女たちのジハード

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評判

女たちのジハードの評価:

4.17/5点 レビュー 65件。 B ランク

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平均点4.17pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全112件 81〜100 5/6ページ
No.32
(4pt)

やっぱり代表作

賞をとった代表作だけあって夢があって明るいのが嬉しい。私はトマトの青年と恋をしたキャリアウーマンに共感しました。女性の機動力、強さがいいイミで表れていますよね。あー、いい恋がしたい~そしていい仕事も~
女たちのジハード Amazon書評・レビュー: 女たちのジハードより
4087742393
No.31
(4pt)

読んでいて気分が良くなります

私は康子が好きです。康子は三十歳を過ぎた独身で、ぼんやりとした人生設計を抱いたまま働いている地味な人かと思ったら、やるときは体当たりでやる人です。競売物件の中から、苦労してマンションを手に入れ、これをきっかけに彼女はゆっくりと、はっとするほどに変化していきます。マンションでトマトのピュレとディルを作る場面も迫力がありました。康子の「もったいないから、なんとかならないか」という執念に近い思いは、彼女の人生を変えたほど。康子の友達で、スチュワーデスからシェフになるために海外に修行に行き、ついに店を持った純子さんも自分に厳しい人で好きです。それぞれの夢と現実が混ざり合って未来に繋がっていく様は、読んでいて気分が良くなります。
女たちのジハード Amazon書評・レビュー: 女たちのジハードより
4087742393
No.30
(5pt)

何度も読み返しています!

とにかく最初から話に引きずり込まれました。登場する5人の女性のキャラクターが個性的で、それぞれの欠点と矛盾点を指摘したくなる一方で、誰もが一生懸命に生きている姿に共感し、思わず応援したくなります。読み終わった後(何日もたってから)、架空の物語であるにも関らず、みんな元気でやってるかな、順調に生活しているのかな、とふと思うことがあります。登場人物と同年代の20・30代の女性が共感しやすいと思いますが、年齢・性別関係なく楽しめる一冊です。
女たちのジハード Amazon書評・レビュー: 女たちのジハードより
4087742393
No.29
(5pt)

勇気づけられます

それぞれの女性達が、自分にあった生き方を見つけていくさまに感動しました。私も三十代に戻って人生をやり直したくなりました。著者にはぜひ続編を期待します。
女たちのジハード (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 女たちのジハード (集英社文庫)より
4087471489
No.28
(5pt)

不況のご時世。元気をもらう1冊でした。

 生命保険会社に勤務する立場も年齢も異なる5人OLが、仕事の生きる中で自分らしさを見つけだしていく。ストーリーも、会社組織で上手くいっていない、恋の悩みなどとありふれた物語ではなく、やくざと喧嘩をしたりとスリリングであり、またポジティブに皆生きようとしている。不況のご時世。元気をもらう1冊でした。
女たちのジハード (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 女たちのジハード (集英社文庫)より
4087471489
No.27
(5pt)

すばらしい

ぜんぜん知らずになんとなく手に取った本
それがよかったのかどうかはさておき、すばさしかった。
引き込まれた
それぞれのキャラクターがよかった
共感しまくった(男だけど)
おすすめは?と聞かれたら迷わずこれを進める(まあ超有名な作品なんだろうけど)
で、これがあまりに良過ぎて他の篠田節子の作品が読めない
女たちのジハード (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 女たちのジハード (集英社文庫)より
4087471489
No.26
(5pt)

最高に楽しめました!

