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海辺のカフカ
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海辺のカフカの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全345件 1~20 1/18ページ
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「自分」とか「私」がそこにある事を認識する。 偏見なく傾聴しなくては、と改まりました。 | ||||
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村上春樹さんの小説が好きです。特にこの「海辺のカフカ」は最高です。何度も何度も読み返して、最初の本がボロボロになってしまったため、購入しました。「またナカタさん(本の中の登場人物)に会いたくなったなぁ」と思っては読み返しています。 | ||||
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この物語には他にない個性的な内容でしかも読みやすかったです。ミステリーな部分があってなんだろう?考察しながら読みました。 全然飽きること無かったです | ||||
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ハルキストではないが、これは面白かった。 | ||||
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ハルキストではないが、これは面白かった。 | ||||
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偶然手にする機会があり、作品の名前は知っていたものの初めて読んでみました。 展開が面白く、次はどうなるのだろう?と 読む時間がとても楽しみになる読書体験でした。今 読めてよかったです。 カラスとの対話によって、15歳の少年という設定によって心情がわかりやすく、読みやすくなっています。 登場人物たちは孤独ながらそれを受け入れて静かに生きています。 青春時代はとうに過ぎましたが、自らが孤独だと感じているときに読んだので いくつかの言葉が自分にとってピンポイントな励ましのように感じました。 自分の人生からいなくなった人もどこかで暮らしていて、 さらにすきまなく私の一部となっている‥それに希望を感じました。 作品の中に答えがないことに、不思議と癒されました。 また孤独が痛みであると感じることがあれば読み返したい大切な1冊になりました。 | ||||
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初の村上春樹が本作。 良くも悪くも結論は無く、具体的に残る何かは無い。でも、読んだ後に深く息をついて陶酔したくなる不思議な魅力がある作品でした。 初めて体感する村上春樹作品は手放しで賞賛する事なく、心でじっくりと向き合いたい作品です。読むスピードは遅くなる。あまり頭の回転がよく無いので言葉の咀嚼に時間がかかりました。でも、こういう読書の向き合い方も悪く無いなと思いながらこのレビューを書いてます。次は何を読もうか。 | ||||
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他の村上作品を知りませんが、カフカは何度も読み直して、その都度感動してます | ||||
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本作は結末を迎えても未回収事項が多く「?」が残った。けれども、他の作品含めて描かれるメタファーという概念が本書は一番わかりやすかった。 それにしても「街と、その不確かな壁」や「騎士団長殺し」で村上春樹が描く隠遁生活にすっかりハマってしまった身としては、本作の家出少年の生活にも惹かれます。 | ||||
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ナカタ老人と星野青年の会話が楽しいです。青年は、自分では考えるのは苦手だと言っていますが、時間つぶしに入った喫茶店でクラシックを聴きながら「ナカタさんは自分が空っぽだと言う。でもじゃあ俺はいったい何なんだ?ナカタさんには、四国までついていこうと俺に思わせるような何かがある」と考えます。そして二度目に同じ喫茶店でハイドンのチェロ協奏曲やベートーヴェンの太公トリオを聴きながら省察を続け「俺はとにかく行けるところまでナカタさんについていこう。仕事なんて知ったことか」と心に決めました。彼は強くて優しい青年です | ||||
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この小説は、奇数章に15歳で家出したカフカ少年の物語、偶数章には、ある事故の後遺症で文字が読めなくなり、代わりに猫と話せたり、空からイワシとアジやヒルが降る事を予言できるようになったナカタ老人の物語、この2つが別の話のように書かれています。巻末23章に「海辺のカフカ」という詩が載っています。甲村図書館の佐伯さん(カフカ少年の母親?)が書いた歌詞で、その中に「空から小さな魚が降り」という言葉があります。2つの物語がどのように繋がるのか、下巻が楽しみです。図書館員の大島さんの多種な文学作品の解説も興味深いです | ||||
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問題ありません。 | ||||
