(短編集)

作者不詳 ミステリ作家の読む本

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評判

作者不詳 ミステリ作家の読む本の評価:

3.94/5点 レビュー 31件。 A ランク

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平均点3.94pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全24件 21〜24 2/2ページ
No.4
(5pt)

おもしろい

 一種のメタ。解決篇が書かれていない七つの短編幻想ミステリを読んで、その謎を解かないと読んだ人間に怪異が降りかかるという設定。じわりじわりと迫り来るようなホラー部分も、幻想的なミステリ部分も非常に面白かった。
 短編を重ね合わせて長編に仕立てた感じなのだが、短編の質にばらつきがある点がいささか不満といえば不満か。二作目、三作目あたりはちょっとどうかと思う。
作者不詳―ミステリ作家の読む本 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 作者不詳―ミステリ作家の読む本 (講談社ノベルス)より
4061822616
No.3
(5pt)

ホラー+ミステリの見事さ

「迷宮草子」という同人誌に載った七つの無気味なお話。その謎解きを通じて一つの長編になるという凝った構成。ホラーとミステリとホラーというように世界が交じり合う入れ子構造。虚実がないまぜになるスリルとサスペンス。読んでいる間、頭の中がグラグラする眩暈感と酩酊感。夜中に読むとマジで怖いホラーなのに、中身はしっかり本格ミステリ。これほどの傑作を読み逃していたことを反省しつつ、これから他の作品を読む楽しみができました。
作者不詳―ミステリ作家の読む本 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 作者不詳―ミステリ作家の読む本 (講談社ノベルス)より
4061822616
No.2
(5pt)

ホラーファン、ミステリファン共に納得

三津田信三と飛鳥信一郎が手に入れた「迷宮草子」という同人誌を読むと、身の回りに怪異が起こる。逃れるには「迷宮草子」に収められた7作の短編に潜む、解かれず残された【謎】を解くしかない…【謎】を論理的に解明する事ができれば、怪異は収まるのだが、解けなければ恐ろしい災厄が降りかかる。既に、6人が行方不明となっているという呪われた本。読み始めたが最後、最終話まで謎を解かねば平穏は戻らない…本格を思わせる、それぞれの【謎】もさることながら、全体を覆う、異様な世界観。まるで【魔】に魅せられるかのように登場人物だけでなく、読むものまでもを魅了します。7日以内に【謎】を解かないと災厄が…という設定は鈴木光司氏の「リング」を髣髴させますが…!<B!!R>その魅せ方、切り口は、コチラの方が鮮やかなのでは?装丁や文字組みなども含めた演出には見事の一言。本格ファンもホラーファンも納得。
作者不詳―ミステリ作家の読む本 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 作者不詳―ミステリ作家の読む本 (講談社ノベルス)より
4061822616
No.1
(4pt)

『作者不詳―ミステリ作家の読む本』という名のひとつの世界

自分は前作のホラー作家の棲む家は読んでいないのですが、それでもこの作品はどんどん読み進めていけました。呪われたミステリー同人誌という設定の下七つの話の謎を、三津田信三とその友人、飛鳥信一郎が解き明かしてゆく物語です。個人的に第五話『朱雀の化物』と第七話『首の館』が飛鳥信一郎の理知を引き立てていたので(雰囲気的にも)気に入っています。七つの話は全て微妙に文体を変えて書かれていますが、カッコの中の使い方が共通してしまっているところにこだわりが感じられなくて残念です。でも本の装飾はとても凝ってます。手に取れば解ると思います。そこのところは買って確かめてください(笑)。
作者不詳―ミステリ作家の読む本 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 作者不詳―ミステリ作家の読む本 (講談社ノベルス)より
4061822616