篠田節子さんの小説を初めて読んだのですが、これほど面白かったとは!
それぞれの章ごとに登場する女性がそれぞれ個性的で、それぞれの恋愛感も多彩で、楽しみながら読み進んでいたら、最後の最後にこんなにハッピーな結末が待っていたとは!
今度は他の作品も読んでみようと思いました。
女たちのジハード (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 女たちのジハード (集英社文庫)より
4087471489
No.25
(4pt)

多彩な女性の一貫した結末

題名に惹かれて、この本をとったものの、結局女は感情で動き
結末には感情で終わらせるのか、という疑問の残った作品でもある。
多彩な面で女性の人生模様が描かれていて、すぐ読んでしまえるといった
類の長編。
特に同年代の女性にはステレオタイプな女性達ばかり出てくるため、
読んで自分と見比べてみるのも面白いのではないだろうか。
自分の気になった登場人物は、沙織というのだが、これも現代女性に
よくありそうな、英語に関心・就職希望のある女性。
数人の女たち、どれかが女性読者にとっては共感をえられるものに
なっているつくりのようだ。
女たちのジハード (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 女たちのジハード (集英社文庫)より
4087471489
No.24
(5pt)

OLやりますか?それとも、

いい意味で女性作家にしか書けない小説。男性作家が男性5人の人生をオムニバス形式で書けますか?あんまり見たことないよなぁ。最初、保険会社のOLとして登場する彼女たちは人生を見つめ直し新たな選択をしてそれぞれの場所へ旅立っていきます。ある者は結婚し、ある者は海を越え・・・その悩める過程は誇張された部分はあるけども笑えたりハラハラしたり共感できたり。男任せのなしくずし人生を歩むダメダメちゃんな紀子と反対に自分で人生切り開きすぎてすごろくのように移り変わりの激しい紗織が印象深いです。 ただの仲良しではなく会社を離れてしまったら何をしているのかわからなくなる、という5人の関係もリアルだと思う。通常のOL小説に比べれば十分スケールでかいけど、やっぱし女性にオススメ。
女たちのジハード (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 女たちのジハード (集英社文庫)より
4087471489
No.23
(5pt)

骨太な小説

損保会社に勤めるOLのそれぞれを描いた小説で、1話ごとに主人公が変わる構成。1話目を読んだ段階では、それぞれの単なる恋愛物?とテレビのドラマっぽい内容でこのボリュームはきついかも…と感じたのですが、なになに、とんでもない。
30を過ぎた康子がマンション購入のためにやくざと渡り合うあたりから、これはOLの目を通して社会を見つめる、社会派小説だと気づきました。
中盤以降に現れる、トマトを育てる松浦と康子との物語は圧巻で、農業の難しさ、田舎の生活の長所短所、ビジネスとしての農業、そこで生きようとする康子の痛快なまでの行動力、ページをめくる手ももどかしく、一気に読みました。
相当な調査と、計算の上に書かれた小説で読み応え充分でした。
女たちのジハード (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 女たちのジハード (集英社文庫)より
4087471489
No.22
(5pt)

4人それぞれの『物語』

いやあ面白かった。
ここに出てくる4人のOLは、全員千差万別である。
甘ったれでまわりを心配させずにはいられないタイプだったり、
美人で気立ても良いがちょっと計算高かったり、
向上心は強いがそれが裏目に出るタイプだったり。
一人一人の考え方や行動を丁寧に追っていて、それぞれが面白い。
でも、4人の中で誰が一番際立っているかというと、
一番の年長者である斉藤康子ですね。
特に美人ではなくて、いつも地味だとか面白味がないだとか言われてしまう。
とてもしっかりしているのだが、たまに自分に擦り寄ってくる男がいると、
好みでなくても断ることの出来ない弱さも持つ。それがいじらしい。
そういう弱さを、普段全然見せない(見せることが出来ない)所も、
又いじらしいのである。
女たちのジハード (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 女たちのジハード (集英社文庫)より
4087471489
No.21
(5pt)

彼女たちが輝いて見える♪

男女平等とは言うけれど、世の中まだまだ完全にそうはならない。
長年OLをやっていれば、風当たりも強くなる。この作品に登場する
5人の女性たちは、それぞれの幸せを求めて奔走する。どうすれば
自分が幸せになれるのか?試行錯誤?紆余曲折?邪魔者扱いされても
決してめげず、己の道を突き進む。作者は軽快なタッチで彼女たちの
奮闘ぶりを描いている。まるで雑草のごとく、踏まれれば踏まれる
ほど彼女たちは強くなる。その姿は戦士そのものだ。さて、戦いの
のち彼女たちが勝ち取ったものは・・・?それぞれ全く違うけれど、
どれもキラキラと輝いていた。読後もすっきり♪読み応えのある、
楽しい作品だった。
女たちのジハード (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 女たちのジハード (集英社文庫)より
4087471489
No.20
(5pt)

最高!

