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カウンセラーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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「ブラッドタイプ」を読んでしまったので、仕方なく「催眠」も読み、本書にも来た。…が、ここまででいいや。 「万能鑑定士」が程々に好みだったので、別のシリーズでもウマが合うのがあるかな、と思って作家読み進めてきたが、相性悪いみたいだ。 嵯峨のキャラは相変わらず「押し売り」かつ「自分が一番正しい」尚且つ「コスト全然考えてない」でイラついた。 「ピアノの演奏とピアノへの造詣を身に付ける」のに2~3週間って、「自分の専門分野以外の技術や知識」を余りにもバカにして軽んじている傲慢者だ。しかも指摘されてもその傲慢さを詫びない。高慢さに気付いていない。「結構です」じゃなくてそこは謝罪だろう。 このキャラ「酷く嫌い」と確定した。 本書自体は響野由佳里キャラと事件の派手さで比較的楽に読めた。 | ||||
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『人が死なないミステリー』の万能鑑定士Qシリーズおよび特等添乗員αシリーズから本書の主人公:嵯峨に興味を持たれて本書に辿り着いた方は、注意が必要デス。 本シリーズでは、人が死にます。。。 ついでに描写が凄惨で、犯人が犯行に及んだ理由もやるせない感じ。 嵯峨のキャラクターが知りたいだけであれば、前作『催眠』だけで良いと思います。 と言っても、本書が面白くない訳ではありません。 さすが松岡圭祐作品!って感じで、楽しめる1冊デス。 私個人の希望としては、後日談的な部分にもっとボリュームが有ると嬉しかったですが。。。 | ||||
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隠されていたもう一人の自分が前面に出てきたら、と考えさせられました。 少年法によって守られる加害者側と法の壁に立ち尽くすしかない被害者側。 その両者の間は、とてつもなく遠いです。 その遠い存在をもう一人の自分が近づけてしまう。心理的に怖い作品です。 臨床心理士である嵯峨先生が、気になる人物として現れた音楽療法の響野先生。 演奏を通してその方の背景や環境をズバリと言い当てる流れは流石のタッチです。 そして、終盤の嵯峨先生の冷静かつ大きな優しさはシリーズをしっかりと包み込んでいます。 でも、響野先生の印象が余りにも大きすぎるのです。 もっと嵯峨先生を出して欲しかったなぁ・・・。 | ||||
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前作『千里眼の死角』での予想通り、嵯峨敏也を主役にした小説を再登場させてきた。 個人的にはこの作風の方が、『千里眼』シリーズのようなアクションものよりは読みやすい。 だが、今回の作品の出来としてはいまいちという感がある。 残虐さを露骨に描写したのは、まあ大胆と言えるかもしれないが、そこから後の盛り上げが不十分だった。 | ||||
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催眠で、この主人公に魅せられ、シリーズである、この本も読んでみたが、非常に後味が悪かった。人間をあまりにも安易に大量に殺しすぎ!!!少年犯罪が時代を騒がせた時代背景から、このテーマを描かずにはいられなかったのだろう。しかし、だからといって、こんな問題提起をはるかに超越した、異常犯罪・ハードボイルドまがいはないだろう。また、著者は裁判関係には疎いのか、ところどころありえない設定も多い。自分的には、著者に、『心理』という大変興味深いテーマの、知的で上品なミステリーを期待したい。 | ||||
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とてもおもしろい。臨床心理学の知識を盛り込んだ推理小説の中でもかなり凝っているほうで、展開のテンポもすばらしい。 でも、主人公の臨床心理士のキャラが見えてこない。 私は前作も前々作も読んでいないし、ドラマも観ていない。だから、主人公のキャラクターに対する予備知識がなかった。そして、この小説では、周りの人間が主人公について「あの人はこんな人で」「この野郎はこんなヤツで」と説明してくれるが、本人の描写からはイマイチ伝わってこない。 臨床能力が優れていて、知識が豊富で、行動力があり、でも気取ってなくて・・・・確かにこう並べると素晴らしいが、キャラクターの個性とは、ロールプレイングゲームのステータス面に表示できるような事項ばかりではなく、もっと細かい部分から匂ってくるものだと思う。 再度述べるが、おもしろい。多少アニメチックな部分があるが、それはエンターテイメントとして必要なことだろう。ならばヒーローがもっと濃いヒーローであっても、よかったように思う。 | ||||
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