雪密室

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評判

雪密室の評価:

3.27/5点 レビュー 22件。 D ランク

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平均点3.27pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全36件 21〜36 2/2ページ
No.16
(2pt)

う〜ん

法月綸太郎の作品は初めてでした。 エラリークイーンが好きなので期待してたのですが、 とくにワクワクする所もなく、法月親子のやりとりも普通で退屈でした。 2日で読み終わりましたが、短編や2時間ドラマで十分と思いました。
雪密室 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 雪密室 (講談社ノベルス)より
4061814273
No.15
(2pt)

う〜ん

法月綸太郎の作品は初めてでした。 エラリークイーンが好きなので期待してたのですが、 とくにワクワクする所もなく、法月親子のやりとりも普通で退屈でした。 2日で読み終わりましたが、短編や2時間ドラマで十分と思いました。
雪密室 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 雪密室 (講談社文庫)より
406185111X
No.14
(3pt)

作中でカーの作品のネタばらしするのはいかがなものか。

足跡の全くない、周りを雪で閉ざされた建物で人が殺され犯人が消え失せているという準密室物の作品。 このシチュエーションの作品ではカーの「白僧院の殺人」という大傑作があり、本作品でも言及されている。 ただ作品のトリックを安易にばらしてしまうのはいかがなものか。「白僧院の殺人」は不朽の名作と称えられる作品であり、カーファンの中には彼の最高傑作に推す人もいるくらいの作品である。それ程の認知度がある作品であるから、大抵の人は読んでいるだろうとしても、安易にトリックをばらすのはいただけない。読んだ人は記憶にあるだろうし、読んだことのない人はそれを基に推理を組み立てることができないだけなのだから、あえてトリックをばらす必要性はないのである。何より作品はすでに古典であり、共通の財産と言って良いもの。それを著者でもない者がネタばらしをするというのは人道にもとるといわねばならない。「すべてがfになる」や「頼子のために」などのネタばらしを著者が他の作品でやるなどとは次元が違うのである。 トリックに関してはこれもカーの亜流の感は免れない印象である。カーを読んでいる人なら簡単。読んでいなくてもネタばらししてあるので一緒か。この作品で使ったトリックを使う場合何らかの形で読者に示唆を与える必要があると思うが、実際問題としてヒントを与えるのは至難である。(それが無くても感の良い人はピンとくるか……) 犯行のトリックは分かった(心理的盲点を突いた作品には強い)が犯人は当たらなかったというのも、カーの「白僧院の殺人」と通ずる。玄関の鍵等小技が効いているのは個人的に好み。
雪密室 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 雪密室 (講談社ノベルス)より
4061814273
No.13
(3pt)

作中でカーの作品のネタばらしするのはいかがなものか。

足跡の全くない、周りを雪で閉ざされた建物で人が殺され犯人が消え失せているという準密室物の作品。 このシチュエーションの作品ではカーの「白僧院の殺人」という大傑作があり、本作品でも言及されている。 ただ作品のトリックを安易にばらしてしまうのはいかがなものか。「白僧院の殺人」は不朽の名作と称えられる作品であり、カーファンの中には彼の最高傑作に推す人もいるくらいの作品である。それ程の認知度がある作品であるから、大抵の人は読んでいるだろうとしても、安易にトリックをばらすのはいただけない。読んだ人は記憶にあるだろうし、読んだことのない人はそれを基に推理を組み立てることができないだけなのだから、あえてトリックをばらす必要性はないのである。何より作品はすでに古典であり、共通の財産と言って良いもの。それを著者でもない者がネタばらしをするというのは人道にもとるといわねばならない。「すべてがfになる」や「頼子のために」などのネタばらしを著者が他の作品でやるなどとは次元が違うのである。 トリックに関してはこれもカーの亜流の感は免れない印象である。カーを読んでいる人なら簡単。読んでいなくてもネタばらししてあるので一緒か。この作品で使ったトリックを使う場合何らかの形で読者に示唆を与える必要があると思うが、実際問題としてヒントを与えるのは至難である。(それが無くても感の良い人はピンとくるか……) 犯行のトリックは分かった(心理的盲点を突いた作品には強い)が犯人は当たらなかったというのも、カーの「白僧院の殺人」と通ずる。玄関の鍵等小技が効いているのは個人的に好み。
雪密室 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 雪密室 (講談社文庫)より
406185111X
No.12
(4pt)

雪の処理が難問

法月綸太郎の長編第二作。まさに王道と呼べる舞台設定に状況設定。そしてそこで演出される殺人劇の謎に挑むは,作者が大好きなクイーンの
基本設定に倣い創造された法月親子!

