神狩り2 リッパー

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神狩り2 リッパーの評価:

2.63/5点 レビュー 30件。 C ランク

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平均点2.63pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 21〜30 2/2ページ
No.10
(1pt)

30年越しの悪意。

神=絶対創生者=作者による30年越しの悪意と取らずに、どうやってこの本を遇すればいいというのか。
前作において、『決してあなたの死を無駄にはしない』と誓った主人公、島津圭介に痺れたSFファンなら、この凄まじく主体のぶれた語り口(意識しての配慮と思いたい)と、延々と続く仕掛けの解説、完膚なき程に貶められたかつてのヒーロゥの姿に、自分自身を(そして幸福な読書体験を)侮辱されたような怒りを覚えたのではなかったか。『宝石泥棒2』にも既にその片鱗は見えていたけれど、このときは『作者のオトシマエ』として受け流すことができた。書かずにはおれなかったのだろうな、と作中の自虐的キャラクターに同情することもできた。しかし、『神狩り』においては、やって欲しくなかった、決して! 
70年代の山田氏の文体は硬質でとても美しかった。ご本人もインタビュウで語っていたと思うが、同世代の丸山健二、マイクル・クライトンや矢作俊彦を意識した、どうかするとレン・デイトンまで連想させるような、若くて、シャイで、抑制の効いた、陰影を秘めた美しさを持っていた。
それがこの作品においてはどうだ。
これが本当の意味での『オトシマエ』なら諦めもつくが、『あとがき』を読むとそうではないと仰る。(最後に嘆息してしまった)
カッコイイSF、大いに結構!我々には何年でも待つ覚悟がある。だが、語られる文体が鈍らでは、我々はせっかくのイマジネーションに取り込まれる幸福感を味わえない。
神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫)より
4198931771
No.9
(1pt)

30年越しの悪意。

神=絶対創生者=作者による30年越しの悪意と取らずに、どうやってこの本を遇すればいいというのか。
前作において、『決してあなたの死を無駄にはしない』と誓った主人公、島津圭介に痺れたSFファンなら、この凄まじく主体のぶれた語り口(意識しての配慮と思いたい)と、延々と続く仕掛けの解説、完膚なき程に貶められたかつてのヒーロゥの姿に、自分自身を(そして幸福な読書体験を)侮辱されたような怒りを覚えたのではなかったか。『宝石泥棒2』にも既にその片鱗は見えていたけれど、このときは『作者のオトシマエ』として受け流すことができた。書かずにはおれなかったのだろうな、と作中の自虐的キャラクターに同情することもできた。しかし、『神狩り』においては、やって欲しくなかった、決して! 
70年代の山田氏の文体は硬質でとても美しかった。ご本人もインタビュウで語っていたと思うが、同世代の丸山健二、マイクル・クライトンや矢作俊彦を意識した、どうかするとレン・デイトンまで連想させるような、若くて、シャイで、抑制の効いた、陰影を秘めた美しさを持っていた。
それがこの作品においてはどうだ。
これが本当の意味での『オトシマエ』なら諦めもつくが、『あとがき』を読むとそうではないと仰る。(最後に嘆息してしまった)
カッコイイSF、大いに結構!我々には何年でも待つ覚悟がある。だが、語られる文体が鈍らでは、我々はせっかくのイマジネーションに取り込まれる幸福感を味わえない。
神狩り 2 リッパー Amazon書評・レビュー: 神狩り 2 リッパーより
4198619905
No.8
(2pt)

つぎのブーメランはいつ?

30年前日本SFがその輝きを失っていなかった時代わくわくしながらストーリマスターたちの作品を読んだものです。その後自分の感性がにぶってしまったのかおもしろみを得られなくなりその世界から離れてしまいました。風の便りに日本SFは衰退し、アニメ、ゲームにその魂が再生したと聞きます。30年後かつての興奮の再来を期待しつつ本書を手に取りました。結果は評価に示したとおりです。文字で表現するSFってなんなんでしょうね。中途半端で興ざめする擬似哲学でも、ビジュアル的にはアニメや映画には到底かなわないアクションでもないと思います。つかい古された表現ですが、ひとことでいうとやはり「センスオブワンダー」だと思います。少々「とんでも」がまじっていてもいいじゃないですか。「おいおい。いったいどうなるんだこの先」という高揚感が得られるのがSFというものではなかったのでしょうか。ということで、わたしのSF読者としてのブーメランが次にもどってくる時期は現状未定ですね(笑)。
神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫)より
4198931771
No.7
(2pt)

つぎのブーメランはいつ?

30年前日本SFがその輝きを失っていなかった時代わくわくしながらストーリマスターたちの作品を読んだものです。その後自分の感性がにぶってしまったのかおもしろみを得られなくなりその世界から離れてしまいました。風の便りに日本SFは衰退し、アニメ、ゲームにその魂が再生したと聞きます。30年後かつての興奮の再来を期待しつつ本書を手に取りました。結果は評価に示したとおりです。文字で表現するSFってなんなんでしょうね。中途半端で興ざめする擬似哲学でも、ビジュアル的にはアニメや映画には到底かなわないアクションでもないと思います。つかい古された表現ですが、ひとことでいうとやはり「センスオブワンダー」だと思います。少々「とんでも」がまじっていてもいいじゃないですか。「おいおい。いったいどうなるんだこの先」という高揚感が得られるのがSFというものではなかったのでしょうか。ということで、わたしのSF読者としてのブーメランが次にもどってくる時期は現状未定ですね(笑)。
神狩り 2 リッパー Amazon書評・レビュー: 神狩り 2 リッパーより
4198619905
No.6
(2pt)

