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(短編集)

妻の女友達



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妻の女友達の評価: 3.58/5点 レビュー 12件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.58pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(1pt)

読むのが辛かった

凄い高評価の多い中気が引けるのだが、正直☆1である。まあここは好みの違いだろうか。
これを読んで「女って怖い」と素直に思えるとしたらそれこそ怖い。

まず「菩薩のような女」
表題作で犯人となんとなくの動機がわかる稀有な作品。特に面白みもないし、計画も穴だらけだがご愛嬌なのか。まだマシな方。

二作目 「転落」
色々と転落する作品。展開はベタ中のベタだし、登場人物の夕子の反応が機械的すぎ。猫の名前だけが面白い。

三作目「男喰いの女」
変化球だが展開は読める。猫に厳しい作品。誰にも感情移入できないし同情もできない。

四作目 「妻の女友達」
どこかで読んだような話を四作も続けて読むと発狂しそうになることを理解。この辺から死んだ目で読んでた。
これも相変わらず誰にも感情移入できない作品。
主人公の思考のぶっ飛びくらいに笑うしかないし、表向きはおとなしく裏で行動する某キャラは、計画成功した途端馬鹿みたいに丁寧に説明しだし、人格の乖離を疑う。
キャラが基本的に浅いのか違和感しか感じない。

五作目 間違った死に場所
馬鹿な作品(褒め言葉)
これだけは終始ニヤニヤしながら読めて面白かった。

六作目 終幕
最初はどこかの昼ドラのような展開と、井の中のカワズ的な主人公に辟易してたが展開的に小気味が良い。この中では割と好きなほうか。

総評
同じようなテーマでどこかで聞いたような話ばかりがならび、食傷気味どころの騒ぎではない。下手な短編は下手な長編より読むのが辛いことを教えてくれた作品集であった。ウィキかなにかで「短編の名手」と書かれていたが、この作品だけを読んだ身としては嘘だろという感じ。
本当にこういう系統の話が好きな人や作者が好きな人以外読まないのが吉かと。
妻の女友達 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:妻の女友達 (集英社文庫)より
4087483304

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