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神々のプロムナード



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神々のプロムナードの評価: 2.27/5点 レビュー 15件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.27pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全15件 1~15 1/1ページ
No.15:
(5pt)

「リング」のスピンオフ作品だと期待して読むと…

「リング」のスピンオフ作品だと期待して読むと、ガッカリするでしょうね。
リングに名前だけ出てきた影山照高と、本作のは別人で、全く関係ありません。
評価が低いのはそのせいだと思います。が、面白かったですよ。これはこれで。

最初の方に出てくる「倉沢夏実」の扱い方が、スゴイ ですが。
神々のプロムナード (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:神々のプロムナード (講談社ノベルス)より
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No.14:
(2pt)

失踪した松岡は、いったい何をしたいのだろうか?

宗教をあつかうのは 難しいと感じた。
失踪 したのが 出家 だったということなのかな。
そして、失踪するのが 突然なので、家族が 困ってしまう。
失踪するには、それだけの理由があるはずなのだが、教祖に惹かれるだけなのだ。
出家するとしたら、もっと 突発的なものではないはずなのだが。
現代の失踪ということなのか。

神的な体験が、宗教を創立できるというのも、
ちょっと 安易なのかもしれないな。
カリスマ的な要素は、どこから生まれるのか?
人の心がよめる、未来を予言するということから、始まるのだろうか?
影山照高という人間のプロフィール。
北島慶介という若者らしく、ビジュアル系のマスコミを操りながらのカリスマ。
どちらにしてもあまりついていきたいという感じが湧かない。

村上史郎という34歳の学習塾の経営者が主人公だと思ったら、
ダブルキャストで、同級生の失踪した松岡のヨメの深雪が、主人公だった。
交互に、史郎と深雪を語ることで、物語が浮き彫りにされていくが、
どうも、二人の思考方法が 同じすぎるので 物語が癒着してしまう。

この深雪は、高校生の時に 援助交際の経験がアリ
人に頼っていきていくことに嫌悪しながら、結局人に頼ろうとして、
頼り切れないで 風俗嬢となり、生計を立てていく。
それでも、心の隙間から、新興宗教にはまって、自立するという
絵に描いたような物語になっている。
結局 失踪した松岡は 一体何をしたいのか?というところが
良く見えないような気がする。
そして深雪と松岡が同じ宗教にはいるというのも理解しがたい。
とにかく、広がりがありながら、突然 狭まってしまうのが、残念だ。
神々のプロムナード (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:神々のプロムナード (講談社ノベルス)より
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No.13:
(1pt)

駄作

これはひどいですね。
暇つぶし以上の価値はありません。
構成も素人チックで、この作者の作品とは信じられません。
2時間枠のドラマでも、もたない位の薄っぺらさです。
無駄が多い上に、提示されたテーマはうやむやに消え、唯一謎かけされた数字は、一目で意味に思い当たるのに主人公は全然気付かない・・・。
最後は「ふーん、そう。で?」ってなエンディング。
読者を馬鹿にしているのでしょうか?
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No.12:
(2pt)

ネタがいまいちで 面白くなかった・・・

題に引かれて 読んでみましたが、みなさんが描かれているように 文章は上手で読みやすいですが、内容はあまりにも
お粗末でした。
「鈴木さん どうしてしまったんだろう」と驚くほどの終わり方で 
連載中か何かでオウムのサリン事件が発生し、当初の予定通りにストーリーを進められず 
変更を余儀なくされたのかもしれませんが 長編で この終わり方はちょっとひどいかなあと消化不良です。
ただ この浅い内容で 長編を書きとおした著者の筆力には感嘆を覚えました。
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No.11:
(2pt)

もう一度書いて欲しい

皆さんが言うように、上巻前半から下巻の真ん中辺りまで
面白くて、一気に読めましたが、オウム真理教の事件と(作品内容が)重なり、
多分、連載打ち切りとなったのだと思いますが、
後半は、無理やり終わらせた感があり、ぐだぐだです。

上下巻となっていますが、ストーリーの進み具合から観て、
本来は上中下の三部作で、構成させるはずの
作品だったので無いでしょうか?

オウム事件から大分経っていますし、改めて、
書き直して欲しい、実に惜しい作品です。
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No.10:
(1pt)

何もかもが陳腐。

厳しくいうと、何もかもが陳腐。そもそも、夫がいなくなって、いきなり警察より前に数回、家に遊びにきたことある友達に相談する妻ってのも??だしあっという間に、その友達とデキちゃうのも??だししかも、その友達である主人公がその妻とデキといて「松岡は、オレに妻と子供を頼むと言いたかったのではないか?」も??だし本当に、松岡がそう思ってたのにも??で、子供がいる深雪がお金のためって、あっさり風俗へ行くのも??もう、なんか全てが、陳腐で、「はぁ??」です。まぁでも、こんなに陳腐な話を、ここまで面白く読ませるのは、さすがです。失踪物って、大概おもしろいし、宗教もからめるなら何故、松岡がそこまで、その宗教に心酔してしまったのか。。。みたいな闇が書いてあると少し違ったのになーって思います。ラストの展開も、個人的には陳腐は話に、これ以上のない蛇足。。と思います。
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No.9:
(3pt)

