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向日葵の咲かない夏
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向日葵の咲かない夏の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.98pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全228件 61~80 4/12ページ
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| (ネタバレあります) イントロの文章で、これはどうもただのミステリーではなさそうだという予感はありました…。 最初は、「死んで生まれ変わった友達と真犯人を追い詰める、少年のひと夏の冒険!」みたいなファンタジックなミステリーかなと思ってましたが、違いました。 途中から、あれ?あれれ?とイメージが崩れていき、真実を知りたくてどんどん読み進んで止まらなくなりました。 読後は、ファンタジーでもミステリーでもなく、純文学を読んだ気分になりました。 人は、あまりに辛いことがあると、受け止められずに、記憶が抜け落ちたり、別人格が出てきたりすることがあるそうです。 ミチオくんは、辛い現実を受け入れられず、妄想の世界を持っている少年でした。それが分かってから、戻って読み直すと、妹や死んだ友達という別人格を作って会話をしている姿が、怖くもあり、悲しくもあり、やるせない気持ちになります。ミチオくんは生き抜くために自分なりの物語を作っていたのですね。なぜボソボソとしか話さないS君が、生まれ変わって明るく饒舌なのか、なぜ3歳の妹がそんなにしっかりしているのか、全て腑に落ちました。 ミチオくんはそんな辛い中、さらに罪を犯し、このままではいけない、全てを終わらせるべく火をつけて…。 この後ミチオくんはどうやって生きて行くのか…。(';ω;`) 唯一の救いは、最後の瞬間、両親が自分を助けようと手を差し伸べてくれた事でしょうか。 最後まで読んで、もう一度冒頭の文章を読むと、ミチオくんは今、生きていて、妄想からは解き放たれてはいるようです。が、また壊れるかもしれない危うさがあり、今も幸せではないようです。 どこまでが事実の描写で、どこが妄想か、きちんと読まないと、分かりにくいかもしれません。 この小説では病んでいるのはミチオくんだけではないので、その辺も考えて読まないといけませんし、すっきり解決ミステリーを読みたい人には合わないかも。 作者さんのインタビューでも、叙述トリックや本格ミステリーという意識はなく、人間の感情を描きたいと思って、書いたそうです。 これを読んで、奥泉光さんの「シューマンの指」を思い出しました。主人公の物語に騙された感が、似てました。 | ||||
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| 事件の謎解きで読者をぐいぐいと引き込み、ホラー的な不快感や恐怖をあぶり出しながら、ファンタジー的な設定を上手くミステリの仕掛けに取り込んでしっかりと落とす。 これらの要素すべてを含める小説を仕上げた作者の胆力と努力に拍手したい気持ちになる。ミステリファンは「ミステリ的な文法から外れている」と怒るだろう。だがそれは「誰かに勝手に勘違いして惚れて、本性を知ったら怒りを覚える」という片思いの心理であって、なんだか大人げない。そのような肩透かし感や怒りを冷静にやり過ごせば、この作品が広義のミステリ要素を持つ、一定水準を確実に超えた作品であることに気づく。 一方で、極端にバランスが偏った小説でもあり、総合的な完成度を求める読者には評価されないようにも感じる。最大の短所は、キャラクターの薄さと不自然さだ。妙に理知的な子供たち、あまりに間抜けな警察の捜査員、「常軌を逸している!」と読者に思わせるためだけの目的で描かれた常軌を逸している大人たちなど、それは無理があるだろう、とツッコみを入れたくなってしまう珍妙なキャラクターのオンパレードだ。 また、キャラクターの行動原理はおぞましいものが多いのだが、一貫性がありすぎてあまりに人間味が無い。行動原理を生み出すに至ったバックグラウンドも各キャラ回想的に提示されてはいるものの、読者に納得させるだけの説得力をどうしても持たない。これはおそらく「読者を騙し、驚かす」という意図を重視しすぎた結果、プロット的な仕掛けに引きずられていくようにキャラクターの造形が出来上がったためと思われる。物語の描写が、作者の世界の見方に対する優先度の発露であることことを踏まえれば「この作者は人間に興味がないのではないか」と疑われてしまう程度には浅く、陳腐である。 上記のような明確な欠点はあるものの、それらを補って余りある長所と特徴に溢れた個性的な作品であると感じる。エンターテインメントを「自分が安全な場所に居ながらも、極端な場所、時には危険な場所へと連れて行ってくれるもの」と定義するとき、この作品が優れたエンターテインメントであることは疑いようがない。 | ||||
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| とても不思議な世界観で、最初は子供の目に映る世界観?かと思い入り込めるかなと半信半疑でしたがどんどん引き込まれました。後味は悪いかも知れませんが残ります。 | ||||
