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ソフィー
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ソフィーの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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| まず、主人公の少年はシスターコンプレックスでサイコです。 姉への追慕と憎しみ、姉の謎の行動にとらわれていて そのために何人もの女性が犠牲になります。 姉(ソフィー)は天才とされていますが要するに早熟なのに 大人になりたくない繊細な魂をもっている少女です。 そのために愛しているはずの弟を巻き添えにして その後の彼の人生を狂わせます。 姉の名をアンナやマリアではなくソフィーにしたことによって 作者の思索的な配慮が働いているのかも知れません。 最後の犠牲者はやっと主人公を納得させ助かったかのように見えますが 極限状況や主人公やその姉を理解することによって 結果的に彼女も実はサイコになったとしか思えません。 そしてまた見ようによってはこれがたった一人の頭の中で 作られた妄想のようにも思え、大変後味の悪い話です。 この小説は大変評価が高いようですがわたしはあまり好きではありません。 | ||||
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| 結末は思いもよらなかった。 一度読んだだけでは理解できなところも多いので再読を要する作品だと思います。 二度、三度、戻って読み返して、徐々に表れてくる物語の輪郭に、思わずぞっとした。 登場してくる姉の存在は謎めいているが、実は弟のほうが危険でさらに謎めいた存在だった。 幻想的で、余韻の残る作品だった。 | ||||
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