前半は面白いが、後半は・・・

「リング」の鈴木光司の作品なので読んでみました。連載開始直前にオウム真理教事件が起きてしまいプロットを変更したという曰く付きの作品らしいです。前半戦は、ミステリーとしてかなり面白いし、読んでいて引き込まれたが後半がだらけ気味!「えっ! こんな終わり方じゃ納得できん!」というオチです。オウム事件でストーリーを変更したところがひびいているのかなぁ?
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No.8:
(2pt)

オビで言うほどの・・・

タイトル通り、オビで謳ってるほどの驚きの結末だったかな・・・と思います。終盤まで一気に読ませる文章は、ページをめくるのがもどかしいほどでしたが、、、結末は肩透かしを喰らったカンジです。新興宗教絡みということで、人間の弱さやずるさ、信心、猜疑心などもっと描き込んで欲しかったです。
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No.7:
(4pt)

宗教を描くのはなかなか難しいようです

『リング』にちょっとだけ出てきた(らしいのだがあんまり覚えてない)新興宗教をメインに据えた作品です。連載開始直前にオウム真理教事件が起きて、ストーリーを修正せざるを得なかったという曰く付きの作品だそうです。そのせいか、ラストの結末の付け方はちょっと派手さが足りないような気がしました。鈴木光司にしては珍しく推理小説的な手法で失踪者の行方を捜していくのですが、作者は至るところで証拠もなく簡単に結論に飛びついてしまう推理小説を批判しているようにも思えます。作者は大学時代、テレビ局の入社試験を受けて落ちたそうで、そのシーンを本作中に再現しているのですが、クライマックスのところで新興宗教家にテレビ局が翻弄されるという設定は、彼のちょっとした復讐なのかな?
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4062118564
No.6:
(2pt)

そりゃないぜベイベー

最終章に入るまでは面白かったです。あるタレントが出演する番組を見た日に失踪した友人、残された友人、妻と共に彼の行方を追う男、調査を進めるうちに浮かび上がる新興宗教団体、妻と男の間に芽生える打算的な愛情……一気に引き込まれ、明け方4時あたりに最終章に突入……にもかかわらず、「なんじゃそりゃ?」という結末に、結構がっかりしてしまいました。展開が厳しくなったかもしれませんが、それはそれで納得のいくオチをつけてほしかったです。
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No.5:
(3pt)

事実は小説よりも奇なり

久々の鈴木作品。帯には、本人曰く「『リング』に先立つ原点がここにある」ということなので、ワクワクして読み始めた。前半は、不可解な失踪劇で、ぐいぐいと読み進んだものの、途中からは、何だかトーンダウン。ありがちな女性問題なんかもエピソードとして入ってきて、ストーリーのおもしろさを削っていたような気が…。執筆中にオウム事件がおきてしまい、著者もどう展開していいのかわからなくなったというのもうなずけるが、結局は不発かな。前半はよかったのになあ。
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No.4:
(2pt)

昔は良かった。

楽園・光射す海・リング、どれもわくわくドキドキして読んだこの作家の旬は完全に終わったと思わざるを得ない出来。冗長、内容がなく、終わりはつまらない。売れるとだめになる典型。エールもひどかったけど、もう決別かなあ。しかしやっぱり次にもう一回だけ期待して星2つかなあ?
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No.3:
(1pt)

がっかり

大好きな鈴木光司作品ということで、期待しすぎたせいか、最後のほうはもう、めったにしない飛ばし読み状態でした・・・。文章もザラザラとしているし、プロットがふっとんでしまったことがやはりどうしようもなく物語世界を破壊しているようで・・。現実世界のほうがかなりショッキングでしたから、まあ難しいテーマでしたよね。それでも、鈴木光司なら!とハードカバーを買ったのに・・。次回がんばってください!!
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No.2:
(2pt)

失敗作

一気に引き込まれる導入部、次々に深まる謎、高まる緊張感・・・。登場人物の複雑な心境の変化が物語の深みを増していくあたり、前半はさすが鈴木光司、と唸らせるものがあります。前半の4割は★5つ!想像を絶する物語を作り出せる力量のある作家は、数少ないと思います。しかし、その物語を終わらせるのは、もっともっと難しいのでしょう。残念ながら、本作はこの意味で、失敗作という印象を拭えません。次の作品に期待します。
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No.1:
(2pt)

プロットは興味深いのに残念

新興宗教絡みの失踪事件がテーマ。一連のオウム事件によって幻の作品になるとの噂もあったが連載開始から実に8年、堂々完成!といいたいところだが読後の感想は「なにこれ?」。あまりにとってつけたようなラスト(しかもそのシーンは一時話題となったドキュメンタリーに酷似)は受け入れ難いやっつけ仕事にしか感じられず、非常に残念だった。象徴的なのが、167頁でアイスコーヒーを注文するシーンがあるのだがなぜか175頁で「テーブルに載せられたホットコーヒーは完全に冷めていた」となっている点。細かすぎると思われるかもしれないが、物語に没頭してる読者に対してあまりに失礼なディテールの扱い方だ。冒頭の夢のシーンは思わせぶりだが、どう物語にリンクしているのかは謎のまま放置。これがあまりにも美しい構成美を湛えていたデビュー作「楽園」と同じ作者の本かと思うと、怒りを通り越して悲しくなった。
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4062118564

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