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| 低評価をつけている方の感想を読むと、内容の好き嫌いだったり、物語の理解不足(結局どんな話だったのか内容がわかってない、理解していない、誤解している)がほとんどです。 一方、高評価をつけている方は、しっかり物語を理解し、正しく読むことができているようです。 読解力=物語を楽しむ力、なのかな、と。 中学生以下の方には本作はオススメしません。 | ||||
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| ホラーっぽい導入で、ホラーなのかミステリなのか揺れ動いた状態から始まるミステリ。 トリックがアンフェアだと考える人もいるようですが、自分の中では完全にフェア。 物語が進み、事実が徐々に明らかになり、狂った世界が姿を現す。 個人的には、作者の作品の中では群を抜いた傑作。 新本格以降のミステリの中でもかなり上位に入る作品だと思います。 | ||||
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| ミステリーは普段全く読まなくて、読んだ後にモヤモヤする本が好きです。 そんな自分からしたら凄く好きな内容です。 ミステリーが読みたくて、買った人は残念に感じるかもしれません。 自分のように鬱小説が好きな人には激推しします! 賛否両論ありますが、良い意味で狂ってて最高な本だと思います。 | ||||
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| 面白い。読書の苦手な息子が、どっぷりハマってます。 | ||||
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| 【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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| この小説は、5年に1回読み返すだろう。それぐらい衝撃的だった。 騙されたと思って読んでみてと人に言われて、読んだ。 同じ言葉を私も誰かに送りたい。 今はそれしか言えない。 とても面白かった。 | ||||
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| 一気に読みました。何度もあるどんでん返しと伏線に驚かされます。読み終わった後はすっきりです。 | ||||
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| 読み終えたあと、主人公がとんでもなく 怖いって思いました。 こんな輪廻転生の世界があったら、楽しいかも…とも思った。 | ||||
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| この本を読み終えたとき、私はこの衝撃を一生わすれないだろうと思いました。笑 “笑”ってつけているけど、ふざけているわけではないんです。 まず、小学生が主人公ということで、読んでいるこちらもなんだか小学生の頃の記憶を引っ張り出しながら想像して読んでいたので、もうそこからワナにはまっている気がします。道尾さんの。笑 すてきな衝撃を、ありがとうございます。読む人によって解釈が変わりそうなこのお話。 2回目読んだらまた感想変わるんかな?とレビューを書いていて感じたので、もう少し時間を置いて、また読んでみようと思います。2回目読んでも全然時間がおしいとは思わないぐらい面白い本であることは、間違いないです。すてきな作品に出会えたことに、感謝です。 | ||||
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| ハラハラ、ドキドキ、自分に迫り来る恐怖感!どうなる?どうなる? ミカちゃんが蜘蛛を食べる!? 生物に生まれ変わりの妹だったのですね!頭の良い三歳児と思っていたのに最後は拍子抜けしたので星4です(*^^*) | ||||
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| この後味の悪さは何なのかと思うと、こういう余韻を持たせられたことで、ある意味この一冊はすごいのかもしれません。ありえない世界のことではなく、よく考えてみると、何かから逃れようとしている、現状を変えたいけど変えられない悲しい存在って世の中にはたくさんいますよね。登場人物それぞれに対し救ってあげたいけどどうすることもできない虚しい気持ちがわいてきました。 | ||||
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| 内容について、どうしても好き嫌いは分かれてしまうと思います。 トリックが私にはあまり合わず、想定外でありながらもどことなく腑に落ちないような状態で読み終えてしまいました。幻想的(便宜上)な設定がすんなりと受け入れられて、かつそれを楽しめる人は最後まで面白く読めると思います。今になって考えるとこの本はミステリというよりファンタジー&サスペンスと呼んだほうが受け入れられ易いのではないでしょうか。 ※この本にファンタジー要素があるかどうかは、解釈によって違ってくると思います。 後味の悪さにも種類がありますが、私はとても悲しくて悲しくて、二度は読めない本となってしまいました。 最後まで読んでから、冒頭を読み返してまた悲しくなって、そこから気持ちを浮上させるのには少し時間がかかりました。 それでも数時間で一気に読めたので読みやすさ&ある程度の面白さは保証できます。 子供や動物が好きな人には少ししんどい内容かもしれません。 | ||||
