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(短編集)
切れない糸
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切れない糸の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全56件 21~40 2/3ページ
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速やかな対応でよかったです。 本もとてもきれいな状態でした。 機会があったらまた利用したいです。 | ||||
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俗世を離れたような読後感がありました。たまにはこんな本も有かなと思います | ||||
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短編集で読みやすく、面白いです。 洗濯やクリーニングについての知識も詳しく書いてあるのでつきそうです。 友情や人間関係が奥深い作品です。 | ||||
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単刀直入につまらない。登場人物に魅力がなく、日常ミステリも微妙で登場人物が若いというだけでついた青春という文句。なんの面白味もない | ||||
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先に同じ作者の和菓子のアンを読みました。で、面白~いと思い、ちょっと他のも読んでみようかなと思ってこの切れない糸を選んでいました。 ミステリーなんだげど殺人とか物騒なものなしの、日常にあるミステリーです。 | ||||
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殺人でも盗難でもなく、おまわりさんの必要ない、ミステリー。とってもよかったです。 | ||||
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やむにやまれぬ事情により実家のクリーニング店を継ぐことになった『カズ』の、人しての成長を読者は見届ける。 ただのヒューマンドラマでは楽しみも少なかろうが、そこは坂木作品。いつものように、日常生活にひそむナゾを解きながらカズの成長を見守ることになる。 読了し得られる哲学は良質。人はつながっている事で安心して自由に飛び立てる。精神的につながっているだけでも、人は一人ではないのだと。 今の私には、ズシリと重みを感じる作品であった。 | ||||
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Kindle for iPhone で読むのに丁度いい感じ。ワトスン役がちょっと間が抜けすぎてるのが、イラつくけど。 | ||||
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2005年に出た単行本の文庫化。 4篇を収める短編集。 父親の死により、家業のクリーニング店を継ぐことになった青年が主人公。お得意さんたちにまつわる小さな謎を、主人公の友人が解き明かしていくという趣向だ。 同時に主人公のクリーニング屋としての成長物語ともなっている。 謎自体は些細なもので、推理も強引すぎる。真相もたいしておもしろいものではない。 しかし、小説としてはなかなか良くできており、グイグイと引き込まれるように読んでしまった。 クリーニング界の知られざる技や知識もおもしろい。 | ||||
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クリーニング店の息子があるきっかけで家業にたずさわることになった。 社会経験がない主人公は周りの人に助けられながら 店主の父親に対しても反発していたが、父親の置かれている立場や 仕事に対して考えを理解でき様になる。 そのきっかけとなる事件が次々と出てくるが、主人公の友達が心をゆさぶる 魔法の言葉を相手になげかけ、明瞭に解決していくという展開。 とくにクリーニング業ってこんな感じなのか・・と唸らざる得ない。 最後まで、血なまぐさい話は出てこないが、読み終わりはさわやか。 続編を考えているようなので、出版が待ち遠しい。 | ||||
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クリーニング屋という仕事がこんなにも奥深いとは考えたこともなかったが、読んでいて素敵な仕事だと思った。続編を出して欲しい。 | ||||