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あることをきっかけとして『風の歌を聴け』から順に春樹作品を読んでいってるのだけれど、村上さんは一歩一歩着実に歩を進める人だなあと思う。 下絵、二色刷り、多色刷り、と進んでいる感じ。 本作を読んでいて思ったことは色々あるけれど、演劇みたいだなあと感じたのは今までになかった気がする。 パラレルワールド的な設定はこれまでもあった。 でも、それが目の前で重なるように見えて進んでいくことはなかった。 モチーフやオマージュと言っていい挿話はこれまでもあった。 でも、原典を明らかにしつつ、触発されたその先のことを語ることはなかった。 それらが登場人物たちの会話で表されているところから、わたしは演劇を思い起こしたのかもしれない。 これまでの作品は、わからないんだけどわかったよう気がするものだったけど、本作はわかる。 わかるのだけれど、なんでわかるのかが、わたしにはわからない。 そのわからなさの残り具合に、なんというか、良いものに触れたなという満足感を得る。 | ||||
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二つの物語を交互に進めていくのはこれまでの村上作品にもあった、というか、お馴染みのパターンだが、各章の長さがわたしには丁度よく、これまでよりもテンポ良く読み進められたように思う。 家出をした15歳の少年の物語を一人称で、幼い頃にある事件に遭った老人の物語を三人称で語る。 これまでは二つの物語がどこでどう繋がるのだろうという感じだったが、本作では上巻の時点でそれが見えてくる。ただ、その繋がりは時空的なものではなくて、その辺りがこれまでちょっと違うなあと思った。 また、これまで以上に暴力性が明確に表されていて、それも表に見えるものだけではなく、深層から噴き出るようなものに感じた。 上巻を読んだだけど、個人的に思い入れの深い『風』三部作を別とすると、わたしの村上春樹ベストとなるもしれない。 | ||||
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村上春樹の主人公にしてはかなり若い15歳の少年とナカタさんという子供の頃に記憶をなくしたおじいちゃんをダブル主人公に添えた本作は、目的もはっきりしており、ずっと移動しているので村上春樹作品に抵抗がある方もかなり読みやすいのでないかと思う。 さらにカーネルサンダースやらジョニーウォーカーやら何らかのメタファーを提示しているとされる要素、物語に点在する伏線、深まる謎などストーリーと登場人物だけに注目するだけでもかなり面白い小説である。 移動しながら物語が進行するという点、ストーリーが進んでいくにつれて明らかになる真実、明らかに人間ではない存在などRPGをプレイしているような感覚に陥る。読後すぐに読み返したくなるような一冊だった。 | ||||
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村上さんのエッセイは好きなのですが、小説は性的描写が多すぎて苦手です。本作も例外ではなく。もはや、性のこと抜きにして村上文学は成立しないのでありましょう。この上巻ではとても残虐な場面もあり、これまた苦手なのですが、それらを差し引いてもこれは素晴らしい作品だと思いました。下巻次第ですが、生涯読んだ本のベスト3に入るかも、と思うほどです。登場人物全員が魅力的であり、感情移入ができます。全員に幸せになってほしいなあ。そううまくはいかないだろうけれど。 | ||||
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かなり前に読んだ本。また、買って読んだ。上は物理的に本を買って、下は続きが読みたくてデータで読んだ。初めてfire-hd10で読んだが本と比較して同じに読めた。よかった。 | ||||
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何年かに一度読み直しています。 その度に新鮮な気持ちで 文章を追いかける事ができます。 言葉ではうまく説明できませんが 村上春樹さんの描く物語の 力にはいつも圧倒されます。 | ||||
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単なる感想です。 少年と老人のパートがそれぞれ切り替わりながら物語が進んで行きます。 この2人がこの後どうなるのか、下巻が楽しみです! 予想もしない不思議な物語が読みたい人にオススメです! | ||||
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読み終えての感想は第一に、謎めいた象徴的表現が多用され、文学研究のし甲斐がありそうな作品だな、と言うものだった。もちろん、私は研究者ではない。一読者の立場で言えば、とにかく読んでいて楽しく、詩情溢れる文章に酔った。 ストーリーを一言で片付けると、少年が父を殺し、母や姉と交わる話なんだけど、かなり初めの頃に明かされる父の予言通りで、余計な事に紛らわされなければ、素直にスト-リーを追えると思う。あえてそう書いてるのだろうが、主人公の少年は、ほとんど印象に残らないキャラ。その代わり、脇役が非常に魅力的で、印象に残る。ナカタ老人、ホシノ青年、大島さん、さくらさん、皆印象的だったが、やはり白眉は、佐伯さん。15の少女の面影を残す、魅力的な50代の女性で、ストーリー上のキーパーソン。少年が彼女に恋をし、求め合う様が美しく描かれ、その後の結末も、美しく詩的であった。 ミステリーのような書き方で、スリリングな展開は、非常にエンタメ度が高い。そして、出会いと別れがドラマチックかつ詩的に表現されて、読後に強い余韻が残った。個人的な嗜好では、今まで読んで来た中で、村上春樹作品のベストに推す。 | ||||
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