性善説ここに極まれり!という物語ですね。
ニュースを見れば「心の闇」がどーしたこーしたと騒がしいけど
いやいや人生ってそう悪くないよ、
と篠田さんに微笑まれてるような気持ちになります。
特に女の人は励まされると思いますが、
かと言って偽善的でもないところがさすがです。
こういう小説に出会うと、大げさじゃなく世界が輝いて見えますね。
この時代に、女として生まれてきたことに感謝さえ感じます。
篠田さんに感謝、感謝。
女たちのジハード (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 女たちのジハード (集英社文庫)より
4087471489
No.19
(4pt)

期待以上

合コン場面から始まる展開に、バブル期の名残あるトレンディドラマ系かしら?とうんざり期待薄弱でしたが、とんでもない、最後までぐいぐい読んでしまいました。
女として男に依存して生きるも、仕事を極めるも自立するも、よくあるトレンディドラマにように単純なステレオタイプでは描かれておらず、どの道たいていは多くを失って希少な一つを得る、という素晴らしくも過酷な現実を5人の女性のエピソードを進行させながら、魅力的に描き出している作品だと思います。
それぞれが個性的ではありますがキャラクターが自己完結しておらず、苦悩と混迷の中で多かれ少なかれ決断をしながら少しずつ変化していくところに現実味があります。
「変わっていく」ところに勇気付けられる作品だと思います。
女たちのジハード (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 女たちのジハード (集英社文庫)より
4087471489
No.18
(5pt)

あなたはどんな道を行きますか?

同じ会社に勤めている5人の女たち。
強い女もいれば、弱い女もいる。
自力で道を切り開く女もいれば、他力本願な女もいる。
それぞれが、それぞれの考えで、それぞれの道を生きていく。
この本は、5人の異なるタイプの女たちの生き方について、描かれています。
5人を描き切るには短すぎて、少し足りないところもありますが、
ふだん理解できないと思っているタイプの人を少し理解できたり、
自分の道を考えるきっかけや参考になる本です。
また、この本もどちらかというと女性向けの本ですが、
男性が読んでも女心を知る手助けになると思います。
女たちのジハード (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 女たちのジハード (集英社文庫)より
4087471489
No.17
(4pt)

女たちの葛藤

将来を意識し始めた5人のOL達。現実との心の葛藤がおもしろく描かれていました。結婚を選び失敗する者、仕事を選びその厳しさに悩む者。人生は様々だなと思いました。
女たちのジハード (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 女たちのジハード (集英社文庫)より
4087471489
No.16
(5pt)

OLっていいですね。

OL経験のない私ですが、主人が会社員なので、しかも女性の多い会社なので、心配というか、一般的な会社の中のことが知りたくて、たまたま手にした本でしたが、そこには、OLの生体がまざまざと載っていました。篠田先生はきっとOL経験がおありなのですね。生まれ変わったら絶対普通のOLになってみたいと思ってしまう本です。
女たちのジハード (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 女たちのジハード (集英社文庫)より
4087471489
No.15
(5pt)

