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(短編集)

てるてるあした



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【この小説が収録されている参考書籍】
てるてるあした
てるてるあした (幻冬舎文庫)

てるてるあしたの評価: 4.13/5点 レビュー 31件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.13pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全31件 21~31 2/2ページ
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No.11:
(5pt)

不思議な町

両親の無計画性で、高校入学を断念した主人公が訪れたまち佐々良。
この町は不思議な出来事が当たり前のように起こる妙な町。うそも本当も現実。
てるてるあしたAmazon書評・レビュー:てるてるあしたより
4344007840
No.10:
(5pt)

面白かったです!

あたしもドラマの原作とゆう事で読みました。
「ささらさや」の続編にあたるこの作品。
ドラマは「てるてるあした」+「ささらさや」なので、ドラマとはちょっと違った感じもよかったです。(ドラマと2度楽しめたって思いました)
主人公の人生が悪い方に転がっても、めげずに頑張る所とか、すごく読んでいて励みになるし、性格が素直じゃないところも、可愛いなって思え、読んでいて本当に楽しかったです。
読書あんまり好きじゃないけどー…って方でも、字もそんなに細かくないし読みやすいのでは?
中学生くらいから大人まで楽しめると思います。
てるてるあしたAmazon書評・レビュー:てるてるあしたより
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No.9:
(5pt)

ドラマの原作と言う事で、読みました。

4月期のテレ朝・金曜ナイトドラマの原作と言う事で、早速読みました。これほど、登場人物が役者さんのイメージと重なる作品も珍しいです。読んでいて、「この人物はこの役者さんがはまりそう」と考えながら読んでいました。中でも、物語の中心的な人物の「3婆」は、あれこれ考えさせられて面白かったです。姉妹編の「ささらさや」も合わせて、わずか、3日で読破しました。で、加納さんの初期の作品を読みたくなりました。
てるてるあしたAmazon書評・レビュー:てるてるあしたより
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No.8:
(5pt)

立派な小説です。

人生は上手く行かない。それは誰でも経験する事。
主人公の照代はその渦中に否応なしに叩き込まれて絶望する。
しかし、彼女がこれまで大切にして来たものを失う事で、自分の
チカラで両足を地につけて生きていく事を見出していく。
読んでください。涙が出て元気も出ますから。
てるてるあしたAmazon書評・レビュー:てるてるあしたより
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No.7:
(4pt)

結構現金な主人公が、人間くさくて好きです。

『ささらさら』より、主人公がひねくれている分、自分をみているようで共感して読みました。
 学校に通うだけでなく、こういう自分で自分の道を切り拓いていく時間って、こどもだけじゃなくおとなにとっても大切な勉強の時間なんだなーってつくづく思いました。言葉の捉え方も、他人の捉え方も、大切にしているものも、すべて自分次第ですねー。
てるてるあしたAmazon書評・レビュー:てるてるあしたより
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No.6:
(4pt)

きょうはないても あしたはわらう。

「ささらさや」の姉妹編だとは知っていましたが、こちらが先に手に入ったので読んでしまいました。しかし、特に「ささらさや」を知らなくても十分楽しめます。現に面白く読めました。主人公の携帯に届いた謎のメールや、階段に現れた不思議な少女など、推理要素は登場しますが、推理小説というわけではありません。親の夜逃げで高校進学をあきらめ、遠い親戚の家に預けられた少女の心が、少しずつ成長していく過程が深く描かれています。また、彼女を預かった老婆の想いから、同じ町の幼稚園児の気持ちまで、見事に描写されています。読み終わって、すっきり爽快! というわけにはいきませんでしたが、主人公の照代を包み込む暖かな空気が感じられて、読後感のいい作品でした。特に、老婆やその友人たちを見て不快感や屈辱や嫉妬などが、別の彼らの一面を知って溶けていく様は、こちらも泣けてくるほどのものがありました。
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No.5:
(2pt)

