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2005年のロケットボーイズ



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【この小説が収録されている参考書籍】
2005年のロケットボーイズ
2005年のロケットボーイズ (双葉文庫)

2005年のロケットボーイズの評価: 4.59/5点 レビュー 27件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.59pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 1~20 1/2ページ
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No.27:
(5pt)

拝啓、カジシン。一緒に働かないか?(笑)

拝啓、いまどこかで宇宙の夢を見ているだろう、三十路のカジシンへ。

この世に要らないヤツはいない。利害を超えて打ち込める仲間と経験は、その後の人生に必ず役に立つときがくる。そんなことに、改めて気づかされたよ。

コンテストの結果を知ってどうなるかと思いましたが、アレは君の経験のほんの序章でしかなかったんだね。その後の、ひと山どころかふた山以上もあるジェットコースター展開、あれを高校生で経験できるヤツはそうは居ない。

理系の才能は無いって言い切るけど、天性のプロマネ気質だね。この回想録にも書いてくれたとおり、ヒト・モノ・カネ・技術。これをうまくマネージするのは、テクニカルスキルとは別物だから。今から一緒に働かないか?(笑)

あ、ここで君の人生を曲げてしまったら、冒頭の打ち上げにも立ち会えないのか。仕方ないなあ。じゃ、また。かわいいお子さんが生まれますように!
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No.26:
(5pt)

もっと読み続けていたい

個性的な登場人物達が生き生きと描かれていて
飽きさせない筆力は流石です翔さんは?
ダンナは?大先生は?そしてレインマンは?
後日談がもっともっと欲しい!
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No.25:
(3pt)

面白いですが。

1985年の奇跡に次ぐ著者の青春もの。
リアルさは置いておくとして、とても読み易い。
10年前に読んだ1985年ほどではないと感じるのは
向こうが野球(スポーツ)がテーマのためか、
それとも歳をとったせいでしょうか。
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No.24:
(5pt)

中学生の時に読んだ時の感動がよみがえりました

この本は中学時代に読んだことがある本です。
とても心に残った本で、もう一度読んでみたい、手元に置いておきたいと思ったので購入しました。
中学時代はハードカバーで読んでいた記憶がありますが、収納性も考え文庫本タイプにしました。
タイトルの2005年からもう11年過ぎていることに自分自身年をとったなぁっと思いつつ、
気持ちは中学時代に戻れました。
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No.23:
(4pt)

ロケット小説の筋書きを裏切らない

ロケットを題材とした青春小説ものとして期待を裏切らないストーリーを展開してくれます 安心して楽しめる
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No.22:
(5pt)

青春モノの隠れた名作

これは笑えるという意味でも物語としても面白い、著者の言葉のチョイスが秀逸で、クスッと笑ってしまう表現や場面がたくさんありニヤニヤしながら一気に読んでしまった。 いろんなハプニングの連続であるが最終的にはハッピーエンドで読んでてとても気持ちが良かった。 それでいてちょっと感動させる場面もあるのがまたニクい。 他の五十嵐貴久の本にあまり面白い印象は無いが、これは自信をもって他の人にオススメできる。
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No.21:
(5pt)

ロケット好きな子供のために

ロケットに興味ある子供用に購入しました。 やる気や友達関係を興味と一緒に習得できたらいいな。
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No.20:
(5pt)

良い

内容はとてもよく、自分に環境が似ていたため親近感がわいた。。
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No.19:
(5pt)

傑作

楽しくて、切なくて、読後感が爽やか。「1985年の~」と並びたつ傑作と思います。
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No.18:
(4pt)

面白かった。

面白かったが、専門的な知識がないため、理解できない点も多かった。
小難しい話しのところは流し読みすると、さくさく面白く読み進められると思います。
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No.17:
(5pt)

とにかく熱い!おもしろい!