心の成長としての『ジハード』

正直、『ジハード』=『聖戦』という言葉を安易に使っている本があまりにも多いので、これも「男社会に立ち向かう女たちの戦い」みたいなものかと敬遠していたが、読んでみると全然違った。ここに描かれるのは、結婚適齢期の五人の女性たち。それぞれが、理想的な結婚を思い描いたり、自分を活かす仕事をしようとしていたりと、女性らしい様々な生き様を、女性らしい感じ方を中心に描いた痛快な長編ドラマである。このような作品で長編にするとストーリーがダラダラになってしまいがちだが、ここは20~30代に直面する人生の葛藤が、五人のキャラクター(その中でも三人がメイン)の個性に沿って描かれるので、そんなこと感じさせない。たとえば、結婚願望の強いリサはあの手この手を使って男を落とそうと繰り返しているのに、独立願望の強い沙織は男なんか気にもせず自分のやりたいことを探し続け、お局様で居続ける康子は自分に何か誇りが欲しいと思って自分の城(マンション)を手に入れるために躍起になる、といった感じだ。ここには「女の正しい生き方」というものが説教くさく書かれているわけではなく、「女が女であるが故に悩む生き方」が描かれている。それが長編の中に順序立てて、しかも絡み合いながら進められているのは驚くほかない。そこに登場する脇役の男たちも、厳しすぎる男や、自身のない男、女心がわからない男や、セクハラな男というだけの「悪い男」というシンプルなキャラクターではなく、「男だから」こういうことになってしまう人間達として登場する。主人公たちはそんな「男」たちとの関わり合い方に「女」として苦労させられるのだが、単に「男との戦い」というものに帰結しないで、その中でもよりよい関係を作ろうとする彼女たちの人間的成長は、読む人にとって希望を感じさせる心地良い物になっていく。それが、何度も読み返したくさせるのだろう。普段、ニュースで知る「ジハード」を見ている我々日本人は「これのどこがジハード?」と思うかもしれない。しかし、そもそも『ジハード』というのは、「心の悪を取り除く苦闘」を意味するらしく、それをするのが「内へのジハード」。それよりも下位に位置される、外圧への反抗としての「外へのジハード」…こちらのジハードがいつしか西洋文化への『聖戦』へと変わっていったのが、本当らしい。『ゴサインタン』など、宗教色のある作品を書く著者だからこそ、本当の意味での心の中の『ジハード』というのが、日本人の生活の中にもあることをこの作品で描こうとしたのではなかろうか?この作品に宗教色は一切ないのだが、『ジハード』の本当の意味を体現した小説としても評価できると私は思う。宗教的な気持ちは一切持たないでももちろん十分楽しい。というか、全体的にコミカルで、誰にでもすぐ読める。とくに、異性の気持ちがわからずに、怒りばかりたまっている男女にこそ読んで欲しい。世の中はやはり「男」と「女」で成り立っており、その中で生きるしかないのだから。
女たちのジハード (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 女たちのジハード (集英社文庫)より
4087471489
No.14
(5pt)

