■スポンサードリンク
(短編集)
4TEEN フォーティーン
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
4TEEN フォーティーンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全118件 1~20 1/6ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もうすぐ40歳が見えてきて読んだら、早く大人になりたかった昔を思い出して、ページを捲る手が止まらなくなりました。 iモードやエンコー等、自分の中学時代と重ねるのに容易な言葉がたくさん出てきて引き込まれました。 主人公たちは色々なトラブルに巻き込まれてるけど、彼らの目からはそんなトラブルもなんでもキラキラ見えてるんだろうなぁ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中学1年男子に購入したら一瞬で読んでおり驚きました。面白かったのでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大変面白い。この齢の感受性を思い出した。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読書感想文用に購入させて頂きました。 商品の到着も早く、すぐ手に取ることができて満足です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
石田衣良さんファンです。美丘、眠れる真珠が好きです。4TEEN。初めは短編集と聞いて、それぞれ違う登場人物で違う世界観なのかと思いきや、4人の少年たちの様々な場面のお話。友達の闇や、問題に立ち向かったり、知り合った大人の人の手を取り助け合ったり、一話進むごとにこの少年たちをどんどん好きになってしまいました。優しくて、強くて、でもちゃんとまだ子供で。石田衣良さんの描くキャラクターは、やっぱりみんなキラキラしていますね。月島の町並みもとても生き生きと描かれていて、情景がとてもよく浮かびました。まるで一緒に数ヶ月を過ごしたように感じました。なんとも瑞々しい小説です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中学生の子供の読書用として購入しました。 ステイホーム中、ゲームばっかりの息子に、たまには読書でもさせようと思い、中学生向け読書ランキングから選びました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これを読んだひとがいった。 この年代のこんな男子のなかまたちに、そうそうこんな面白いことばかりが起きるなんてことはありえない。 それはそうでしょう。 けどこれは「寓話」です。小説であってフィクション。いろんなことがおきないと、面白くも印象深くも、ないのですから、そのまますなおに楽しめればよいのでは、とおもいます。 充分に楽しめる、爽快度数が高い、青春ファンタジー。直木賞受賞もふさわしいよなあ、とおもいました。 星4つつけさせていただきます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
リアリティーがあり、シンパシーがあり、極端な誇張があるわけでもないのに「僕もこうありたい。」と思うところがありました。 石田衣良の小説を読んでいて感じる安らぎが初期のこの小説から醸し出されていることを知りました。 世の中、ハッタリ頼りでのさばる人が目に付く中、 クラスメイトの仲間に対する誠実さと真摯な行動が、 困難な中学二年生を行く肉のに有効だ、と信じられる小説でした。 誰かに「助けて欲しい」と思う、絶望の時に、魔法のような助けは現れず、自分で頑張ることだけが有効打だったけれども、 あとから考えて「やっぱり俺は助けられていた。」と思うのは、金でも、権力でも、暴力でもなかった。 「微力でも、できる事をしておこう。」 という友情だった。 歳を取った今、この小説の四人の友情がリアリティーをもって感じられます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読後感の良い一冊。題名からわかるように、14歳の物語。子供向けな話ではないので、リアルな14歳で読むのも、大人でもよいとおもう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
過去の直木賞作品で未読作をいくつかまとめ読みしていました。 「リアルさがない」「現実的でない」などを含め酷評が多いのも理解は出来ます。確かに特殊な状況・・援交女子高生買春、早老症、拒食症、ホモ、父親殺人まがい、等々・・中学生が1年間で経験するにはてんこ盛りではありますが、これはノンフィクションなのですから、これらの状況設定は許容してあげるべきです。 この作品の中核は4人の友情であり、またこの4人の周囲との関わりも隠し味です。それらがしんみりと心を震わせるのですが、その機微は大人の方が分かるのではないでしょうか。 唯一、物語の配列を考慮した方が良かった。特に1話目「びっくりプレゼント」は内容(時間的なこと)を多少書き換えて後半に入れた方が、いきなりでびっくりして拒否する読者を回避できたかと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Amazonではなく、近所の書店で購入したんですが、ここのレビューを見て意外に評価が低くて驚きました。私も最初のプレゼントという項から「これはさすがにないだろ!」と読む気が失せ、二ヶ月ほど放置して、思い出したときに最後まで読み終えたのですが、読んでよかったと今では思っています。確かに現実味はない出来事が続きますが、逆に現実味ありすぎても誰も読まないだろうと思いました。私は女子ですが、こういう4人の青春にすごく憧れを持ちました。何でもないつまらないものが、小説の中だとキラキラ輝いてみえたり、美しく映えたりと、日々の物の見方を変えてくれる効果があると思います。特別にオススメするわけではありませんが、暇つぶしにはオススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
懐かしい気持ちになりました。 6TEENもぜひ読みたいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
