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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 21~22 2/2ページ
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本作の舞台は恐らくH15年~16年。根拠は…読んでみてのお楽しみということで。それはさておき。嵯峨が大活躍する本作の見所はずばり後半。起承転結でいう「転」の部分が松岡作品の中でも上位を争う素晴らしさだと思います。 | ||||
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松岡圭祐さんの最高傑作と思う。理由は、この作品が初めての「現実を主眼においた」サイコミステリーだから。過去に松岡さんは、「催眠」のように殺人などいっさいない理想郷としてのフィクションか、凶悪犯罪は存在するが物語自体が現実を超越した活劇主体の娯楽作である「千里眼」かのいずれかの作品しか書いておらず、ある意味ではサイコミステリーの真の問題の中核を避けてきた印象がある。が、この作品は違う。少年犯罪に甘い現代社会に鉄槌。復讐に走る女教師、そこに興奮を覚え出す彼女を誰が否定できようか。その心理も余すところなく描ききったこの作品、凡百なうわべだけの「癒し」主体の作品などとはまるで違う、ミステリーの体裁はとっていても、真の意味での人間が描かれた文学だ。 | ||||
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