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父の突然の逝去によって、勢いでクリーニング店の跡を継いでしまった和也。就職活動もうまくいってなかったし、軽い気持ちで「手伝う」なんて言ってしまったが、父がやっていたクリーニング品の集荷と配達を実際にやってみると、思っていたものとは全く違い・・・そりゃそうでしょう、会社つとめをしたこともない学生がお父さんの代わりをいきなりできるわけはない。ただ、文句を言いながらも根はまじめなんでしょうね、少しずつ前進していく和也は見ていて微笑ましい。 時にはクリーニング品から、時には商店街の仲間からもたらされる”謎”。いわゆる”日常の謎”ものですが、謎そのものはそれほど突飛でもないから答えはだいたい見当がつくし、これを”謎”と呼んでいいのか、と思うものもある。結論は少しひねってはあるのだけれど、この材料でそこまで深読みするかなあと思うこともあったので、「ミステリ」を期待して読むと、少々肩すかしかもしれません。和也はちょっと短絡的で、少し考えればわかるだろう、と思うことも見当すらつかなかったりする。探偵役となる和也の友達、沢田くんは、なんとなく同級生という感じがしなかった。ちょっと大人っぽすぎるというか、全身に漂う諦観、どうしてそんな風に傍観者的なのか、と考えるともう少し年齢設定は上でもよかったのでは、その方がしっくり来た気がします。 なので、ミステリとして読むよりも、和也の成長物語として読んだ方がおもしろい作品だと思います。おせっかいの集まりのような商店街を煩わしく思っていた和也も、仕事を通して成長していくうちに、商店街というのはプロフェッショナルの集団である、ということがわかってきます。そして、自分の店の技術を信頼してくれるお客さんと接しているうちにだんだんと芽生えてくるプロ意識。今後の成長が楽しみですね。 でも、このタイトルを付けるならば、和也と沢田くんの関わりなどをもう少し深く描いてくれたら面白かったかな。 | ||||
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大学卒業とともに父が死に、家業のクリーニング屋を継ぐ羽目になった新井和也くんと、商店街の物語。物語でホームズ役になる友人・沢田は、ちょっと推理の切れが良すぎるが、ミステリーの格好を整える上ではお約束。それに、いくらなんでも沢田、お前何者…と思い始めると、最後にちゃんと自己開示してくれる。人情あふれるいい連作だ。 坂木司はこの後、宅配便ドライバーや歯医者、和菓子職人など、様々なジャンルの職人の世界を舞台に作品を書いていく。そのスタート作品だ。 | ||||
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人間関係に 疲れた方にもおすすめです。 自分をちょっと見つめなおすことのできる一冊です。 | ||||
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イメージは、ホームズとワトソンみないな感じかな?登場人物のキャラクターは悪くないです。あまたの切れる登場人物が一人きになりましたが、おおむね可です。クリーニング屋独自のミステリーは面白かったです。マニキュアを薄めるために除光液を使ってはならない等の化学?ウンチクは面白かったです。私は単行本で買いましたが、中古の文庫で良いかな、という印象です。 | ||||
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舞台は下町の商店街にあるクリーニング店。 穏やかな日常ミステリー。役回りはいつもの通り。 純粋な主人公と、何でもお見通しの友人。 今回の探偵役は、完璧すぎず、きちんと人間っぽくて良かったと思う。 ただ、今作は日常ミステリーというよりも、下町人情話に近い気がする。 この作者の作風にぴったりだ。 クリーニングや商店街にまつわるウンチクも面白かった。 自分が主人公と同じような歳だからか、すごく共感できた。 おすすめです。 | ||||
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同じ著者の「和菓子のアン」とこちらを同時購入しました。 「和菓子のアン」を読み終えて、あーこの人文章書けない人なんだぁと思ったが時すでに遅し。購入してしまったので仕方なく読むことに。 やはり文章が稚拙です。例えばアイロン室の中に湯気が立ち込めていて部屋全体が暖かいという描写ですが、そのまま書いたところで何が面白いのでしょう??それを様々な表現に置き換えて読者がさも自分が体験しているかのような気分にさせるのが文学ではないのでしょうか?よく練られた文章からは匂いや空間を読み取ることができますが、この人は見たままの描写しかできないのでその文章からはなにも感じません。 それに登場人物の造形が浅くて魅力を感じることだできません。作者の頭の中だけで動かされているようで読者まで届いてきません。謎解き(そもそも謎ではない)も薄っぺらいし。。中途半端なミステリー仕立てにするよりも下町人情話にしたほうがまだましなんじゃぁ? これほどまでにレビューがあてにならないと思ったのは初めてです。どこがそんなに面白いのでしょう?さっぱり分かりません。この人の作品はもう読む気なしです。。 | ||||