五十嵐先生の本の中で一番好きです。二番目は「1985年の奇跡」。
高校生の青春物がこの作者さんは一番描くのがうまいと思っています。
つまらない高校生活を送る主人公があるきっかけで「キューブサット」なるものを作ることになり、
個性的な仲間が集まって、ついに完成…の後にまたもう一度ビックウェーブがあり、この辺の展開は
「1985年の奇跡」に通じるものがあるのですが、やはりおもしろいです。

登場人物のセリフ、キャラクターがユニークなのと主人公のツッコミがかなりレベルが高い。
展開が早くすらすら読め、一度読みだすと止まらない。
年に一回は必ず読み返し、大抵同じ所で爆笑し家族に不審がられます。
笑えるだけでなく、感動も随所に盛り込まれているんですね。
五十嵐先生はホラーから刑事ものまでいろんな作風がありますが、また○○年の○○シリーズをぜひ書いてほしいです。
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No.16:
(4pt)

大会が最終ゴールでなかったところがいい

五十嵐貴久の青春小説は初めて読んだけど、とにかく面白い。
 笑えるシーンも多いし、突っ込みを入れることも一度や二度ではなかった。

 特に『キューブサット設計コンテスト』に出場するくだり、ところどころのカジシンの突っ込みは声を出して笑ってしまうほどだった。
 
 本作の他の青春小説と違うと思う点は、『キューブサット設計コンテスト』及び『カムバックコンテスト』が最終的なゴールではないということだ。

 例えば、映画にだけど『ウォーターボーイズ』をはじめとした高校生を主人公にした作品では、何かの講演であったり大会であることが多い。
 だが本作は違う。
 最初はゴールだと思っていた『カムバックコンテスト』は中盤で迎えられ、しかも失敗で終わってしまう。
 ここまで読んだ時、「どうやって続けるのだろう」と少し不安になったが、さすが五十嵐貴久それは要らぬ心配だった。

 登場人物の言葉で印象に残っているのは、ドラゴンになぜ続けるのかを聞いた時の「楽しいから」、母・杏子の「誰も褒めないことをやり切るから凄い」の二つ。

 どんなことでも本気になればできないことはない。問題は本気になれるものに出会えるかどうか、だ。
 それを教えられた気がした。

 本作が面白かったので、五十嵐貴久の他の青春小説も読んでみようと思う。
 また違ったことを教えてもらいたいと思う。
 


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No.15:
(5pt)

とびきりの青春小説

これは、紛れもなく青春小説である。しかもとびきり上質の。
ひと癖もふた癖もある登場人物たちが、まるで運命の糸に操られるかのように、ひとつの目標に向かって力を合わせた時に起きた奇跡。恥ずかしながら、読みながら何度も何度も涙があふれてきて困った。もし、自分が高校時代に戻ってこんな経験ができたら、それだけを糧にその後の人生を歩んでいくことができたのではないかと思った。実際、主人公のカジシンはそうだったに違いない。

「そこに写っていたのは、あの時おれたちのジュニアが宇宙から送ってきた青い地球の写真だった。おれが旧式の携帯電話を未だに使っているのは、この写真のためだった。
 三十年も昔、こんなことができた。月にロケットを飛ばすぐらい、何てことはない。
(そうだろ)
 みんながうなずくのが見えたような気がした。」(P.451)

同じく、五十嵐貴久氏の『1985年の奇跡』も自分にとっては最高だった。こんな青春小説を世に送ってくれた五十嵐さんに改めて感謝!
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No.14:
(5pt)

最高の青春エンターテイメント

「下町ロケット」と混乱しそうなタイトルですが。
ダラダラ高校生達の理工系チャレンジが段々白熱していくのに
あわせて、自分も熱くなってしまうこと請け合いです。
同じ作者の「1985年の奇跡」、
「1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター」と
全てハイレベルで楽しめますが、マイベストはこれですね。
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No.13:
(5pt)

ロケットものと青春ものは、相性抜群

この物語のメインテーマは、○青春もの○衛星をつくるです。【若い時にみんなで何かを成し遂げる】ということには、人を惹き付ける魅力があります。そして、それを縁取る要素が、以下。・一見落ちこぼれ。だけど愉快な愛すべきばかたち・若者の心情の変化・軽妙な語り口、そして炸裂する突っ込み・何かを成し遂げる、ということ・王道なストーリーこの物語を読みながら、僕はたくさん笑えました。それと同時に、彼らの仲間に加わりたい、そう素直に思いました。そして、少しだけブルーにもなりました。彼らのような時間を、社会人になってしまった自分は、もう取り戻せないのだから。そういった想いを抱かせてくれるという意味でも、綺麗にまとまった素敵な作品です。現役中高生に。そして、現役中高生であった全ての人たちに、お薦めです。
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No.12:
(4pt)

