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向日葵の咲かない夏
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向日葵の咲かない夏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全224件 121~140 7/12ページ
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辛口のレビューが多いのが不思議です。 独特の雰囲気がよくて、自分としては、名作だと思います。 最近、読売新聞にも取り上げられていて、ちょっと嬉しかった! | ||||
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これはなかなかヤラれましたね。「・・・(汗)」って感じです。 この小説は最初のほんの少しはミステリー小説、ある時点から後半はファンタジー小説、そしてラストはホラー小説、に変わります。 ラスト前まで、つまりこの小説の大半はファンタジー&ミステリーというカンジでそれなりに楽しめるのですが、読み進めていくと何か違和感のようなものが強くなっていきます。そしてラストにはその違和感の正体が明らかになります。これが結構気持ち悪かったりします。 この小説は映画化や漫画化はムリですね。そういう意味では小説らしい小説ということで秀作だと思いますので星4つです。 ただ私自身の感想としては、ちょっと気持ち悪いなという感じです。 | ||||
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純粋なミステリー作品が良いみたい人、ダークな作品が苦手な人には向いていない作品だと思いますが、僕は好きです。 ミステリー、ファンタジー、サスペンス等、色んな要素が詰まっていて、2転3転する展開に飽きが来ず、とにかく先が気になってしまい、グイグイ引き込まれて一気読みしてしまいました。 終盤に「アレはそういうことだったのか!」と分かった時のスッキリ感が素晴らしい。ただ、勘の良い人やじっくり読む人が「アレ」に感づくと面白さが激減してしまうので、この本を読むときは、あまり考えずに一気読みした方が良いと思います。 | ||||
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低評価の方々に多いコメント「気持ち悪い」「暗い」.確かにこの手の話に慣れていなければそう思うのも無理もないかもしれないです.ただ,それだけの言葉で終わりにしてしまうにはあまりには勿体無い作品だと思うのです.個人的には気持ち悪いと思うシーンはありませんでした. おそらくこの作品の焦点を何処に当てるか,それが大事なのではないでしょうか. ネタバレになってしまうので,多くは語れませんが,とにかく最後まで読んでほしいです.重要なのは,トリックではなく,登場キャラクターの心情です.私は最後の4ページ前で涙がこみ上げてきました. | ||||
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「子どもは小さな宇宙だ」という言葉があります。その言葉を物語という「嘘」を通じて表現した一つの形がこの作品だと感じました。なので私は多くのレビューにあるように狂ってるとは感じません。だって、物語の中でなら何が起きても構わないのですから。 | ||||
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これほど評価が分かれる話題作も珍しい。 その理由は、 '1.ミステリ賞受賞!でだまされた '2.序盤〜中盤にかけてひたすら暗い・グロイ '3.トリックに偏りすぎている作風がイヤ +最後まで読んでもネタがわからないので、評価が落ちる といったところでしょうか? 私はミステリは本格上等派です。その上で。 (以下ネタバレ注意!) ・・・・・・ ・・・・ ・・・ この作品のキモは、「不自然な主人公・妹の設定、会話」「生き返った!友達」だと思うのですが、 これは全て大ネタの為の伏線なんですよね。しかし、しばらく読んでいると蜘蛛の友達も 普通に”受け入れている自分(読者)”がいて、これはこれで作者の力量かと。 エログロは、恐らく話題作りとミスリードの為なんでしょうが、少しここがどぎつかったのが 評価を二分している一因かもしれません。私も300頁辺りで何度読むのをやめようかと思ったか。 しかし、他の方が指摘されているとおり、最後のトリック解決編?への駆け込みが無理があったように 思います。いわゆる「探偵がネタをばらす」場面が、三人称ではなくて一人称である、ということが わかるかどうかが評価の査点を大きく左右しているのかと。 (アンファン・テリブル+アクロイド・・・) しかし、一番最後の、「長い陰が一つのびている」の真意がわかったときの衝撃は捨てがたい。 最後まで読むと、不思議とあれほど気になっていたエログロは、それほど読後感に残らないのです。 あくまで、これは作者の2作目であることも考慮する必要があるのでしょう。 先入観・読者レビュー抜きで是非読んでみて欲しい。 | ||||