うーん

 30年前、15歳で名作「神狩り」を読んだときには、これぞ日本SFの傑作中の傑作だと感激し、SFがもつ「センス・オブ・ワンダー」「未知への好奇心」を圧倒的に味わい、山田正紀に魅せられて、弥勒戦争や宝石泥棒などを次々に読みあさったものでした。 そして、満を持して神狩り2が出版されました。 大きな期待をもって読み始めましたが、残念ながら30年前の感動は味わえませんでした。読んでる自分の脳が老化してみずみずしく読み進められなくなったのか、少し悲しい気分でさえあります。 作者はあとがきで、SFは格好良くなければならない、そして今またカッコイイSFに帰ってきたと宣言しています。 たしかに科学技術の進歩によるあたらしいガジェットや、意外なアクションはカッコイイのかもしれないけれど・・・僕が読みたいのはそんな「カッコイイSF」ではなく、不思議な感覚で読者を幻惑するような新たな水平線を進むSFです。 カッコイイSFはギブソン達にまかせて、骨太の作品を読ませてください。
神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫)より
4198931771
No.5
(2pt)

うーん

 30年前、15歳で名作「神狩り」を読んだときには、これぞ日本SFの傑作中の傑作だと感激し、SFがもつ「センス・オブ・ワンダー」「未知への好奇心」を圧倒的に味わい、山田正紀に魅せられて、弥勒戦争や宝石泥棒などを次々に読みあさったものでした。 そして、満を持して神狩り2が出版されました。 大きな期待をもって読み始めましたが、残念ながら30年前の感動は味わえませんでした。読んでる自分の脳が老化してみずみずしく読み進められなくなったのか、少し悲しい気分でさえあります。 作者はあとがきで、SFは格好良くなければならない、そして今またカッコイイSFに帰ってきたと宣言しています。 たしかに科学技術の進歩によるあたらしいガジェットや、意外なアクションはカッコイイのかもしれないけれど・・・僕が読みたいのはそんな「カッコイイSF」ではなく、不思議な感覚で読者を幻惑するような新たな水平線を進むSFです。 カッコイイSFはギブソン達にまかせて、骨太の作品を読ませてください。
神狩り 2 リッパー Amazon書評・レビュー: 神狩り 2 リッパーより
4198619905
No.4
(1pt)

05年のガッカリ

前作の価値すら貶めるのではないかと。
脳科学的な意匠は、あんまり感心しなかったです。
物語りも全然・・・。ちょっと落胆の度合いがひどいです。
最後まで読むのが苦痛でした。
「おかしい。こんなハズはない」と思って前作を読み返してみました。
前作はやはり面白かった。しかし創元文庫の新版「あとがき」で続編が
つまらなかった謎が解けたような。
著者は、自分が小説の物語に意匠として施す言語哲学や脳科学に迷い込
んでしまっているんでしょうね。
駄目だ、こりゃ。
投げたブーメランは、どこかに飛んでいってしまったようです。
神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫)より
4198931771
No.3
(1pt)

05年のガッカリ

前作の価値すら貶めるのではないかと。
脳科学的な意匠は、あんまり感心しなかったです。
物語りも全然・・・。ちょっと落胆の度合いがひどいです。
最後まで読むのが苦痛でした。
「おかしい。こんなハズはない」と思って前作を読み返してみました。
前作はやはり面白かった。しかし創元文庫の新版「あとがき」で続編が
つまらなかった謎が解けたような。
著者は、自分が小説の物語に意匠として施す言語哲学や脳科学に迷い込
んでしまっているんでしょうね。
駄目だ、こりゃ。
投げたブーメランは、どこかに飛んでいってしまったようです。
神狩り 2 リッパー Amazon書評・レビュー: 神狩り 2 リッパーより
4198619905
No.2
(2pt)

あらずもがなの続編・堕ちた宝石

十三重の関係代名詞、唯二つの論理記号という素晴しい発想の「神狩り」を継いで発表された小説。喜んで手に取るも、完全に裏切られる結果となった。衒学的な物言いはいつもながら、生半可な断片的知識はあちこちで破綻。脳の皮質と皮膜の混同、天使の位階と大天使の不整合など、要所要所にボロが出る上、外国語のカタカナ読みの連発や主体不明の疑問文や詠嘆文の連続に辟易した。ハードSFとして秀逸な発想で読ませる小説を何篇も書いてこられた山田氏だが、この度は発想も前作に到底及ばず、展開や結末は元より?つきである。「宝石泥棒」の頃が懐かしい。とはいえ、最後まで一気に読んでしまうのは筆力なのかも?
神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫)より
4198931771
No.1
(2pt)

あらずもがなの続編・堕ちた宝石

十三重の関係代名詞、唯二つの論理記号という素晴しい発想の「神狩り」を継いで発表された小説。喜んで手に取るも、完全に裏切られる結果となった。衒学的な物言いはいつもながら、生半可な断片的知識はあちこちで破綻。脳の皮質と皮膜の混同、天使の位階と大天使の不整合など、要所要所にボロが出る上、外国語のカタカナ読みの連発や主体不明の疑問文や詠嘆文の連続に辟易した。ハードSFとして秀逸な発想で読ませる小説を何篇も書いてこられた山田氏だが、この度は発想も前作に到底及ばず、展開や結末は元より?つきである。「宝石泥棒」の頃が懐かしい。とはいえ、最後まで一気に読んでしまうのは筆力なのかも?
神狩り 2 リッパー Amazon書評・レビュー: 神狩り 2 リッパーより
4198619905