14歳(中学1年生)の少年4人が東京・月島を舞台にした日常を綴る物語。中二病という言葉があるように、この年頃の少年は、体と精神が子供から大人に変わる難しくも面白いとき。その時代(あえて青春時代と呼んでいいと思う)のガキでありながら実はしっかりと物事を考えるようになるまでの成長ぶりが頼もしく見える。この小説を読んだ時、たまたま自分の息子も14歳であった。自分の息子と比較すると、登場人物はかなり大人びているなあと思ってしまうが、実際には自分の息子も同じくらい成長ぶりしてるのかなと、親が気づいていないだけなのではないかと思い始めた。それにしてもこの作品の登場人物は性への関心が半端ない。いや、関心だけでなく行動もすごい。自分の時はどうだったかなと振り返って見たが、関心は大いにあったが行動力はなかったなと。これも時代なのかな。 少年を卒業してしまった大人が読んで、あの頃の甘酸っぱい記憶を呼び戻すきっかけにもなるだろう。からだのあちこちをかゆくしながら読みました。直木賞受賞作品。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スタンドバイミーで子どもが感動できないのと同じ。 そのただ中にいる人間には十四歳の尊さなんて一ミリも理解できない。 それでいいんです。 それが当たり前です。 実際の十四歳を描いている訳ではないけど、十四歳を取りこぼしてしまった大人が読むと泣けます。 もう全部なくしてしまったあの頃を、ほんの少しだけ取り戻せるいいお話。 戻りたいけど戻りたくない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
難病ウェルナー症候群を患っているナオト、クラス一の秀才ジュン、DVの父親を持つ巨体のダイ、物語の語り手にして平凡なテツローの4人の、仲間の支え合い、女性への熱い関心、冒険旅行等の物語です。 先に読んだ妻が、”中学生のこととは思えない凄い話よ、今の男の子はこうなのかしらねぇ”と言うので、それなりの心構えで読み出したのですが、病気のことはともかくとして、女性に関わる話は、ごくフツーとは言わないまでもその延長線の直ぐそこというレベルです。14歳の少年の感じそうな、考えそうな話が展開されていて、でも歯止めのようなものもあって波乱がなく、平穏にするすると読み進めます、かつて少年だったワタシの場合は。 しかし、そのように、”スタンド・バイ・ミー”のような難題もなく終わってしまうので、つまらないという方もいるかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
我々は、エンターテインメント全盛の時代をどんどん更新している最中です。 従って、劇には作劇理論があり、小説には小説作法があるのは当然のことです。 その意味で、本作は小説作法の基礎に忠実なプロフェッショナルな作品です。 ジュブナイルという形式をとることをもって、一般の小説より幾分価値の低めな、といったとらえ方をするのは、明らかに誤りです。 初めて作者の作品を読みました。 テレビで視聴する氏の発言にあまり良い印象をもっていませんでしたが、本職では、素晴らしい仕事をなさっていると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
4年間単身赴任した経験があり、住まいも月島だったので余計親しみがわき、風景が目の前に浮かび余計楽しく読めた。 文章や小説としての値打ちは素人がひひょうしても仕方ないのでやめて、話の内容が面白くてあっという間に読み終えた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
長男と次男が読みました。 三男は読んでいないようです。 私も読んでいません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
4TEENの単行本が発刊されたとき、私はちょうど14歳だった。 国語の教材で出題されていたのがきっかけ。読書が好きというわけではなかったが、強く興味を引かれ直ぐ書店で購入した。 お分かり頂けるだろうか?俗な中学生がなけなしの小遣いで漫画ではなく小説を買うことの意味が。 本作はあくまでフィクションだ。 しかし将に14歳から15歳へと、中学2年生から中3へと進級せんとする当時の私にとっては、現実と創作とが交錯する読書体験だった。 私は月島の人間ではないが、地元は貧富の差が大きく治安も些か悪く、当時から児童売春に今で言う脱法ハーブ、貧困ビジネスに孤独死等々と隣り合わせだった。 そんな汚い街で思春期を過ごしていた私にとって本作は身近に感じられるし、リアリティがないという批評をみると自分の青春を否定された気になってしまう。 フィクションに過度のリアリティを求めるのは、それこそ幻想では。現実味が無くてもフィクションは読める。 キャッチコピーに迎合しろとは言わないが、過剰反応しすぎでしょう。 ただし当時流行した漫画や歌手を用いた比喩、今では主流ではないプリペイド式携帯、それに自転車のマウンテンバイク人気などなど、いまの中学生には通じないような描写・内容が多数ある。 だから今の子どもたちに勧めることは躊躇われるし、将来私に子供が出来ても読ませることはないだろう。 リアリティが無いのではなく、リアリティを感じさせられる相手があまりに少ないのだ。 共感できるとすれば昭和60年代~平成3,4年生まれぐらいだろう。 そのほかの方は、当時の(ゆとり世代の黎明期の)俗な少年に思いを馳せつつお読み頂きたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
そう、月島は下町が残っていますからね。 言ったことはないのですが、どこか東京にしては 不思議な風景がそこには繰り広げられています。 そんな月島に住む4人の少年たちが体験することになる ちょっぴりどころかかなり刺激的な物語です。 まあ、この年のこの男の子の頭の中は大体ムッツリが占めるのです。 正常な成長過程です。 中には今でも社会問題になっているであろう 中学生が春を売る問題もあります。 どこかそういう子たちは、安心できる場所を持っていないのです。 だから、傷つくであろうのに見知らぬ人間に身体を許すのです。 この気持ち、痛いほどわかります。 そして、4人の少年の一人にも 決定的な問題が起きます。 これも社会問題ですよね。 本来は社会が目を向けてあげないといけない弱者なのです。 でも、その地雷はついに爆発してしまった… この子の最後のせりふ、 すごくいいことを言っています。 本当はこういう子を作ってはいけないのです。 でも、えてして出てきてしまうのです。 ただのちゃちい青春小説ではないです。 その所々に現代問題が浮き彫りになってきます。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!