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アフターダーク
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アフターダークの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全102件 1~20 1/6ページ
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まったく面白くなかった、こんな作品もあるんですね。 | ||||
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村上春樹の長編はほとんどが面白い傑作揃いなのだが、この「アフターダーク」は最も下位に位置する長編だ。新しい手法を取り入れた試みはともかくとして、内容がプアーなのである。ワクワク感もない。淡々と過ぎる無機質的な感動のないストーリーの流れ。この頃から村上春樹の衰えが目立つようになって来たと感じる。衰えたといっても、この後にIQ84を書いているのだから、駄目になった訳ではないのだが・・。 | ||||
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どういう風に展開していくのか気になってきたところで、物語が終わってしまい消化不良。 | ||||
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私は村上春樹ファンです。この本は以前読んだことがある本です。 AMAZONでの評価が意外にも高く、興味をそそられ再読しました。 個人的には村上作品には傑作と駄作との差が大きくあり、この作品は残念ながら 駄作の部類に入るものだと思う。 内容としては一晩の出来事が時間軸と共に淡々と描かれている。そして、 何も起こらない。骨太なストーリーというものはなく「村上ワールド」が時間と共に 流れていく。 私はこの「村上ワールド」が好きなので、納得できるものがあるが、著者が好きでもない 方がこの本を読むと、最高につまらなく感じると思う。 前作との比較やら表現技法やらブンガクロンとか難しいことはよく分からないが 一般的に見れば、読書を楽しむ本として非常につまらない作品だと思う。 なので、村上春樹の初心者には向かない作品ではないでしょうか?この作品だけで 村上春樹を嫌いになってもらいたくない、別の作品をオススメします。 | ||||
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モヤモヤ。 面白くはない。 コオロギの「世の中には、一人でしかできないこともあるし、二人でしかできないこともある。それをうまいこと組み合わせていくのが大事」という台詞は好きです。 この作品のメッセージを読み取れず、読み進めている時からの不快感が気になり、いくつか読者レビューを読ませて頂きました。そこで感じたのは、作者は様々な推測をしながら作品の意図を汲み取ってほしいという目的があったのではないかということ。私が感じた読了後の『不快感』もひとつの捉え方なのかなと思ったことです。 高橋は一見どこにでもいるタイプの人で、善人のように映るが、「味方と見せかけて敵(無害と見せかけて有害)」の様な人間のタチの悪さを暗に伝えているのかなと感じました。 全ての人に向けられたメッセージでありつつ、この小説で危険な目に遭うのは女性たち。世の女性に「こういう人には気をつけて」のメッセージ…?考えすぎかも知れませんが。 具体的に語られていませんが、エリ(姉)は美しいがゆえに内面を見てもらえず、下心や興味、単なる好奇心で近付いてくる人が多くコンプレックスを抱えていた。 心から愛してくれる存在に飢え、周囲が持つイメージとのギャップに疲れ、妹のマリが羨ましかったように思います。 高橋が一夜を共にした相手がエリだと仮定した場合、高橋はエリに「愛情」は無く、美しい女性とはどんなものかという単なる「知的好奇心」で近づいた。 結果、エリは傷つき眠りからほぼ覚めない生活をするようになったのではないかと。 美しい人も孤独や闇を抱えている。 美しいと良い事ばかりなわけではなく、むしろ危険な目に遭う機会は多いのかもしれない。ファンタジーなのに、そこは現実とリンクして妙にしっくりくる気もします。 難解な作品でしたが、想像力を働かせることが好きな人や、ディスカッションのテーマには面白いかも知れません。 個人的には、読者の受け取り方に任せ過ぎる作品は疲れます。 | ||||
