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千里眼 トランス・オブ・ウォー
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【この小説が収録されている参考書籍】
千里眼 トランス・オブ・ウォーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 1~20 1/2ページ
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イラクでの刑務所送りの悲惨さは映画「ランボー」を上回る内容。 こんな苛酷に耐える美由紀が気の毒過ぎる。 早く死を与えてやりたい。ここからの復活なんてありえない。 一般文学通算2532作品目の感想。2021/05/30 15:35 | ||||
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今回はイラクが舞台。 臨床心理士として人質救出にあたり岬美由紀が選ばれた。 この設定すら胡散臭い。 それは別として、救出時に戦火にまみれ人質となってしまう。 果たして結果がどうなるか見もの。 下巻に期待。 一般文学通算2532作品目の感想。2021/05/26 23:55 | ||||
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本籍自体は良好でした。本の内容が今一でしたが、それはしょうがないけど。 | ||||
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いつもながら、岬美由紀の行動力には驚きます。中東の複雑な状況もよく伝わりました。面白い作品でした。 | ||||
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大変きれいでしたし上下巻セットで買えてお得でした。また利用したいです。 | ||||
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さすが松岡圭祐ですね。 イラク戦争まで終結させちゃうなんて。 一気に読み終えてしまいました。 | ||||
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さすが松岡圭祐ですね。 イラク戦争まで終結させちゃうなんて。 一気に読み終えてしまいました。 | ||||
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作品自体がちょっと。美由紀の活躍は大変気に入っているが今回の題材は難しい。単純に応援は出来なかった。 | ||||
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筆のエンターテイナー、松岡圭祐の千里眼シリーズ最新作(2009年1月現在)。 イラクで人質にされた日本人のPTSDに対処するため、政府の意向で臨床心理士の岬美由紀が派遣される。だが、現地で戦争に巻き込まれた美由紀は、そのままイラクに残ることに。そこで美由紀はイラクの戦争を止めるために動き出す……。 という壮大なストーリーなのですが、上巻はほぼ自衛隊時代の回想が占めていて、物語としては出だし以外はほとんど描かれません。 上巻と下巻でまったく別の本のような感じ。 驚きました。 いや、面白いんですけどね。 (好きな作家の本なので星はあてになりません) | ||||
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筆のエンターテイナー、松岡圭祐の千里眼シリーズ同タイトルの下巻。 大風呂敷を広げては上手いこと畳んでみせるのが大得意の松岡さんですが、今回のはちょっと広げすぎなような気がしました。 リアルに書こうとしているのは十分伝わってきますが、さすがに「イラクの戦争を止める」という話し運びには無理があります。 こんな形で戦争が終わるなら、そんなにいいことはないけれど、現実はそうは甘くないだろう、と。 ただ、松岡さんにはそこら辺もわかって書いているような節があります。たぶん希望をもって書いている。その姿勢は好きです。 (好きな作家の作品なので星はあてになりません) | ||||
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どこまでフィクションなのか。 イラクを舞台に、ブッシュ大統領(仮名)小泉首相(仮名)も顔をそろえ、 とてつもないスケールで描く巨編です。 美由紀が、ますます超人になっていってる。 普通、死ぬやろ??そんな状況じゃ(^_^;)というツッコミにも負けず 相変わらずスーパーレディです。 途中、自衛隊時代の訓練の話が挟まり、時系列がややこしい(>_<)と思わせますが それはラストに向けて、挟み込むべきエピソードなので、読み飛ばさないように。 なにぶん分厚い本ですが、1章がわりと短くカット割してあるので読みやすいと思います。 物語ではありますが、こんな風に中東に平和が来てほしいものだと思いました。 | ||||
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書評が全然載ってないので、書いておきます。 私は、松岡圭祐さんのファンなのですが、作品全部を読んだわけで はありません。でも、私の知る限り、最高傑作だと思っています。 私がイメージしたのは、映画 "風の谷のナウシカ" のナウシカが、 マスクを外して毒ガス地帯を飛行機で飛ぶシーンです。 戦争におけるトランス状態についての記載も非常に興味深く、 その後、戦争映画を見た時に、こういうことなのか、と納得が いきました。 この本を読まないのは人生の損失だと言えるほどです。私は 単行本で読みました。長い小説です。でも、是非、読むことを おすすめしたい。書評がつかないのは、読んでいる人がいな いんでしょうか。こうして埋もれてしまうのはあまりにもったい ない作品だと思います。 私は、最近の松岡作品よりも、少し前に書かれた作品のほうが 好きです。 | ||||
