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(短編集)
切れない糸
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切れない糸の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全56件 1~20 1/3ページ
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Good | ||||
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何も苦労も無く、変哲も無く、挫折も感じたことがない人が書いたような小説との印象を受けました。 サザエさんの家で育ったような。文章は丁寧。でも心に響く物がない。評価が高いので購入してみましたが、ちょっと違う。キャラクター(主に主役が)「害がない人々」のため、物語の厚みがない…。ミステリーに分類されてましたが、少年探偵団止まり…。野球をやったこともない人が、スポコン物を書くとこうなるのかな…。 とことんありふれた日常で、たわいもない事を事件として扱ってそれを解決して喜んでる感じ。 簡単に言うと「そんなの良くある話でしょ!」を小説になったって感じでした。残念。 生き様は全く感じませんでした。 | ||||
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商店街の市井の人たちの物語、とはいえ、その登場人物の描写にページを割きすぎで、全くストーリーが浅い。 著者が作った意図に話や思考を持って行こうとしているが、書かれている人物像が浅く、薄っぺらな人間観察への違和感しか感じない。 読み手の感情移入とか想像力を働かせる筆力がない。 世間話でももっと面白い。 | ||||
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先に同じ作者の和菓子のアンを読みました。で、面白~いと思い、ちょっと他のも読んでみようかなと思ってこの切れない糸を選んでいました。 ミステリーなんだげど殺人とか物騒なものなしの、日常にあるミステリーです。 | ||||
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プライムセール(だったかな?)でたまたま購入してみた作品。主人公の年齢が近いこともあり、すごーく作品に入り込みました。 | ||||
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推理小説 確かに推理だけどね。 サスペンスと勘違いした。 お悩み相談解決小説ですね正しい題名 暇潰しに最適です。 | ||||
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とても丁寧に描かれた物語。 その中で敢えて繰り返し使われる一人ごちると以下同文。 序盤の沢田くんの描写があっさりしていたため、物語にいつの間にか溶け込んで行く感覚が心地よく、必要不可欠の存在として成り立つまでの過程が美しい。 自分自身の価値に気付かせてくれる友人の存在は何よりも救われる。 | ||||
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坂木さんの小説は「和菓子のアン」が出会いでした。今回はクリーニング店が舞台の推理小説…なのですが、登場人物一人ひとりの描き方がとても丁寧で頭の中に絵が浮かびます。クリーニング店という一見地味な?舞台の舞台裏の奥深さが感じられる描き方。何より読後感が爽やかでほっこりとした気持ちになれます。元気をもらいたいとき読みたい本です。 | ||||
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横道世之介のような主人公です。 あたりまえの普通の生活があって、人がいて、町があって、好きだな。 | ||||
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クリーニングで、人の問題を解き明かすことができる。 どんな仕事も極めれば、この筋のプロになれる。 今いるところ、今していることを楽しんで、誇りを持てれば…それが幸せ。 | ||||
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とても感動できる内容でした。 また坂木さんの作品を読みたくなりました。 | ||||
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クリーニング屋さんを舞台にしたお話なのですが、クリーニングのことがよく調べてあり、勉強になりました。 登場人物に仕掛けられた謎もなかなか答えが分からなくて、凝ってあってそこがよかったです。 何より、主人公がこの仕事でいいのかなと悩みながら成長していくところが共感が持てました。 あと、主人公のお友達の葛藤や、いろんな登場人物がもがきながら、でも周りの人に支えられ、一歩ずつ歩んでいく姿は明日も頑張ろうと思わせてくれます。 人と自分を信じてみようと思える1冊でした。 | ||||
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お仕事シリーズ?続く予定があるみたいですね。 本当に視点がすごいです。 商店街の近くに住んで温度感を味わいたいなー | ||||
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クリーニング店の視点から物事を推理する。 なんて、素晴らしい小説であろう。 謎を解くのは探偵でも刑事でもない。 地元のクリーニング店の跡取りとその友人。 で、 鳳さんには参りました・・・。 | ||||