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世評に高い村上作品ですが、どの本を読んでも感じることが共通しているのです。即ち、少々ペダンチックな雰囲気の「言葉遊び」です。これが魅力という読者も多いのでしょうが、会話体の文章といい、情景描写といい、兎も角伝わって来ないのです。「この作者、いい気持ちで言葉を紡ぎ出しているな。」としか思えません。従ってそんな発言をする人物も実在性を持たないと感じるのは自分だけでしょうか?この作品だと冒頭から登場する「高橋」という男性の饒舌さ、果たしてこんな人間いるのかしら?と感じてしまうのです。 結果として、早く読めるのは、文章が現実性がないので、読み飛ばしてしまうからでしょう。毎回「なんでこんなもの読んでしまったのか?」となってしまいます。テーマもはっきりしません。自分には理解出来ないのです。もうそろそろ読むのをやめようかとも思います。この文庫に解説も付いていないのは作者の意図でしょうか? | ||||
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村上春樹大劣化は、まさしくこの一本から始まった、大、、いや超劣化作。これ、、本当に村上春樹が書いたの??、とは僕も思ったし、やっぱり大勢の人が思っていた。それにもまして驚いたのは、インタビュー記事か、エッセイか忘れたが「奥さんは、今までの作品で一番だ、と言っているんですよ、」と語り本人もたいして異論の無さそうだったこと。 | ||||
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村上主義者どっぷりの頃に読んだのですが、唯一理解が出来なかった作品です。 面白いかどうかと問われると、面白く無い。 その本は、ある日水没してしまいました。 他の本でしたら直ぐにでも買い直すのですが、そのまま処分したくらいです…。 | ||||
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言葉多くて、内容が無い、結論が無い、感動が無い、考えるようなところが無い。 | ||||
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著者の作品は好きでほとんど読んでいるが、本作は例外的につまらない。 具体的は文章の手法などは分からないが、著者特有の文章の〝まるみ〟がまったく感じられず、 想像力がまったく働かなかった。 話も終始暗い。 初めて村上春樹の作品を読む方には まず、おすすめできない作品だと思う。 (読む価値がない、とまでは思わない) | ||||
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村上春樹はほとんど読んでいますし、割合に熱心なファンのつもりですが、これはあんまり。 この作品の意味や意義の点からつまらないというより、 単純におもしろくない、文章も下手くそでなんとなく読みにくいです。 それでも村上春樹らしくすいすい読めますが、 読んだ後で「ああ、時間の無駄だったな」と思った初めての作品です。 | ||||
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今まで大した理由もなく村木春樹作品を読んできませんでしたが、友人の勧めでとりあえず平積みされてたこれを買って読みました。 感想としては、正直何が書きたいのかよくわかりませんしつまらなかったです。私の読解力のなさなら仕方ありませんが伏線らしきもの引っ張ってるのに最後の最後まで放りっぱなし。各章での視点の変化の意味も解りません。 読む前に各賞を取っていてメディアでも取り上げられている作者の作品と自分の中で勝手にハードルを上げていたせいもあってか、今後この方の作品を読もうと思えない程ひどい作品だと思います。 | ||||
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と思わざるを得ないほど面白くない内容でした。姉さんはいったいどうしたっていうのさ?が最後まで判らなかった・・というか最初から何を書きたいのか作者も判らないままに書きだしてしまったような最後でした。村上氏はこのあたりの時期不調だったのでしょうか?別に読まなくても構わないほど村上春樹の歴史には記録の必要が無い作品でしょう。 | ||||
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本に何かを求めたい人は、読まないほうがいいと思います・ 何も残らない・・・・ | ||||
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面白くないです。 最初はストーリー性があるのかと思い、読みだしてみましたが、結果は全くの意味不明なものでした。 著者は意味不明な事に、さも意味があるような書き方をし、また、村上春樹ファンはその意味を無理やり汲み取り悦に浸る。 こうして村上春樹の世界が出来上がるのだろうと思いました。 自分は村上春樹ファンでもないので、まったく意味もわからなかったし、意味を探ろうとも思いませんでした。 | ||||