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表紙の明るい印象から、全く不用意に、何の予備知識もなく読み始めてしまいました。 すぐに違和感を感じました。 著者の紹介欄にホラーサスペンス大賞特別賞の文字を見て、読むのを止めようかと思いました。 最初の関門を過ぎると、徐々に慣れてきました。 しかし、一気に読むということができず、毎日の通勤電車で、少しずつ少しずつ・・・ 最後まで読み終えてみると、よくできたストーリーだったと思いました。 小説として最高に面白い作品だとおもいます。 でも、気持ち悪い。 読み返す気持ちはないです。 この著者の本も、もう読まないと思います。 読後に皆さんのレビューを見て、驚きました。 こんなに評価が分かれている。 すごくよくわかります。 (189) | ||||
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途中なんども読むのを止めてしまいたいと思いながら最後まで読みました。 気持ち悪い性癖やら精神崩壊している人物やらと精神的に嫌悪感たっぷりの描写がされており辛かった。 でも、最後まで読み進める事でこの作家さんの実力が凄いことを感じました。 ちゃんと最後にはまとまった感じがすることも凄いけど何よりもこの物語を最後まで描ききった事が凄いと思ったよ。 恋人や嫁には勧めたくないけど友達にはオススメしたい一刷です。 濁りきった汚水から最後に一滴だけ綺麗な水が出てくる感じ。 | ||||
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出だしから後半まではかなり楽しく読めた 文章も卒がなくわかりやすい 謎に対する推理も二転三転して飽きさせないし、新たな展開も小気味の良い刺激を伴ってグイグイ読ませる だけど後半からはガッカリかな 積み上げた謎を暴力的に解決したとしか言えない それが著者の世界観だってのはわかるけど、性急に過ぎる 主人公の人格も急変するし解決されてない謎も散見される ベーシックな作家としての力量はあると思うけど、己の個性を十分活かしきれる程ではないかな | ||||
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初、通尾秀介さんの作品です。 ストーリーの発想がすごくて、読みおわったあとにもう一度読み直しました。 若干ファンタジーのようなミステリーです。 私はファンタジーは従来苦手ですが、この作品のトリックというか、真相は新鮮味を感じたし、ミステリーとして、通尾さんのストーリー展開や発想の才能に感動しました。 ミステリージャンルは色々と読むので、作家の名前を覚えてなかったりするのですが、道尾さんは名前を覚えて、全作品読みたいと久しぶりに思った作家さんです。 | ||||
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とりあえず読後感が最悪なのでそのつもりで読んだ方がいいです。 あと主人公含んだ登場人物全員が頭おかしいからそのつもりで。でも間違いなく面白い小説だった。二度と読みたくはないけどね(^ ^) まあそんな本です。迷ってる人は最初の2ページ読んでみて下さい。萎えます。 | ||||
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「こんなに賛否両論があって、好き嫌いもはっきり別れる作品なのに、ヒットしたのが不思議」と著者自身が、雑誌のインタビューで語っていた作品。 痛々しいシーンや、狂ってるとはっきり感じる描写が多々あるので、なるほど、確かに好き嫌いがはっきり別れると思います。 一言で言っちゃうと、おかしい。 "面白おかしい"の方ではなくて、異常とか異質という意味の、おかしい。 ストーリーだけを追って、エンターテイメントとしてのミステリーを求めている人には、オススメしません。 他の方のレビューにみられるように、どんよりした読了感が残って、気分が悪くなると思います。 人間の内面の描写がとても細やかかつ、読みやすく書かれていますので、謎解きよりも、人物を読み解くミステリーが好きな方は、とても楽しめると思います。 読み手を選ぶ作品であることは間違いないので、単純に、「これ、いいよー」と人に勧めることはしませんが。 難解な話が好きな友人がいたら、絶対勧めます。 私は謎解きも、人物読みも、どちらも楽しめたので、好きな側の人間になりました。 読み応えがあり、面白いと思います。 エピローグが物足りなく感じたので、星は4つ。 | ||||