人工衛星製作コンクール・チャレンジ物語

 工業高校の落ちこぼれ達が、人工衛星キューブサット製作のコンクールに応募してしまうお話。理科系高校生と実家の町工場のじいちゃん達のチャレンジ物語。ロボコンよりマイナーなコンクールだが、基本線は一緒。ジャンルが違うから毛色が違って見えるが、基本的には高校生の青春根性物。
 突然出てくる元カノが、ちょっと都合良すぎる設定だったが、まあ小難しいことをいわずに楽しめます。
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No.11:
(5pt)

大好きなロケットもの

なんで、自分はこういう宇宙ものが好きなんだろう?ロケットとか聞くと、それだけでワクワクして、読みたくなってしまう。
この小説も読む前からドキドキしてたけど、決してその期待を裏切られなかった。
青春小説としても最高に面白い。登場人物も個性的だし、単純な熱血青春ドラマではなくて、屈折した若者の気持ちが表現されていて、共感できる。
いやぁ、最高に面白い。
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No.10:
(4pt)

青春アミーゴだな(^〜^)

退学処分の取り消しを餌にキューブサット(簡単な人工衛星)のコンテストに参加することになった落ちこぼれ高校生、通称カジシン。
しかし期限、技術、知識など全ての要素において全く不可能としか言いようがなかったカジシンは乏しい人脈と成り行きで集まった個性
豊かな仲間たちと一つずつ困難を乗り越え、信頼を深めていく青春物語。
帯に 笑って泣ける というように書いてあったが正直それほどのものではなかった。が、高校生の青春、情緒に富んだなかなかいい物
語だと思う。内容はキューブサット、宇宙で理系、SFチックだがそういう方面にさっぱりの主人公が「…ということらしい」などと言っ
て適度に解説を入れてくれるので知識がないと読めないということは全く無く、その辺は安心して良いかと(笑)
ただ主人公を取り巻く人間関係や環境がいかにも都合がよく、苦笑いをしてしまう…といった印象がある。まあそれは物語の体としてあ
りがちで許容範囲内。
夏の読書感想文のネタにはなり難いと思う(笑)いわゆる高校青春モノを読みたい人にお勧め。恋愛はほとんど盛り込まれてないけれ
ども(笑)
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No.9:
(4pt)

ダメダメ工業高生の夢と挑戦

 主人公は、理数系が全く不得手ながら工業高校に通うダメダメの高校生。そんな彼が、ひょんなことからキューブサットの製作に請け負う羽目となって、一癖も二癖もある連中を巻き込んで、身の程知らずにも「軌道」にチャレンジしていくというお話です。
 主人公自身もさることながら、ヘタレ、オタク、本格不良、プッツン系美少女などなど、仲間たちのキャラ立ちが実にクッキリハッキリで、演劇化したらさぞや演出が面白かろうと思います。また、技術的な問題だけでなく、「鳥人間部」との確執や予算面でのアクシデントなど、彼らを見舞う試練の数々によって、物語にスパイシーな刺激とほど良いジェットコースター感が醸されています。
 全体としてダメダメ系の熱血青春ものといった感じですが、「レインマン」のエピソードにはグッと来ました。詳しくは、読んでみてのオタノシミ、ってことで。
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No.8:
(4pt)

少年よ!

キャラクターがすごくアンリアルだけど、コミカルと考えれば非常に魅力的な人物が揃っている。
文体が結構しばしばうざったかったけれど、全体として文章はうまい方。
物事がうまくいかない感じがすばらしく、最後の最後さえ気持ちよく終わらずうまくすかしてくれた。
主人公の未来の姿も成長の後が見えてすばらしい。
ものすごくすがすがしい読了感である。
人生うまくいかないけれども、へこたれなければいいことあるぞ、というある種古典的な美学をこれでもかと刷り込んでくれるこの本は、小学生から中学生くらいの少年少女に是非読んでいただきたい。
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