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村上春樹さんによる作品。 深夜にファミレスにいた少女。眠り続けている姉。 取り巻く周りの人たちとの交流を描いた作品。 正直なところミステリー小説でもないし、何か大きな事件が起こるわけでもない。 何だか難しい。この作品の良さと言ったものがいまいちつかめなかった。 字面だけを追う読み方が問題であったのか・・ お姉さんは結局起きたのだろうか。 途中であったTV画面内の世界は何だったのか。 内面を描いただけの存在だったのだろうか。 白川はその後何もなかったのだろうか。 とある深夜から夜明けまでの一コマを描いた作品以上になってないと思う。 | ||||
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村上春樹さんの作品はノルウェイ以外は読んだ事がありませんでした。たまたま図書館で本書を手にし、ワクワクしながらじっくり味わおうと思い読み始めましたが、よく解らないままです。 一夜に起こる出来事を細かい時間で区切って展開していってますが、結論が解決しないまま終わります。 何か、消化不慮のような感じで後味悪いです。期待してただけにガックリでした。 | ||||
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村上作品を全部読んだわけじゃないけど、ワーストじゃないですか? 読んでいてずっと思っていたのは、これは桐野夏生『グロテスク』への オマージュ? あまりにも似ている要素が多い。 『グロテスク』ほどグロテスクには描かない(描けない?)のは 村上春樹だからだろうか。 自分の作風をなぞりながらも抜け出したいと思ってもがいているのか。 なんとも中途半端。 中国人の闇社会、性風俗業界、暴力、セックスなどを村上春樹っぽく 知的に、都会的に、比喩的に、若者の目を通して…しか書けないのかな〜 自分の模倣を始めたらもうおしまいじゃないですか? それがスタイルと言えばそうなんだけど。 暴力的なシーンもあるけど、ジャズが流れる洒落た都会のロードムービー てか? なんも心に残らなかった。 『グロテスク』の一滴という感じ。 | ||||
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最悪。ちょっと待て、村上春樹はこんな程度の低い作品を書く作家だったのか。失望した。まずなにより問題呈示だ。完全に投げっぱなし、気取りっぱなしで理解できない。読者の想像を掻き立てるような補完もない。さて、これは小説としていかがなものか。ひとつ問いたい。本作はファンタジーか? 現代文学、と言われたら絶対に納得いかない。これを読んで高尚というのは、いささかお門違いでないだろうか。本作は“傲慢”に他ならない。 ただ、文章の独特さは楽しませてもらった。くどくどとした比喩表現は味があり、興味深かった。 レビューを書いて、ようやく分かった。本作のテーマは“傲慢”でもあるのか。 | ||||
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まず、論理が絶対であることが大前提である人には理解できる筈がない。 「世界は間断なく、連続的に進んでいく。論理と作用は隙間なく連動している。少なくとも今のところは。」(P.226〜P.227) その上で、便宜上幾つか論理めいたものを使うが、勘違いはするな。 事象の役割、背景の役割、人物の役割、時系列の役割、その他構成要素となる幾多のものが果たす役割を、何故視ない。視ようとしない。 現代社会の陥穽、そんなものではない。 今この世界を回している何か(それは制度、システムなどと措くことはできるが、断定は出来ない)、それに相対する時の恐怖、絶望、その他諸々の感情、それが引き起こす現象。 高橋が話す。「一人の人間が、たとえどのような人間であれ、巨大なタコのような動物にからめとられ、暗闇の中に吸い込まれていく。どんな理屈をつけたところで、それはやりきれない光景なんだ」(P.145) 彼が何故このことを言及するか。この一節にどんな効果があるのか。 一つ一つの要素を精査せずに、自分勝手な物差しで汚し、貶め、無関心の的へと仕向ける。 そんな読者はもううんざりだ。 彼岸と此岸の距離を測ろうともせず、いや、彼岸があることさえ知らず、知ろうともせず、使い捨てる。 そんな奴が、何かを語ろうとするな。誰かに助けてもらえると思うな。 誰かを助けられると思うな。 一つの作品が、そこに受け手が期待する全てを周く包摂しているなどと思うな。商品として、消費するな。貶めるな。歪めるな。白蟻の如く喰らうな。 作者の手から離れるものは、離れた所で数多のものと繋がる。 そこから様々なものが派生する。 それに対して、作者たちは無防備に過ぎる。糞を塗りたくられても、精液をかけられても、作者たちは何も出来ることがない。 賢い者たちは、強い者たちは、ずっと昔から、状況に倦んでいる。 弱い者が、愚かな者が、勝手気儘に往来するこの状況に倦んでいる。 もうそろそろ、そんな状況は変革されてもいいのではないだろうか。 夜明けはもう近い。自分の重心が今どちら側の世界にあるのか。少なくとも、それを考えられる奴だけがいればいい。 | ||||
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