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千里眼の教室
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千里眼の教室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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他のが面白すぎて、今回は星3 | ||||
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高校が独立国家として成立するのか?そりゃあ荒唐無稽だ。とくにクーデターを起こすわけでもないし、派手さは感じられるものでもない。松岡氏の圧巻ぶりは、いまの世相を描く事、本作ではゆとり教育の失敗、世界史履修問題、教育改革というタイムリーな話題を見事なまでに反映させている。殺伐とすることもなく非常に理知的に高校生が描かれている、大人も楽しめるのはもちろんではあるが、若干の低年齢層向けでもあるかもしれない。 岬美由紀は今回主役というスタンスではない、というよりも精神的自立を果たす高校生たちこそがなんとなく主役のようなスポットをあてられる。書評にも触れていたが村上龍氏の「希望の国のエクソダス」や「10代のハローワーク」を松岡風のエンターテイメントにしている感がある。都心ではなく愛知県出身の松岡氏ならではの描写も面白い。大人びた学生感は松岡氏の「マジシャン」や「イリュージョン」でも発揮されるが、地域性によって産まれた登場する学校の様々な生徒(人種)が描かれて、自治を果たそうとし、ビジネスを産む様は見事である。一方で学校と言うコミュニティでさえ「格差社会」も生まれる様は皮肉だ。クラマックスはどうも急いだ感があって珍しく雑だなあという気が。 個人的には、ダビデに変わって角川書店シリーズの愛すべきキャラクターとなった舍利弗先生の活躍が少ないのが残念。そういえば最近思う事がある、NHKの「中学生日記」もやはり世相を如実に反映しているなあ。 | ||||
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中盤までの盛りあがりに対して,後半がいそぎ足のようで, あまりに簡単にわかり合える登場人物たちにしらけてしまい, ここ最近の作品のように,あっけないラストに不満が残ります. また,序盤こそにぎやかなものの,それは明らかに『前フリ』で, これ以降,舞台となる学校の場面が増えて,主人公の出番は少なめ. それでも,物語自体はまずまず楽しめ,それが却って皮肉に感じます. 極端な話,このシリーズ,主人公を使った意味があまりないようにも…. ほかにも,あたり前のようにヘリや戦闘機を乗りまわすなど, 序盤から『十八番』が大安売りされるような展開には食傷気味. このあともすぐに続刊がありますが,もう少し空いてもいいので, 質,量ともに,もっと練り込まれた作品をお願いしたいところです. 余談ですが,旧シリーズの出版社へのブラックジョーク(?)や, 同じく,旧シリーズに出てくる重要人物を連想させるエピソードは, これまで読んできた人なら,ちょっとニヤリとしてしまいそうですね. | ||||
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松岡さんの作品はすべて読んでいますが、今回はちょっとあまりにもあり得ない話かなと思います。読み物としては飽きない内容ですが、詳細はちょっと…。まだ読んでいない人がいると思うので詳しくは言えませんが、どうなんだろう?というのが私の感想です。 | ||||
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