デビュー作となる前作でみせた前衛的な作風からしてみれば,まるくなった感も受けるが何々侮れませんよ。読み応え充分です。
だからといって何も革新的なトリックが本書に使われているわけではないが,アリバイの問題・鍵の問題・雪の問題と,それぞれの要素を
圧倒的なアレンジセンスで複雑に組み立てられる手腕が凄いのだ!特に大前提にして最難関にもなる雪の要素はお見事。不可能に秩序を与えて
可能にするさまが実に鮮やか。
ほか,キャラクター造型はともかくとして,お決まりで陳腐な愛憎劇の範疇なんかには収まらない,登場人物間で心と理性が蝕まれるような
関係性を作り上げてみせた事に関して個人的にはとても高く評価したい。

あまりにシンプルで堂々としたタイトル。。この響きにピンと来た方,雪で構築されたこのパズルにぜひ挑戦してみてはいかがですか?
雪密室 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 雪密室 (講談社文庫)より
406185111X
No.11
(4pt)

雪の処理が難問

法月綸太郎の長編第二作。まさに王道と呼べる舞台設定に状況設定。そしてそこで演出される殺人劇の謎に挑むは,作者が大好きなクイーンの
基本設定に倣い創造された法月親子!
デビュー作となる前作でみせた前衛的な作風からしてみれば,まるくなった感も受けるが何々侮れませんよ。読み応え充分です。
だからといって何も革新的なトリックが本書に使われているわけではないが,アリバイの問題・鍵の問題・雪の問題と,それぞれの要素を
圧倒的なアレンジセンスで複雑に組み立てられる手腕が凄いのだ!特に大前提にして最難関にもなる雪の要素はお見事。不可能に秩序を与えて
可能にするさまが実に鮮やか。
ほか,キャラクター造型はともかくとして,お決まりで陳腐な愛憎劇の範疇なんかには収まらない,登場人物間で心と理性が蝕まれるような
関係性を作り上げてみせた事に関して個人的にはとても高く評価したい。
あまりにシンプルで堂々としたタイトル。。この響きにピンと来た方,雪で構築されたこのパズルにぜひ挑戦してみてはいかがですか?
雪密室 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 雪密室 (講談社ノベルス)より
4061814273
No.10
(5pt)

純粋に本格ミステリ

思わせぶりな招待状に導かれ、信州の山荘〈月蝕荘〉を訪れた法月警視。
そこで警視は、自分を呼び寄せた篠塚真棹という名の女性の死に遭遇する。
真棹は、庭の離れの寝室で縊死体となって発見されたのだが、離れと
本館の間に積もった雪の上には、発見者の足跡以外、残されていない。
しかも、離れの入り口には鍵が掛かっており、開錠するに
は、被害者とその夫だけが持つ、特殊な鍵が必要だった。
この二重密室から、犯人はいかにして姿を消したのか?
メイントリックは、有名な《足跡》トリックを状況
設定やアリバイ工作で巧みにアレンジしたもの。
また、犯人特定のロジックには、残された足跡のサイズをもとにした
クイーン流の消去法が用いられており、古典本格へのオマージュを
感じさせる、いい意味でオーソドックスな作品となっています。
しかし本作は、単に古典へと回帰したウェルメイドな作品というだけにとどまりません。
エピローグを二つに分け、本編の前後に配置することで
ミスディレクションを仕掛けるというトリッキィーな構成や、
クイーン作品における父子関係を踏襲しつつも、そこに
陰影を帯びさせた綸太郎と警視の関係性などからは、
本作以降の著者の作風が暗示されているといえます。
雪密室 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 雪密室 (講談社ノベルス)より
4061814273
No.9
(5pt)

探偵・法月綸太郎のデビュー作

思わせぶりな招待状に導かれ、信州の山荘「月蝕荘」を訪れた法月警視。
彼はそこで、自分を呼び寄せた女性・篠塚真棹の死に遭遇する。
真棹は、庭の離れの寝室で縊死体として発見されるが、離れと本館の
あいだに積もった雪の上には、発見者の足跡以外、残されていない。
しかも、離れの入り口には鍵が掛かっており、開錠するには、
被害者とその夫だけが持つ、特殊な鍵が必要だった。
この二重密室から、犯人はいかにして姿を消したのか?
メイントリックは、有名な《足跡》トリックを
状況設定やアリバイ工作でアレンジしたもの。
また、犯人特定のロジックには、残された足跡のサイズをもとにした
クイーン流の消去法が用いられており、古典本格へのオマージュを
感じさせる、いい意味でオーソドックスな作品となっています。
しかし本作は、単に古典へと回帰した、ウェルメイドな作品というだけにとどまりません。
エピローグを二つに分け、本編の前後に配置することで
ミスディレクションを仕掛ける、というトリッキーな構成や、
クイーン作品における父子関係を踏襲しつつも、そこに
陰影を帯びさせた綸太郎と警視の関係性などからは、
本作以降の著者の作風が暗示されているといえます。
雪密室 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 雪密室 (講談社ノベルス)より
4061814273
No.8
(5pt)