女の子の成長物語

 「ささら さや」の続編とばかり思っていたが、サヤもお馴染みの隣人?達も出てくるが、主人公は訳あって夜逃げしてきた女の子だ。 幽霊?と差出人不明メールとかは出てくるのだが、作者得意の「日常生活の謎」というものではないし、サヤの亡主人も出てこない。 女の子の挫折と成長の物語になっているので、ミステリが読みたい、という方は少々物足りないかも知れないが、憎まれ口たたき、「地獄の閻魔様」とまで言われた元教師の久代さんの内面がわかるラストが印象的。 すっきり爽やかな読後感ではなく、考えさせられウルウルしたい気分の時に一気に読むべし。
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No.4:
(3pt)

心癒される作品

両親の借金のせいで高校進学を断念。夜逃げする両親の元を離れ一人佐々良の街にやってきた照代。心を閉ざす彼女に差出人不明のメールが届く。そして女の子の幽霊も現れて・・・。 高校進学をあきらめて、両親とも離れ、見ず知らずの街で今まで会ったこともなかった人の世話になる。15歳の女の子にとってはつらい現実だろう。照代はその不幸な境遇をすべて人のせいにして、自分の殻に閉じこもっていた。そんな彼女の心を開いていったのは、サヤを初め佐々良の人たちだった。差出人不明のメール、女の子の幽霊。その二つの事に隠された真実を知ったとき、照代の心に変化が生まれる。冷たいと思っていた照代を預かった久代の本当の気持ちも見えてきた。人と人との心の触れ合う瞬間はとても感動的だ。ラストはちょっとほろ苦い。読んでいると、心が癒されていくような作品だった。
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No.3:
(4pt)

人の心のやさしさに、触れることができる1冊

「本当なら、今頃は楽しい高校生活を送っているはずだったのに。 なんで、こんな悲惨な目に遭わなくちゃいけないのよ!」主人公、雨宮照代は、田舎町佐々良(ささら)で、鈴木久代という、遠い親戚のおばあちゃんと暮らすことになった。不満の塊でしかなかった彼女が、サヤさんを始め、久代さんを取り巻く佐々良の人たちとの出会いのなかで、少しずつ少しずつ変化していく・・・・・・。「ささらさや 」の続編。前作で活躍した人物も使いつつ、新しい物語が、佐々良ではじまる。いつハッピーになるんだろう? と期待していたけれど、その点に関しては、少し期待はずれ。話の内容も、いまひとつ面白いと言い切れない。しかし、それでも読むうちに涙が止まらないのはなぜだろう?人の心のやさしさに、触れることができる1冊。
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No.2:
(5pt)

最高傑作

本を読んで涙が止まらなかったのは、本当に久しぶりでした。読み終わって一日経ちますが、今も余韻がぬけません。絶対のお勧めです。
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No.1:
(5pt)

心温まる町、佐々良

「ささらさや」の姉妹本ということで、迷うことなく即購入しました。佐々良の町や、そこに住む住人たちは以前と変わらず過ごしていて、懐かしいような気持ちで読み進めていきました。サヤさんはもちろん、ユウ坊や久代おばあちゃん、珠ちゃん、お夏さん、エリカさんなども登場しますが、今回の主役は中学を卒業したばかりの女の子、「照代」です。とある事情で両親と離れ離れになり、佐々良の親戚を頼ってやって来るのですが、次々に起こる不思議な出来事に圧倒されてしまいます。プライバシーなんて欠片もない町で、人と触れ合いながら、彼女がどんな風に成長していくのかも見ものです。「ありがとう」という言葉の大切さ、人との繋がり。過去に縛られること、過去を切り離すこと。キーワードは「母親、教師、照代」といったところでしょうか。全てを言葉で表さなくても、伝わるべき言葉はちゃんと伝わるということ、ミステリ好きには、何となくこうなるであろう結果が見えてしまうかもしれませんが、こんなにも感動してしまうのは加納朋子さんの文章能力の高さゆえではないでしょうか。表向きの主役は照代ですが、謎が解けたとき、もう1人の主役がいることに気付くと思います。要所要所に散りばめられている日常の謎も加納朋子作品の特徴です。少し視点を変えるだけで、物事というのはこんなにも見え方が変わるものなのだと思いました。
てるてるあしたAmazon書評・レビュー:てるてるあしたより
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