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(短編集)
妻の女友達
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妻の女友達の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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短編集なので読みやすく、女性なら分かる心がモヤモヤする話。 | ||||
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個性的な初期作品集としても面白く、以後短編ミステリー作家としての名声を得たのもうなずける。 | ||||
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表題作を含む六篇の短編集です。 どの作品をとっても、独特の雰囲気を持った「ミステリー」になっています。 それぞれの結末も洒落ているし、それぞれの持つブラックな感じが素晴らしいと思います。 確かに、どの作品も「ミステリー」には違いないのですが、所謂「謎解き」に関心がなさそうなストーリー展開です。 むしろ、どこでもありそうな状況設定なのですが、結末の「意外性」に重きが置かれているように思います。 しれだけに、それぞれの作品の読後感に好き嫌いが出てきそうですが、個人的には大好きな作品群でした。 | ||||
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女性の怖さが際立つ、6編の短編。 「菩薩のような女」 菩薩のような、美人さん。綺麗な顔の裏でナニをたくらむ。 「転 落」 愛人の事故死と墓穴を掘ってしまった男。その妻が怖い。 「男喰いの女」 女性の思い込みが、事件を招く。 「妻の女友達」 満足している筈だった。しかし。。。 「間違った死に場所」 殺した男。遺書が引き起こす珍騒動とブラックな終わり方。 「セ・フィニ----終幕」 大女優(悪女)の愛人。新人俳優として成功をつかみつつある、その愛人が取った行動。 表題作が秀逸。 その他、どれもヒネリの効いたブラックな話で、読ませます。 かといって、徹底的に暗くなる訳でもなく、軽く楽しめる一冊です。 | ||||
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最近は恋愛ものが多い著者だが、この本が出た頃はサスペンス、ミステリーをたくさん書いておられて、質の高い話が多かった。その中でも本書は特によくできていると思う。サスペンスにとって伏線のはりかたはとても重要だが、それが絶妙なのだ。クライマックスになって、あ、そういえば!と、やられてしまう。短編だとキーポイントを書く場所が限られくるはずなのに、無駄なくそれは隠されている。また、設定も日常にある光景になっているため、事件が身近に感じられその分ショックも大きい。短時間で読める割には、密度が濃くとてもおもしろい。これを読むと小池ミステリーをまた読みたくなるはず。 | ||||
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最近は恋愛ものが多い著者だが、この本が出た頃はサスペンス、ミステリーをたくさん書いておられて、質の高い話が多かった。その中でも本書は特によくできていると思う。サスペンスにとって伏線のはりかたはとても重要だが、それが絶妙なのだ。クライマックスになって、あ、そういえば!と、やられてしまう。短編だとキーポイントを書く場所が限られくるはずなのに、無駄なくそれは隠されている。また、設定も日常にある光景になっているため、事件が身近に感じられその分ショックも大きい。短時間で読める割には、密度が濃くとてもおもしろい。これを読むと小池ミステリーをまた読みたくなるはず。 | ||||
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収録されている短編の中で表題作「妻の女友達」がとびぬけて面白い。小心者の主人公が殺人を犯す動機が一風変わっていて、ちょっと信じがたいのだが、読み進むうちに「こういう動機で殺意を抱くこともあるかもしれない」と納得させられてしまう。ラストも決まっている。ほかの作品も皮肉な文章で楽しめる。しかし、アリバイくずしの一種といえる「セ・フィニ-終章」は一ランク落ちる。トリックに凝るのは他の作家にまかせておいて、この作者にはサスペンスで押してもらいたい。 | ||||
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