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ストックホルムの密使
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ストックホルムの密使の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 1~20 1/2ページ
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駐ストックホルム海軍武官夫妻が、独自に入手した米国の原爆実験成功とソ連対日参戦情報を本国に伝えるべく密使を派遣。天皇の戦争責任と国体の護持のはざまでポツダム宣言の扱いに激震が走る日本。 | ||||
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敗戦を認めない政府は聖断によりソ連に仲介を依頼。自ら侵略・虐殺したアジア諸国や沖縄の悲惨、被爆者の苦しみを顧みず、天皇・皇室の安泰のみの視野狭窄症・日本に果たして学習能力はあるのか。 | ||||
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敗戦後マッカーサー元帥が日本に降り立ち「日本人の精神年齢は12,3歳」と評したといわれ、痛くプライドを傷つけられて60年、この本を読んで「さもありなん」とようやく頷くことが出来た。国際謀議、策略、そういったものに全く慣れていないうぶな少年だった。人知れぬ東洋の小さな島国で海に囲まれ千年以上仲間内で農耕に励んでいた田舎のおっさん連中だった。故に仲間同士の喧嘩、悶着、苛めはお手のもの。国際謀略戦争の只中で翻弄される陸海軍上層部の迷走ぶりに、いたたまれぬ気持ち昂ぶり眼が潤むこと数回。 更に感じ入るのは、日本のそういう有様は現代まで全く変化も進化もなかったという驚くべき真実。今まさに2020東京五輪を迎えて上層部の混乱は戦争末期とどう違う?誰も決断ができない。様子見様子見で一日延ばし。できないまま外国人有力者に牛耳られていく。残るのは国民の阿鼻叫喚である。敗戦の反省や学びのなかったことが大きな悔いとなる。何故なのか?過去から学ぶ姿勢の皆無は? 天皇ご一家に対しては大きな敬愛を抱く者であるが、それでも「戦争責任」はあったのではないか、と思わせられたことも吐露しなくてはならない。せめて退位があったなら、日本はここまで無責任国家にならなかったのではないか。そう感じたのも初めてである。今の政治家が誰も責任を取らなくなったことの原因をそこに見るのは、うがちすぎであろうか。個人的ベスト20に入る名著であった。 | ||||
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さすがの佐々木讓作品でした。 | ||||
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表紙も中身もきれかったです。 | ||||
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日本の存亡にかかわる連合国側の極秘情報を携えて、日本国籍を失った賭博師森四郎と元ポーランド情報将校コワルスキは、スウェーデンからもう一つの中立国スイスへ向かった。連合国占領下のドイツを突破し、対日参戦の準備を進めるソ連を横断して、遥か2万キロを日本へと駆け抜ける。「祖国とはなにか」をドキュメンタリー・タッチで描く〈第二次大戦秘話三部作〉完結編。 | ||||
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史実と物語のコラボレーションが絶妙です。どんどん読み進めます。 | ||||
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読みはじめて感じた。「この筆致はジャック・ヒギンスじぁないか?!」。冒険小説の大家ジャック・ヒギンスの作品の新刊を読めたようだ。今まで著者の作品を読んでこなかった事が残念でならない。残りも読むぞ! | ||||
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新潮ミステリー倶楽部の1冊。この作者としては3冊目。前2作とは登場人物が重なるところがあり、サーガを読んでいる気分になる。 単行本は例に漏れず1円だが独語満足感は大きい。 三作の中ではかなりドタバタ喜劇調のところもあるが、本人たちは大まじめである。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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NHK のドラマを観た後で、小説を読みました。ドラマ以上の展開で大変面白く読みました。 次か、次に難題がふりきりながら進んで行くのでハラハラしました。 | ||||
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おすすめです 悲しくも複雑な感情になる終盤で最後はハッピーエンドで男の哀愁漂う作品です 読めば太平洋戦争調べたくなります | ||||
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太平洋戦争秘話3部作の最終作。 前2作が太平洋戦争開始前の話だったのに対し、本作は終戦前を描いている。 中立国スウェーデンで重大情報を知った駐在武官は、確実に日本へ伝えるために 密使を送ろうとする。 東京空襲を受け日毎に敗戦色が濃厚になっていく。 徹底抗戦派と終戦派のかけひき、激突。 欧州からの極秘情報は、どう伝わり、取り入れられるのか。 終戦直前の庶民の描写もより沈んだものとなっており、当時の状況変化が伝わってくる。 実在した人物と架空の人物が、ストーリーに真実性を持たせており、引き込まれてしまう。 | ||||
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シリーズ最終作、いいですね~、初作・二作の登場人物がつながり読み応えありです。 | ||||
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大戦3部作の一つです あまり内容を書くとネタバレしなってしまうのでしませんが 本書に限らず佐々木氏の3部作はどれも素晴らしかったです 美女あり悪役あり、また裏切り者をホテルで嵌めるなんてところ 面白くて笑ってしまいました 緊張させるだけさせといて、こうくるか!って感じでした また大戦物を書いてもらいたいです、素晴らしい秀作でした | ||||
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映画を見るような楽しさがありました。戦争中のインテリゼンスの重要性をえがいたストーリーで楽しめました。他の作品も読んでみます。 | ||||
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佐々木譲の第二次世界大戦、三部作完結編です。「ベルリン飛行指令」、「エトロフ発緊急電」に続いて終戦までが描かれています。読みながら、第二次世界大戦は防げたのか?第三次世界大戦が勃発しないためにはどうすればいいのかを、考えながらページをめくりました。 ハル・ノートを受け入れや事前の外交交渉で、第二次世界大戦が防げたのか分かりません。また、第二次世界大戦の突入も、誰が決め手というより、軍部と政府の空気やメンツ、企業の利害関係、世論でやむなしという形だたのでしょう。このへんは、「失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)」に詳しく書かれています。 株式投資や海外進出も、始めるのはそう難しいことではないです。ただ、株の売却や撤退は非常に難しいです。第二次世界大戦も、引き際の幕引きが明確でない段階で始めざるを得なかったので被害を拡大しました。小説でもストックホルムから終戦の重要な情報が、日本に伝わりますが、タイミングが悪いということで、握りつぶされてしまいます。小説のラストで、その辺の山脇の感想が心にしみました。 日本人や世界の人々も、第三次世界大戦が起こさないためには、かつての戦争から学ぶ必要があると思いました。 | ||||
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太平洋戦争の終結に至るまで、結果は分かっているが、緊迫感あふれる流れがすばらしい | ||||
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納期、品質、価格、全てにとても満足しています。これからも是非利用したいと思います。 | ||||
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納期、品質、価格、全てにとても満足しています。これからも是非利用したいと思います。 | ||||
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