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(短編集)
タルト・タタンの夢
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タルト・タタンの夢の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全90件 21~40 2/5ページ
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| 「ビストロ・パ・マル」というフランス田舎料理屋、パ・マルは、フランス語で「悪くない」という意味である。カウンター7席、テーブル5つ。そこのシェフが、三舟で、フランスの田舎のオーベルジュ(宿付きレストラン)やレストランを転々として修行してきた。無精髭を生やし、髪を後ろで束ねた無口なシェフ。フランスでは、三舟という名前から「おまえはあの三船敏郎の親戚なのか」と言われて、サムライとも呼ばれていた。副シェフ志村は、高級ホテルのメインダイニングで働いてきた正統派フレンチの料理人。ソムリエ金子、ギャルソン高築の四人のレストランでおこる物語。 出てくる料理は、田舎風だったり家庭風だったり。フランス語で名前が出てくるので、イメージができないので、料理を調べながら読んで行く。それは、それで面白い。 無口と言われるシェフは、お節介を焼いたり、料理のいわれを語る。そのことで、スッキリして、ヴァンショー(シナモン、スパイス入りのホットワイン)を飲む。そのヴァンショーは風邪の時に飲むというから、日本で言えばタマゴ酒みたいなもの。 タルトタタン(リンゴのタルト)リンゴがバターでキャラメル状になって、リンゴの酸味とキャラメルのほろ苦さが、サクサクのタルトに載っている。それを家庭料理で出されて、下痢になった話から、ミフネシェフは推理するのだった。 オオムギとホタテのスープで、生姜風味という体に優しい料理は食べてみたい。 ムギを痒風にして食べるというのも、フランスの田舎料理。 好き嫌いの激しい粕屋氏は、食べられるものよりも、食べられないものの方が多い。そこの家庭料理は、レバーは血抜きせず、サラダの玉ねぎは晒していないので辛い、里芋はぬめりをとっていない。 愛情がないからだと思い込んでいたのだが。ロニョン・ド・ヴォーは、子牛の腎臓の料理。丁寧な下ごしらえがいる。 ガレット・デ・ロワは、王様ゲームのようなもの。フランスでは、1月6日に食べるお菓子。 オッソ・イラテイは羊のチーズ。それに黒いサクランボのジャムをつけて食べると美味しい。 スイカに酒を入れて、酔っ払うことで、罠にかける。悪いヤツがいる。 ガチョウのコンフィ(油に食材を浸してじっくりと煮る)で作ったカスレ(豆料理)には、別れたフランス人の恋人が作ってくれた。苦い思い出は、誤解だった。 ノンブルプルミエ(素数)のチョコレート屋さんは、素数の数のチョコレートを売る。その理由は。 ふーむ。料理を通じて、謎解きをする。本で読むと、やはり料理のイメージが生まれない。たどたどしい。ドラマでは、ミフネを西島秀俊がやっているので、シェフのイメージは随分と変わる。 | ||||
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| 中毒みたいにvideoを見ていて、レシピーをグーグルだけでは足りず本を買う際にもとの小説を買いました。忙しい人にはお勧めできません。楽しい本ですしvideoの脚色との比較も楽しめました。作者は食いしん坊なのですね。イギリスではなくてフランスに行って良かった。笑わないでください、食事のおいしくないアメリカから書いています。 | ||||
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| ドラマの原作なので、読みましたが、とても面白かったです。三冊、あっという間に読み終えました。他の作品も読みたいと思います。 | ||||
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| さくさく読めて面白かったです。 | ||||
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| 最初はテレビドラマを見て、気になって購入しました。物語は読みやすく、読み進めるとお腹が減り、素敵なお店でお食事したくなる感じでした。 | ||||
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| テレビドラマの原作だということで、読みました。美味しく面白かった。 自転車のお話を読んだことがありましたが、毛色の違う傑作を書き続ける、素敵な作家さんのようです。 続きも購入しました。 | ||||
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| 割り切れないチョコレートがタルト・タタンの夢の中では好きですが、脱けがらのカスレも好きな短編でもある。 | ||||
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| TV化されたの機に軽い気持ちで本書を購入したが、非常に読みやすいと感じた。 また、各章のページ数も最適でちょっとした合間に読めるため、良かった。 なお、フランス料理には、全く知識が無いが、本書を読むと作者のフランス料理に関する知識に驚かせれる。 | ||||
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| とても良い状態で配送されました。 | ||||
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| 読み終えた後はお腹がすいてくる本と勧められて読んでみました。私にとってはミステリー小説というより、フランス料理をイメージしていく本です。軽いタッチの料理本として、一気に読みました。 | ||||
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| ドラマの原作と聞き購入しました。 飲食の仕事柄楽しく読むことができました! | ||||
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| すばらしい | ||||
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| リピーターになると言っても良いでしょう | ||||
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| あんまり驚くようなトリックがあるような話は入ってないけど、食いしん坊なので美味しそうな料理の描写が好きです。キャラも濃すぎず薄すぎず、穏やかに時間が流れていくので読んでいて心地良かったです。個人的にはガチョウの話は少し釈然としないけど、チョコレートの話が一番好きです。 | ||||
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| シリーズで読みたくて購入しました。 期待通りの面白さでした。 | ||||
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| 爽やかな気持ちやほっこりした感じになりました。 | ||||
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| フランス料理店といっても家庭料理の温かさのあるビストロで織りなされるミステリーの数々。料理が解決の鍵というワクワクする短編で構成されています。 恋人や家族、友人間で起こるちょっと相手の言動が不可解という出来事ばかり。そちらの方が警察が絡むような事件より、よっぽどミステリーに感じる不思議さ。人間関係って面白いと思います。 ミステリーを楽しみたいけど、刺激が強いものは‥‥という時におすすめです。 私は『割り切れないチョコレート』の話が大好きです。 | ||||
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| 読みやすいし美味しそうだし押し付けがましくない人情味があって好きです。 長編だと疲れてしまうので、コース料理のように少しずつ読める短編集なのがよかったです。 特に最後の「割りきれないチョコレート」 素数の詰合せを売る感じの悪いショコラティエの話なんですが、そういうことかー!と納得すると同時に、ちょっと胸にくるものがありました。 ただ、私には句点が多すぎるし位置も合わないので☆をひとつ減らしました。作品自体は好きなんだけど、どうしても読んでて句点にひっかかってしまう… 「ヴァン・ショーをあなたに」も持っていて好きなシリーズなので、次作が単行本化されるのを楽しみにしています。 | ||||
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| 皆さん『ミステリ』という言葉にこだわられてますが、私はカテゴリーに振り分けないといけないから無理矢理『ミステリ』と呼んでるだけのように思いました。 正確に表現するなら、ビストロ・パ・マルを舞台に繰り広げられる、日常謎解き物語…というのが一番正しいように感じられます。 ●年前に朗読劇で出会ったのがきっかけで購入しましたが、いい作品に出会えたと思います。 作品の詳細などは他の方のレビューで詳しく読めると思いますが、私は『ミステリではなく日常謎解き物語である』とこれから触れる皆さんに伝えたいと思い、記載させていただきました。 | ||||
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| とても面白い本です。シリーズ全巻揃えました。見たこともなく食べたこともないメニューですが、何となく文章の雰囲気で伝わり、まさに垂涎の本。いつも物語の終わりにでてくる「ヴァンショー」を自分で作って飲んでみました。まだまだ改良の余地ありですが、気軽に家庭で楽しめるビストロならではのワインですね。 | ||||
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