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白骨の語り部-作家六波羅一輝の推理-
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白骨の語り部-作家六波羅一輝の推理-の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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著者の作品はデビュー作では感銘を受けましたが、 その後は蘊蓄を語り続けるだけだったり、 ノリと冗談だけの作品も多く、 残念に感じることが続いていました。 本作は、赤川次郎を彷彿とさせる お色気をやんわりと感じさせる場面を入れつつ、 やや無理矢理な展開ながらも 真面目にミステリとして話が進んでいきます。 さすがの筆力、読むのが止まらなくなりました。 『遠野物語』の舞台での事件なので、 そのあたりの蘊蓄がもうちょっと語られるかと期待しましたが、 本作はミステリが中心でした。 テレビドラマ化されたそうですが、 まさしく二時間番組にふさわしい筋立てで、 その辺も意識されたのかもしれません。 トリックについては評者にすら思いつくものでしたが、 それはそれとして、 そこに係わる人情の機微がやや浅く感じました。 いや、普通の人はあんなふうになりませんって。 ただ、出版が 2006年、18年も前の作品で、 障碍者や LGBT に触れる場面が描かれていることには 先駆的であるように感じられました。 読んでいる間は楽しかったのですが、 読み直してみたいと思えなかったのは残念でした。 気分転換には良い一冊になると思います。 | ||||
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新書並みです 大満足です DSでも最新版が何処よりも格安でした。 | ||||
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奇をてらうことが多いこの作者にしては、まともというか、正統派な内容でした。 ライトノベル的な男女の描写や、観光地を舞台にしたことなど、2時間ドラマ化でも狙ってるのかな(笑) 個人的には、真犯人が見つかった後の、最後の一ひねりが印象に残りました。ちょっと、『ミステリアス学園』の一節を思い出しましたね。 それにしてもこの人の描く美人は、酒豪揃いだなぁ… | ||||
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失礼な話、鯨作のものは強引であったりジョークだったり正統とは言い難い作品がある中、これは正統・王道。 そしてこれは今後続くであろうし続いて欲しいと期待する作品。 デビュー以来、書くことができなくなった六波羅一輝が出会った白骨死体。 コンピュータを前にすると意識が飛び、答えだけが残り意識が戻る。 ユニークな推理形態。 単純に言えば、推理をぶっ飛ばし結論が先に出てるわけだけど、こういう形は面白い。 鯨作品は他の作品とどこかで繋がっているのも魅力の一つですが、 この作品は、文章魔界道ですね。 このシリアス作品があのジョーク作品と繋がるとはww | ||||
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