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霊柩車No.4
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霊柩車No.4の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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現実にはあり得ない部分があるものの、楽しめる内容だと思います。松岡圭祐さんの本はついついのめり込んでしまいます。今度は何を読もうかな。 | ||||
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久々の単独もの。 霊柩車のダライバーが主人公。 人の死に限りなく近い存在にいる人物だが遺族と向き合うことは現実の世界ではありえないが二人の女性を通して事件に巻き込まれるが独自の感で事件を解決していくところが良かった。 一般文学通算2542作品目の感想。2021/07/04 15:35 | ||||
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作品そのものは(千里眼ほどではないにせよ)、なかなかの佳作であり、★四つぐらいの価値はある。しかし★ひとつを減点したわけは、致命的な科学ミスがあるからだ。それは骨の成分を「燃えない炭素」というふうに見なしている点だ。 カルシウムならば、燃えない。炭素ならば、燃える。なのに、「燃えない炭素の存在」というのを基本的な動機としている点で、「いったいどこの世界の話か?」と思ってしまう。科学的に致命的なミスがある。これが些細なミスならば気にしないことも可能だが、話の骨格となる基本的な動機なので、話の全体が崩壊してしまう。 ま、科学のことを知らない人にはわからないだろうが、中学生程度の理科の知識を持つ人なら、作品全体が崩壊してしまうことを理解できるだろう。 作者はこの作品を絶版にするのが妥当である。改訂新版として、炭素のかわりにケイ素を使えば、まだしも矛盾は少なくなる。(経済的な妥当性は、相変わらず滅茶苦茶だが、科学的には、別の貴石にすることで矛盾が解消する。) あるいは、「画期的な新元素の発明」みたいな荒唐無稽な話にするのでもいい。それならば許される。しかし、現代科学に矛盾する話を前提とするのでは、作品全体が崩壊する。 最低限、巻末でお詫びをするべきだ。 | ||||
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ちょっと前に「着信アリ」を読んだもんで 「また、葬儀屋かよ!」と思ってしまった。 ごめんなさい、葬儀屋ではないんですね。 霊柩車ドライバーなんです。 そんな職業があるのも知らんかった。 この作者の本は 知らないことを教えてくれる。 「千里眼」シリーズでは、自衛隊の設備について すごく薀蓄たれてるもんな。 今回は、焼き場の裏側についてのルポが目玉です! ではなくて、、、 いつもながらの松岡ワールド。 荒唐無稽なハリウッドのアクション映画を見ているよう。 ですが 死に掛けている少女がボスキャラっていうのはどうなん?? そこだけがとってつけたようで、残念だわ。 いかにもシリーズ化したいのがみえみえだもん、、、、 | ||||
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松岡 圭祐さんのエンターテイメント小説は読み応えがある長編が好きなので、 なんだかあっけなくストーリーが終わってしまい、少し物足りなさを感じてしまいました。 ニュヒーローの誕生としてはちょっと、インパクトが弱いかなあ〜〜と感じました。 | ||||
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霊柩車のドライバー 怜座(れいざ)が主人公のハードボイルド(か?)。あることから知り合ったTVレポーターと一緒に葬儀ビジネスを舞台にした陰謀を暴いていく話し。この陰謀は荒唐無稽な感じがするが、実際の霊柩車のドライバーによるブログをもとに書いているので、霊柩車の運転の仕方や葬儀業界の話など興味深い所が多い。まずまずのおもしろさでした。 | ||||
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松岡ワールドの新たなヒーローは霊柩車のドライバー 伶座彰光! 数多くの遺体を運んできた経験から、物言わぬ死体にわずかに残された手掛りから真実を看破する千里眼?の持ち主。 正直なところ、シリーズ化は?かな。設定に制約があるのでどうなんだろう?まっ、要らない心配だと思いますが。 | ||||
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中盤までは,無愛想な主人公と同じく静かに流れるのですが, 物語が動くにしたがい,決死の脱出や逃亡など一気の急展開へ. それまでがおとなしかったぶん,グイッと引きこまれていきます. それにテンポがよく,キレイな伏線の回収も読みやすくていいです. また,どうしても終盤の派手な演出に目がいきがちですが, 序盤にあるちいさな事件のほうも,とてもよく練られていて, やや地味ですが,これだけでも短編で発表できそうな内容です. ただ,いくつかの謎と人物が残ったままになっていますので, このあと,続編を含めたシリーズ化にも期待したいところです. | ||||
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いかにもB級そうなタイトルは、はっきりいって面白くなさそうですが・・・。 「千里眼」や「催眠」などで、これでもか、とばかりに読者にサービスするエンタテインメント小説を書いている筆者だけに、さすがの面白さです。 霊柩車の運転手という特異な主人公がいい。 職業柄、遺体を見て死因を見抜いたり出来るという設定。 実際に本職の運転手の方が書いたブログが、原案となっているそうで、 読者の知らないリアルな裏話が、興味深いです。 <霊柩車探偵>としてのミステリ要素に加え、後半はいつもの彼の小説のように、命がけの冒険活劇に。 そして最後は、ぴしっと落ちが決まる。 さらっと読める娯楽小説をさがしている方に、最適です。 きっとシリーズ化されそうで、そちらも楽しみです。 | ||||
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もしくは、初めて千里眼や催眠に接した時に感じた興奮の再来です。 霊柩車ドライバーの怜座という39歳のヒーローは、今までよりリアルで、 陰があって、でも聡明でという、松岡ヒロイン物によくある主人公の男版です。 ヒロインもふたり登場して、それぞれの事件で面白い謎解きが展開します。 本物の霊柩車ドライバーの人のブログを元にしてるということだったんですが、 下敷きにしているのは設定と業界の話だけで、後はいかにも松岡ワールド。 二転三転のどんでんがえし、いつもながら見事な伏線、笑ってしまうユーモア、 クライマックスは千里眼第1作に似てます(戦闘機という意味じゃないけど)。 読みやすい文章でテンポよく楽しめる、初期作っぽい味わいのする傑作です。 | ||||
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結論から言うと、松岡圭祐氏の作品の中では三本の指に入る傑作。 痩せ細って病的なハンサム、伶座彰光は黒スーツで洋式の霊柩車のハンドルを握る。 霊柩車のドライバーが発揮する観察眼。次々に暴かれる事件の真相。 テンポがよく、ネタが豊富で新鮮で、とにかく飽きさせず次に次にと読ませる。 ミステリアスな「催眠」調の導入部、「マジシャン」のようなトリック、 あっと驚く真相に続き、終盤は「千里眼」のドキドキハラハラ感。感動もある。 文体にくどさがなく、スピード感をもって読める。最後の笑えるオチも面白い。 これでこの価格はほんっとに安い!!! 今後、岬美由紀ともコラボしそう。 | ||||
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