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いやいやこれは、いい! 一見地味にも思えるクリーニング店の店主になったカズの働きも、 ホームズ役の沢田、職人のシゲさん、マジシャン、幼なじみ‥ いろいろな人の善意やカズの人の良さが、商店街という設定と ご用聞きも行うクリーニング店という設定にうまくマッチして本当にさわやかに回ってゆく。 引きこもり探偵シリーズの各地の名産や料理に引けを取らない、 コーヒーの淹れ方やクリーニングの知識と言った細やかな彩りが今回も光る。 クールなホームズとワトソン役が少しずつ、無理なく近づくシナリオもさわやかで心地よい。 まるで清涼感のあるソーダのような、素敵な小説。おすすめです! | ||||
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商店街のクリーニング屋を中心に、様々な謎が提示され、それらが鮮やかに解決される。 謎と言っても、例えばクリーニング店のあるお得意さんの職業は何だろう?という類のものだ。 具体的には渡辺さんの事だが、何となく水商売っぽいものの、それにしては妙だし。 物語は春夏秋冬別に四章から成るが、それぞれの章に明確な障壁は無い。 主人公カズはクリーニング店の新米二代目だが、目を見張らされるのは、アドバイザーの喫茶店店員の沢田だ。 この物語で、すべての謎を解いてしまうのが沢田であり、その才覚には驚かされる。 些細な情報から、華麗なる結論を引き出す、驚愕に値するカズの友人だ。 物語全体の温かさにも増して、この点が突出している。 蛇足だが、腕の良いアイロン職人シゲさんが、昔カズの父親と入った定職屋で頼んだのが目玉焼き定食。 目玉焼き定食って、飯と目玉焼きと味噌汁の組み合わせだろうか? 朝食みたいだが、これを食べてみたくなった。 著者のポリシーだと想像するが、職業または金儲けは、働く事によって行われるべきだとするが、全く同感だ。 機関投資家などは特別職であり別格だが、財テクで楽して儲けようと思ったりしてはならない。 こんな考えが沢田を支配している事が、最終的に分かってくる。 この物語は、それぞれの登場人物のプロフィールに深く言及する。 つまり、登場人物を固定化する事への布石の様に思え、現にシリーズ化される様な事が書かれている。 それなら、続編が出るのが楽しみになるが、現時点ではそれが無い。 鋭意執筆中なのだろうか? タイトルは、最後まで読んでみて、成る程と思わされる。 | ||||
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商店街のクリーニング屋を中心に、様々な謎が提示され、それらが鮮やかに解決される。 謎と言っても、例えばクリーニング店のあるお得意さんの職業は何だろう?という類のものだ。 具体的には渡辺さんの事だが、何となく水商売っぽいものの、それにしては妙だし。 物語は春夏秋冬別に四章から成るが、それぞれの章に明確な障壁は無い。 主人公カズはクリーニング店の新米二代目だが、目を見張らされるのは、アドバイザーの喫茶店店員の沢田だ。 この物語で、すべての謎を解いてしまうのが沢田であり、その才覚には驚かされる。 些細な情報から、華麗なる結論を引き出す、驚愕に値するカズの友人だ。 物語全体の温かさにも増して、この点が突出している。 蛇足だが、腕の良いアイロン職人シゲさんが、昔カズの父親と入った定職屋で頼んだのが目玉焼き定食。 目玉焼き定食って、飯と目玉焼きと味噌汁の組み合わせだろうか? 朝食みたいだが、これを食べてみたくなった。 著者のポリシーだと想像するが、職業または金儲けは、働く事によって行われるべきだとするが、全く同感だ。 機関投資家などは特別職であり別格だが、財テクで楽して儲けようと思ったりしてはならない。 こんな考えが沢田を支配している事が、最終的に分かってくる。 この物語は、それぞれの登場人物のプロフィールに深く言及する。 つまり、登場人物を固定化する事への布石の様に思え、現にシリーズ化される様な事が書かれている。 それなら、続編が出るのが楽しみになるが、現時点ではそれが無い。 鋭意執筆中なのだろうか? タイトルは、最後まで読んでみて、成る程と思わされる。 | ||||
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