は分かり易いなと思ってずっと読んでいましたので、すっかり油断していました。ここまで何度も展開が変わるとは…。最後は感動かよくわからないのですが、涙が出てきました。 扱っているテーマに考えさせられることが多かったですし、ミステリとしても、とても良い作品だったように思います。 | ||||
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冤罪と死刑制度をテーマにした重厚なサスペンス作品、ストオリーの作りがうまく、大変面白く読めたが、終盤、犯罪の真実が、幾度も、覆されるのには驚いた。少しこね回しすぎる感も有るのかと思うが、最後まで、面白く読み終えられた。 | ||||
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