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| 虫が苦手な人は読まない方がいいとありましたが、虫が大の苦手の私でも普通に読めました。 言われるほどグロい表現も無く、淡々と物語を読み進む事ができます。 ただ、明るい気持ちにはなれない作品だと思いました。 子供の夏の読書感想文等には向かないと思います。 | ||||
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| 400㌻以上あるのですが、とても読みやすかったことと、私の好みの内容だったため、思ったよりも早く読み終わってしまいました。 小学生の男の子が主人公で、心の動きや情景が好きでした。 | ||||
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| あるミステリーのランキング20選にこの小説が載っていましたので、 ためらいもなく購入しました。 読みやすく、光景が目に浮かびます。 って言っても実際はミスリードなのですが・・・。 そして、疑問に思った伏線はことごとく回収してもらえました。 相当無理なシーンもありましたけど。 個人的にはグロいシーンもあるため、人にお勧めすることはきっと無い と思います。 | ||||
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| 低評価レビューで、9歳児は、こんな考え方できないから!って言う意見が目立ちましたが、これは見当違いだと思います。9歳児でも、これくらいの頭が回る子供はいます(異常児のレッテルを張られますが)。 主役はともかく、3歳児の妹も、S君も、みんな年齢不相応に頭良すぎっていう意見もありますが、これも見当違いの批判です。 何故なら、彼らは輪廻転生などしておらず、全てはト〇ゲと蜘〇を前に、ミチオの頭の中で作り上げられた妄想でしかないからです。 ミチオの頭がいいなら、ミカもS君も、全員ミチオレベルで当然なんです。 この先は推測ですが、これは作者自身の子供時代の思い出を、究極まで増幅させてサイコホラーに仕立てた小説なのではないかと思いました。作家になるような子供は、頭がいい上に、小さい時から空想力が半端ない。複数の脳内友達など当たり前にいます。 著者も、小さい時にどこまでが現実でどこからが虚構か分からなくなったことや、現実に物語を持ち込んでしまうことで、親や友達に嘘つき呼ばわりされたり、暗いと評されたり、悪意なく人を傷つけたことがあったんじゃないでしょうか。 そんな過去の傷を昇華させるために、いわば作家のダークサイドとしてミチオを描きだしたのではないか、と思いましたし、ミチオの名前が著者と同じなのもその暗喩ではないかと思いました。 自分の物語の中に逃げ込んでしまえる人間が、一歩間違えると陥りかねない狂気の世界や罪の姿を、小説という形であますことなく書ききった良作だと思います。読後感は悪く、サイコホラーな展開に気分が悪くなるところもあったので、星は一つ減らしましたが、たくさん気づかされることもあり、面白かったです。 ファンタジーや輪廻転生ものでは決してありませんので、お間違いなく。 | ||||
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| 読み終わっての感想は「はぁ……すごいなぁ……」でした。作者の、この話を書ききる力に感服しました。 好き嫌いが分かれる作品だ、というのには同意します。どうしても受け付けない、という方もいるでしょう。私も感服の度合いでいえば今まで読んだ小説の中で一番ですが、好きな度合いでいえば一番にはなりません。それでも、かなり上位に位置付けざるを得ないほどの技術を感じました。 読み終わって、ここのレビューを見て驚きました。なぜこんなに低評価が多いのか。 しかし、低評価のレビューを読んでわかりました。好き嫌い云々以前に、きちんと読めてもいない人がとても多いです。見当違いな批判をしているレビューの多いこと。(もちろん低評価を付けたすべての人のレビューがそうではありません) 読み進めていき、私は少し不安になっていました。これは、最後にきちんと筋を通せるんだろうか? という不安です。 頭の中で、これは消化不良になるんじゃないだろうか、という要素がどんどん増えていきました。広げるだけ広げて回収しない作家も少なくないですから。しかし、この小説は見事に広げた風呂敷をたたみました。 終盤で、え? そんなのあり? とアンフェアに感じた人もいるかもしれませんが、私は、「なるほどなぁ、きちんと一本の筋の通った小説だ」という思いでした。唐突でもありません。矛盾もありません。 「どんでん返しが過ぎる」とか「矛盾している」などの感想を持った方はじっくり読まずに読み飛ばす癖なんかがある人なのではないかな? などと愚考してしまいます。そういう方は読み返してみれば自分が気に留めていなかった色々なことに気づくかもしれません。 確かに、ぎりぎりのラインと言われてもおかしくない所はありますが、私は全然アリだと思います。破たんはありません。個人的にはぎりぎりでもないと思います。 とにかく「すごい」作品です。これを書ききった作者様には脱帽です。 | ||||
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