純粋に本格ミステリ

思わせぶりな招待状に導かれ、信州の山荘「月蝕荘」を訪れた法月警視。
彼はそこで、自分を呼び寄せた女性・篠塚真棹の死に遭遇する。
真棹は、庭の離れの寝室で縊死体として発見されるが、離れと本館の
あいだに積もった雪の上には、発見者の足跡以外、残されていない。
しかも、離れの入り口には鍵が掛かっており、開錠するには、
被害者とその夫だけが持つ、特殊な鍵が必要だった。
この二重密室から、犯人はいかにして姿を消したのか?
メイントリックは、有名な《足跡》トリックを
状況設定やアリバイ工作でアレンジしたもの。
また、犯人特定のロジックには、残された足跡のサイズをもとにした
クイーン流の消去法が用いられており、古典本格へのオマージュを
感じさせる、いい意味でオーソドックスな作品となっています。
しかし本作は、単に古典へと回帰した、ウェルメイドな作品というだけにとどまりません。
エピローグを二つに分け、本編の前後に配置することで
ミスディレクションを仕掛ける、というトリッキーな構成や、
クイーン作品における父子関係を踏襲しつつも、そこに
陰影を帯びさせた綸太郎と警視の関係性などからは、
本作以降の著者の作風が暗示されているといえます。
雪密室 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 雪密室 (講談社文庫)より
406185111X
No.7
(4pt)

白い僧院はいかに改築されたか?

作者の2作目にして、名探偵・法月倫太郎の初登場作品。「白い僧院はいかに改築されたか?」という扉の一文がまず魅力的。
休暇で招待された別荘にやってきた法月警視は、一面銀世界の家の離れで殺人事件に遭遇するが、足跡は発見者のものしかないという設定で、カーター・ディクスンの名作「白い僧院の殺人」の雪の密室を髣髴とさせながら、エラリー・クイーンのように読者への挑戦状を挿しはさむという欲ばりな一冊。トリックもシンプルで優れている。
デビュー作、本書と本格派作品が続き、作者は本格派かと思いきや、以後作者の作品はどんどん変格ものに傾いていくのがとても残念。
雪密室 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 雪密室 (講談社文庫)より
406185111X
No.6
(4pt)

法月氏全長編レビュー

法月氏がミステリの定番、雪の上の足跡に挑んだ作品。
実にオーソドックスなテーマだが会話のやりとりの
軽妙さもあいまってなかなかの良作となっている。
トリックも目新しいものではないがしっかりとツボを抑えている。
頼子〜や生首〜のように仰々しい話よりこういう作品の方が
法月氏の良さが生かされている気がするので個人的にはおすすめ。
雪密室 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 雪密室 (講談社文庫)より
406185111X
No.5
(3pt)

標準的かなと。

ミステリ初心者のオレ的にはとても標準的なミステリ小説と感じた。謎解きについても普通な印象です。被害者がとても「ワル」い人間のために多くの人に「動機」があり犯人が誰かわからない面白さがありました。読後の感想は「何もそこまで悲しく理不尽な設定にしなくても・・・」。
雪密室 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 雪密室 (講談社文庫)より
406185111X
No.4
(3pt)

法月警視自身の事件

 1989年に講談社のベルスとして出たものの文庫化。
 著者のデビュー2作目で、法月警視・綸太郎親子の初登場作。探偵・法月綸太郎シリーズの第一作であるにも関わらず、父の法月警視が主人公になっているのがユニーク。「法月警視自身の事件」ということらしい。
 本格ミステリにサスペンスを織り込んだ味わいの作品で、ちょっと読者の好みが別れるかも知れない。特に、本格ファンには受けないかも。
 とはいえ雪の密室というわかりやすいトリックと、家族を巻き込んだ愛憎劇が溶け合った良作だと思う。
雪密室 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 雪密室 (講談社文庫)より
406185111X
No.3
(3pt)

法月綸太郎初登場

デビュー作は青春ミステリーでしたが
この作品から推理小説作家法月綸太郎&警察官の父という構図ができあがります。
雪の山荘で発見者以外の足跡が存在しない、しかも、合理的理由から犯人は発見者ではありえないという推理小説の合理的な謎。
その本編に比べるとかなり陳腐なサイドストーリーが興ざめだったりします。
雪密室 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 雪密室 (講談社文庫)より
406185111X
No.2
(4pt)

法月綸太郎の真のデビュー作とも言えますね

法月綸太郎が専業作家になって初めて発表した作品です。探偵役に作者と同名の法月綸太郎を起用しての第1弾にあたります。エラリー・クイーンを意識したその設定は、綸太郎の父親を警視として設定するところまで徹底しています。本作は第1弾であるにもかかわらず、法月警視自身が事件に深く関与しているという設定で、いきなり綸太郎の出生の秘密にまで話が及んでしまうところがユニークだと感じました。“雪密室”というのは、殺害現場の周りに雪が積もっているので逃亡した犯人の足跡が残るはずだがそれがないという広義の密室もののひとつで、密室の王者カーを始めとして数多くの作家がチャレンジしている分野です。本作はその分野の最高傑作だとは言えないものの、その分野に新たな一歩を加えた見事な作品だと思います。
雪密室 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 雪密室 (講談社文庫)より
406185111X
No.1
(2pt)

換骨奪胎すれば

まず何よりも、安直な2時間ドラマのような設定・展開には、読んでいて抵抗を感じます。肝心のトリックですが、「『雪の密室』の発展」に対し格別の貢献をしているとは思えません。長めの短編位に換骨奪胎したものならば、面白かったことでしょう。
雪密室 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 雪密室 (講談社文庫)より
406185111X