ジハードを続ける女性たちへ

頭をガツンと殴られてしまった。完全なKO負けだ。いやまったく、お手上げ。 完全な白旗だ。オイラが悪うございました。 しかし、この読後感の清々しさはなんなのだろう?今年読んだ本の中で文句無しのNo1の面白さだった。 1994年から96年にかけて小説すばるで、連載された人気シリーズに書き下しを加えて一冊の本になった「女たちのジハード」。篠田節子著。 この本が出版された当時、たいへん話題になっていて、読んでみたいなっと思いつつ、どうしても手を伸ばすことはできなかったのを覚えている。僕の中の何かがジャマをしていた。働くOL達の物語。所詮、恋、結婚、不倫、男を廻るドロドロした戦い。。。そういったたぐいだろう。。。そんな、思い込みに囚われてしまっていたのだ。自分で作り上げた偏見が、見えない壁となっていた。他にもベストセラーには目を向けたくないという僕の天邪鬼な性格もあったのだろう。 ただ、題名のジハード=「聖戦」という響きがどうしても心の中に引っかかっていた。 せいちゃんが図書館から借りてきて茶の間の転がっている時も、本を開くことはなかった。たまたま泊りに来た友人が手にして、狂ったように読みふける姿を見て、興味が湧いた。深い眠りに落ちるまで、階下から聞こえてくる友人の爆笑と、興奮の雄たけびが途切れることはなかった。 「そんなに面白いのか?」 結局彼は、ほとんど明け方までかけて読み通してしまった。 「たいちょーは、こういう本、嫌いだと思うよ」 と、友人と、せいちゃんが口を揃えて言う。そのあとに、だけど、「面白い」のだともそろって付け加えた。 図書館に返してしまったという本を、せいちゃんにお願いして、もう一度借りてきてもらっていた。 昨晩、せいちゃんの居ない布団にご同伴してもらった。結果は前に述べた通りである。こてんぱんに打ちのめされた。読み進むうちに、ますます頭が冴え、ほぼ徹夜で読破してしまった。 文句なく面白い。頭は寝不足で重いが心のどこかが、すっきりしていた。秋晴れの今朝の天気のように清々しい。僕は元気になっていた。こういう本に出会えるから人生は面白いのだ。 登場人物は5人のOL。4人の独身女性と1人の既婚女性。そして彼女達を取り巻くさまざまなタイプの男性たち。 地味で気立てのいい康子。34歳。自己中心的で、ドライ。美人の沙織。24歳。手際よく、聡明なリサ。24歳。気が利かずドジな、可愛い子ちゃんタイプの紀子。19歳。既婚者で、しっかりもののみどり。 魅力的な女性たち、といってもどこにでもいるようなステレオタイプの女性達が繰りなすドラマ。しかし、ヤクザとの戦いあり、海底探査あり、空へ飛び出したり…そんじょそこらの冒険小説顔負けのストーリー展開で読者をぐいぐい惹きつける。 だけど、僕がこのドラマが気に入った一番の理由は、登場人物たちが、此処ではない何処かへ、新しい自分を見つけに飛翔していくところだ。誰が、どの姿が幸福なのかはわからない。肝心なのは、彼女たちが悩み、苦しみ、努力して(なかにはしないのもいるが。。)あるべき姿、ありたいと思う姿にたどり着きそれに向かって旅立っていくこと、それが全てだ。 この物語は、実生活をとりまく、しがらみや、めんどうな人間関係の澱(おり)の中で、もがき苦しんでいる人への清涼剤となるだろう。 「人は、どう生きてもいい。でも、自分の人生は、自分の人生を切り開いていこうよ。仕事も、キャリアも、パートナー探しもね」 そう、シンデレラ・シンドロームにとらわれた他人任せの生き方をする人じゃなく、自分の足でしっかり立って歩いて行こうとうとする人達への応援歌なのだ。 この本を、若い時に目にできていれば、もうすこし女性の気持ちがわかったかもしれない。失敗しなくて済んだかもしれない。今まで出会ってきた女性たちから放たれた、ストレート、カーブ、フォーク。鈍感で、夢追人の僕は、結局どの球も受け止めることができなかったけれど…。 男性諸氏にとっても、男を、自分の人生を考える良い機会を得られると思う。一番肝心なのは、本物になることなんだなあ。いい男が、そしていい女が、増えることを切に願う。この混沌とした先行き不安な日本で、ジハードを戦い続ける戦士たちの健闘を祈る。 こんなすごい冒険小説を書き上げてくださった篠田節子さんに感謝。
女たちのジハード (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 女たちのジハード (集英社文庫)より
4087471489
No.13
(4pt)

元気な女性の成長物語

「女たちのジハード」というタイトルで、中近東に関わることが多かったので政治的なノンフィクションかと思い、倦厭していた。(男達がジハードで命を落としている間、家庭を守る女性、のような心が痛くなる作品)しかし、実際に書店で手にとってみたら、「ジハード」などという重々しい言葉とはかけ離れた本であることがわかった。作者はどういう意図で「ジハード」という言葉を使ったのかわからない。軽軽しく使ってほしくない言葉だ。ジハードはよもや、内紛も存在しない日本で5人の女性が元気に成長していく爽やかな話だ。2000年というよりも、90年代のトレンディードラマからはみだした、バブル世代の女性を彷彿とさせる個所もあるが、さまざまなことを乗り越えて人間的に大きくなっていく彼女達には好感が持てる。読後感もよく、元気がないときにも読みやすい本です。
女たちのジハード (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 女たちのジハード (集英社文庫)より
4087471489