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この作品に不快感を覚える方は正常な神経の持ち主です。この如何ともし難いドロドロした感じ、救いようのない感じは誰もが少なくとも嫌悪感を覚えるのではないでしょうか? しかし、読む価値はある作品です。私は好きです。 | ||||
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久しぶりに、ほんのり心に残る小説だったのでレビューを書きます。 とても寂しいひとりの少年のお話です。 あるひとりの少年のひと夏の物語が、ミステリー風の味付けで描かれています。 読みやすいく一気に読めますし、読了後に読み返すと、あちこちの描写が せつなく感じられて、さらに良かったです。 小説としてすごく楽しめました。 コナンのような明快な犯人捜しものを求めている方には向かないと思います。 あと、内容が全く理解できていないレビューも多いので驚きました。 せっかくいい作品なのにもったいない。 | ||||
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酷評もあるけど、背の眼などを読んでいるとこんな話もあり得ると思った 実は双子だったとか、そんなオチよりよほど良いと思う 暗くてひどい作品なんて他にも沢山あるので、これはこれで面白いと思いました | ||||
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主人公の少年は心が壊れていたんですね。 「シャドウ」の登場人物も心が壊れていましたが こちらもとても悲しい物語です。 ただ名作であることは間違いない。 | ||||
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面白かったからレビューみてみたら、「読後感最悪」やら「読んで後悔した」とかあって残念。このレベルで読後感……とか言ってる人は今まではどんな本読んでたんだよと悲しくなるぜ。内容に関しても、読んでて違和感あるところなんかもあるけど、主観的な作品なら当たり前にあることだし、上手く使ってるだろう。最後の方は吹っ飛びすぎとは思うが、前例が初っ端からあるから考えられなくはない。結末のアスファルトの影とか何気ない情景描写も好き。 | ||||
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道尾秀介さんの作品は、もう何冊も読んでいて作風に慣れているせいか この小説がグロイとか…気持ち悪いとか思いませんでした。 やけに大人びた子供達には騙されましたね… まさかの展開に驚き、ハラハラして面白かったです。 でも主人公の少年が可哀相過ぎました。 ラストはもう少し分かるように書いて欲しかったです。 そこが良いところなのかも知れませんが… 幸せな気分になる小説が好きな方には後味が悪いと思います。 | ||||
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本書には二つのレールが敷かれています。 一つは、本書を読み進めるうちに読者が抱くであろう不自然や疑問を帰結させる為のレール。 もう一つは、粗筋にありますとおりS君の死亡に関する、言わば推理小説としてのレール。 前者は秀逸です。 想像の死角とでも言うのでしょうか。 読者が文字を通して思い描いたイメージを、後出しで事実を一つ提示する事により一変させる事に成功しています。 手法は違えど、『ある閉ざされた雪の山荘で』や『車輪の国、向日葵の少女』のようなカタストロフを味わう事が出来ました。 対する前者……これは、どうでなんでしょう。 真相へ至る道程に取り分け特筆すべき点もなく、あえて言うならば、タイトルの『咲かない向日葵』に隠された秘密(確信に触れるので抽象的ですが)等々、些かご都合主義を感じさせる点が多く、私としては評価できませんでした。 それでも星を四つ付けたのは、加点式で評価し、前者のレールがそれに足りる十二分な昂揚を齎してくれたからに他なりません。 未読の方にはオススメです。 | ||||
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この本どうだった?と聞かれたら、「すごい気持ち悪い」と言ってしまうでしょう。 最後までどんどん読めて、面白くないって訳ではないですが、ただ気持ち悪い。 多くの方が仰っているように、なんか嫌な気分になる作品でした。 | ||||
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