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最近、松岡さんの著書のお陰で寝不足気味です。 この上巻の見所は何と言っても自衛隊時代の岬が、女性救難機部隊の特殊訓練に移されてからの物語部分だろう。 訓練内容の描写も去ることながら、キャラクター描写が秀逸なのである。 この部分だけでも、普通の小説1冊分を読み終わったような感慨を受けた。 両親の死を切っ掛けに自衛隊の存在意義に疑問を抱き始めた岬が、過酷な試練に望んでいくその理由。 そしてそこでカウンセラーを目指す所以となる出来事など、1作目からシリーズを読んでいる人にも、新しく本作から読み始める人にも、胸にストンと落ちる。 かといって、他のキャラクター描写がおざなりになっているかというと、それも問題なし。 岬の周りを取り巻く人間たちにも、様々な葛藤、そして決断が下されていく。 しかも、それが下巻で伏線となっていることが分かるから驚きも2倍である。 現代の日本文壇で、これだけの重厚で起伏に富んだストーリーテリングを、すんなりと自在に書きこなせる作家は恐らく他にはいないのではないかと思う。 もちろん本作はフィクションであるが、本作中での権力者や組織の思惑やそこで翻弄される個人の痛みに、何も感じない人はいないと思う。 それにしても、岬の波乱万丈の人生は『24』のジャック・バウアーより凄まじいと感じるのはじぶんだけだろうか? | ||||
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基本的に千里眼シリーズには2つの路線がある。 1つ目は、SF的要素をふんだんに盛り込んだスペクタクル路線。 もう1つは、最新の時事問題をエンターテイメントに絡ませて読ませる戦記系の話。 スペクタクル路線としては、俗に言う初期の“友里佐知子編”や最近の『千里眼とニュアージュ』、『背徳のシンデレラ』等が挙げられる。 一方で戦記系はというと、北朝鮮の拉致問題とアメリカの9.11事件を主軸とした『千里眼 メフィストの逆襲』、『同 岬美由紀』。そして日本領内海における中国不審船の騒動にスポットを当てた『ヘーメラーの千里眼』が挙げられる。 前者と比べ、後者は微妙な実際の国際問題がそのまま反映されているため、そのままの映像化が極めて難しい作品が殆どである。 本作は現実に悪化しているイラク問題を真っ向から描いた戦記調ストーリーである。 それを通して、なぜ人類は戦争を止められないのか、その心理のプロセスが語られ、反戦のメッセージへと繋がっていく。 こういった作品に巡りあえると、自分は読書をしていて本当に良かったな〜と思えるのである。 作中、進行してくる米軍に対して徹底抗戦を叫ぶシーア派の武装勢力の人々をみていると、ある登場人物と同じく虚しい気持ちになった。 それにしても、作者の松岡圭祐氏の頭の中はどうなっているのだろう。 今年8月と10月末に新作を出したばかりだと言うのに、既に来年の1月末には“千里眼”シリーズの新作が3作同時に発売され、4月には“催眠”シリーズ最新作が2冊同時に。 そしてその後には“マジシャン”シリーズの完結編が出されるそうである。 う〜〜ん・・・人間心理よりも作者の脳内が謎である。(笑) | ||||
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自衛隊組織、使用される武器、政治の駆け引き、心理描写… どこまでがこの作家の知識に基づくものもので、どこからが推測によるもので、どこに自分の伝えたいことを埋め込んでいるのか? 巧妙な伏線に加えて、この作家は ひとつの事件をあらゆる角度から 『くし刺し』 にして描写する。伏線がどれかは予想できるが、 この伏線をどこでだすかは予想できない。…というよりも、ストーリーの展開そのものに引き込まれて 先読みをしようという下心 を忘れさせる。その理由は、ストーリーの緩急とペンタッチ。 ...今回は そうきたか、岬美由紀! 次は 催眠シリーズを読んでみようと思います。 『 さて、どうくる 嵯峨敏也(=松岡圭祐)! 』 | ||||
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いきなり結論らしきものを書かれれると、書き手と読み手の思い込みによる美しい誤解の共感 や 「…とは言ってもね…」という反論したくなるもの…この作家は これを許さない。情景、心象風景、 心理描写に言葉のやりとりを巧妙に繰り返し積み上げる。丹念に、はりめぐらされた伏線は、後半 の100ページほどにきて 読み手のこころで実を結ぶ。 風景描写と私生活での心理描写の『緩』。 戦場の情景描写、訓練情景の描写と訓練生たちのかけひきの『急』。 このペンタッチがすごい。 さて、これからどうする...岬美由紀! (下巻に続く) | ||||
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「ヘーメラーの千里眼」は自衛隊寄りで好戦的な感じ、本作は一転して反戦主義。 それでも両者は矛盾しておらず、岬美由紀という人物の過去と現在をつなぐ説得力のあるストーリーになっています。 圧倒的な情報量でぐいぐい読ませます。すごいです。 | ||||
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なんということでしょう! これこそ娯楽小説の見本みたいな作品です。こんな作品があったなんて… シリーズ全部を読破したい衝動に久々に駆られました。 ヒロイン岬美由紀の大活躍、そして最後の爽快さは、他に何によっても得られないものです。 もう…是非って感じでお勧めしたいですっ!>< | ||||
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終戦のローレライ、亡国のイージスなど福井作品の後、 初めての松岡作品挑戦です。 びっくり仰天面白い!!?? この作品の魅力は、なんといっても岬の魅力に尽きるでしょう。 プロットは直線的で意外性はありませんが情報がよく書けています。 情報小説としても本当によくできてます。 ストーリーは直球ながらラストは感涙ものです。 戦争反対!! | ||||
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千里眼シリーズも長く続いてますが、今回のテーマと なっているのは、タイトル通り『トランス オブ ウォー』。 これは「戦闘において理性が鎮まり、本能が表出した状態」 のことを言います。 人類の害悪、戦争をなくすことが果たして出来るのか? メフィストコンサルティングがジェニファーレインという女 を派遣してきてて、それが大統領を操っている感じです。 しかも次は「千里眼とニュアージュ」! 「蒼い瞳とニュアージュ」の一ノ瀬恵梨香と岬美由紀の競演! 楽しみです。 | ||||
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