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ベルリン飛行指令
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ベルリン飛行指令の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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太平洋戦争開戦前夜というよ緊迫した時代に 帝国海軍の最新鋭戦闘機・ゼロを 同盟国の独逸に飛ばすというプロットは非常に 魅力的で大いに期待して読み始めました。 でも安藤大尉と乾空曹が出てくるあたりで「もうこの作家の作品はいいや」 と思ってしまいました。 この二人の戦闘機乗りの人物造形が漫画チックに過ぎると思いました。 こんな軍人が実在する(した)のでしょうか? 言っておきますが、「こんな人が実在するの?」とツッコミたくなるようなキャラクターに 「いや、もしかしたらいるかもしれねえぞ」と読者をして思わしめるのが 作家の才能ですよ。 ディケンズの「デイヴィド・コパフィールド」に出てくるアグネスは 私の理想の女性ですが、あれほど献身的で自己犠牲の精神に富んだ女性が 滅多やたらにいたら怖いわけです。 でも、そういうキャラクターを血が通った人物に仕立て上げるのが 作家の才能と努力です。 純文学だろうとエンターテインメントであろうとそれに変わりはない。 それを考えるとこの小説の安藤大尉と乾空曹はどうなんでしょうねえ。 カッコよすぎるところが帰って興ざめです わざとらしいです。 私はガンダムが好きなほうで歴代シリーズの半分以上は鑑賞していると思うのですが、 いちばん苦手な作品が「サンダーボルト」なのですね。 だって連邦軍側の主人公のガンダム乗りがジャズオタクの自己陶酔型のキモイあんちゃんで 感情移入が全然できないんですよね。 あのあんちゃんほどじゃなけど、安藤・乾コンビは 血が通った、感情移入できるキャラでは私的にはなかったですね。 | ||||
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あの作品を一冊で漫画化しようなんてのが間違い、名作が台無しで望月御大にも失礼 | ||||
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私は54歳。小学生のころから「秘密探偵JA」(ワイルド7ではない)を愛読し、中でも 望月作品の戦記ものは大好きでした。今もドイツ戦車やゼロ戦が好きなのも望月作品の 強い影響です。成人になって漫画から離れましたが、望月作品は書店にあれば手にとって いました。今回も原作が大好きで、望月が漫画化したことを知り、購入しました。 しかし、作品のレベルは落ちていました。線が雑で、メカニックもシャープな線がなく、 望月作品独特の今にも宙返りしそうなアングルもなく、かつてのドキドキ感がありませんでした。 昔の(全盛期の)望月作品を知っている人は、読まないことを勧めます。期待はずれとなっています。 | ||||
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ストーリー自体はスケールも雄大ですが、私個人的には「零戦をヨーロッパに… 」という時点でNGですね。敵機の数と対空砲火の熾烈さは太平洋戦線とは比べものにならないですから、防御力の脆弱な零戦はヨーロッパでは通用しないというのが常識です。そこらを度外視して楽しむのがフィクションというものですから、私個人的な好みに合わないという事でしょう。 | ||||
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