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ミステリー=殺人・暴力沙汰などといった血生臭い固定観念がありましたが、こういうアプローチの仕方をした推理小説もあるんですね。なんとも優しいミステリー小説でした。 主人公は商店街に構えるクリーニング店の一人息子。父親に急逝されたことにより、代わりにクリーニング店を切り盛りすることになるがというところから物語は始まります。 作中唯一の死者はこの父親のみ。ハラハラするような展開、息が詰まるような描写、目を背けたくなるような残酷性などは本作にまったくありません。なのでそういったエグい表現が苦手な方に勧めるにはちょうどいい推理小説だと思います。 創元推理文庫から刊行されていますが推理小説として楽しむよりは青春小説として楽しむ方が正解かな。大きな事件が起こるわけではないので必然的に凝ったトリックというものも存在せず、日常のちょっとした謎を主人公たちが解明していくという形式になっています。 私は青春小説というか日常系の小説はどうも退屈で性に合わず、本作も例外ではなかったためその分☆は減らしていますが、物足りなさはあるものの青春小説としてはなかなかレベルの高い作品でした。 本作は舞台や設定、主人公は変わらないものの短編集のような形にまとめられており、一つ一つの話を経て主人公のまわりに人脈が形成され、人と人との繋がりの暖かさ、大切さがじんわり読み手に伝わってくるような読後感になっています。 ミステリーでありながら、爽やかで優しい気持ちになれる小説です。嫌な人間がいっさい出てこないため「こんな優しい世界あるかな(笑)」とは思うものの、トリックより人間同士の感情の機微を重視する方におすすめ。 | ||||
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読後が寂しいくらい、熱中して読みました。これはやっぱりシリーズで読みたい! | ||||
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本作の全編を読んで、良いタイトルだなぁ、、て思います。生まれも、育ちも東京。私もです。よく東京以外から来る人は 東京は他人のことを 気にしてないから楽だよね〜とか言われますが、そんな地域もあるかもですが 商店街の近所に住めば、そのうち どこいっても顔見知り、、なんか人間関係めんどくさいなぁ、と主人公の和也のように思うでしょう。店屋の子供ならなおさらです。クリーニング店、ちょっとした謎と 服の繊維、汚れもその経緯がわかると 対処も絞れるなど、 無理なく 父亡きあと 、なんとな〜く店を手伝い 新米として働き出した 主人公の和也と共に アイロンのプロのシゲさんや、和也の母、そしてアライクリーニングのチャーリーズエンジェルの パートの3人の松竹梅のおばさま方の 知識に なるほど〜と。知識と技術があってこその信頼、どんな仕事にもなくてははらない。 社会人となった和也と 謎解きをする 沢田のコンビ。和也によって根を張る場所ができた沢田が 旅立ち、そしてまた戻る場所。続巻が楽しみです。 | ||||
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悪人も、悪意も出てこない、登場人物全員が「労わりあってる」感じの物語です。 精神状態や体調が悪い時でも、安心して読める優しい本です。 ミステリのくくりに入るのかも知れませんが、個人的にはミステリというより、「ほのぼのとしたちょっといい話」のくくりです。 ついでに、はなはだ失礼ですが、「クリーニング屋さん」って専門店だったんだ、と初めて認識しました。お仕事ディティールも楽しめて、読後少し気持ちが丸くなる感じです。 ストーリーや心情描写に「毒」を求める人にはおススメしません。 | ||||
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クリーニング屋さんが、預かった洗濯物やそれにまつわる背景などを手がかりに、 近所の人に訪れる小さな謎を解いていく、と言う設定が面白かったです。 確かにクリーニング屋さんっていろんな家族の事情が見える場所ですよね。 それが、商店街のある下町と来たら・・・ 私も、下町の商売をしている家で育ったので近所同士の風通しの良さが、 とっても懐かしかったです。 主人公の和也の性格も、勘は悪いけれど、困った人をほっとけないピュアな人柄が好感をもてました。 こんな友達いたら頼りがいがあるなぁ。 私も困った時に泣き付いてしまうと思います。 登場人物では、和也のクリーニング屋で長年働いてる、 アイロン職人、シゲさんが味があって渋くってステキだと思いました。 シゲさんと和也がちょこちょこ商店街で買った食べ物で一緒にお茶をするのですが、 その1つ1つが美味しそう!! 以前読んだ、『和菓子のアン』のあんちゃんのお母さんもお話しに何気に出てきます。 繋がりが面白い!! ミステリーが簡単すぎたり、少し無理があり過ぎたり、 バラつきがあるような印象を受けたので、☆は4つにしますが、 ほのぼのして明るい小説が好きな私には、好きなタイプのお話しでした。 続編がでたら読みたいです。 | ||||
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和菓子のアンが面白かったので、この作家さんの本を集め始めました。 登場人物がいいですね。 読後、ほんのり温かい気持ちになれました。 | ||||
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