黒パン俘虜記

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黒パン俘虜記の評価:

4.20/5点 レビュー 30件。 A ランク

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全67件 21〜40 2/4ページ
No.47
(5pt)

生命の尊厳

極寒の極限状態におかれた中で、生活がどんなに悲惨か平和な現代に生きるものにはわからない。それにしてもここまで人を人として取り扱わないヤツラニ心底より怒りを覚える。戦争ほど残酷なものはない。戦争は絶対に起こしてはならない肝に命じたしだいです。
黒パン俘虜記 Amazon書評・レビュー: 黒パン俘虜記より
4163074201
No.46
(4pt)

日本人の暗黒面の気質そのものを問うているように思う

大戦終結時、モンゴルの収容所に囚われた青年の、なんとも悲惨で鬱勃とした日々が描かれた作品。

先の見えない抑留生活で、日本人同志の新たなヒエラルキーが確立され、搾取、理不尽な暴力、そして死がまかり通る。この手の作品は、戦勝国による非人道的なふるまいが物語の中心になりがちだが、本作品は日本人の暗黒面の気質そのものを問うているように思う。

悪夢ともいうべき登場人物のエピソードの数々は、読んでいて不快感がつのる。

昭和50年代後半の作品ということもあるのだろうが、それほど湿度が高く感じないのが不思議。【直木賞】
黒パン俘虜記 (1983年) Amazon書評・レビュー: 黒パン俘虜記 (1983年)より
B000J7EF5K
No.45
(4pt)

日本人の暗黒面の気質そのものを問うているように思う

大戦終結時、モンゴルの収容所に囚われた青年の、なんとも悲惨で鬱勃とした日々が描かれた作品。

先の見えない抑留生活で、日本人同志の新たなヒエラルキーが確立され、搾取、理不尽な暴力、そして死がまかり通る。この手の作品は、戦勝国による非人道的なふるまいが物語の中心になりがちだが、本作品は日本人の暗黒面の気質そのものを問うているように思う。

悪夢ともいうべき登場人物のエピソードの数々は、読んでいて不快感がつのる。

昭和50年代後半の作品ということもあるのだろうが、それほど湿度が高く感じないのが不思議。【直木賞】
黒パン俘虜記 (文春文庫 (402‐1)) Amazon書評・レビュー: 黒パン俘虜記 (文春文庫 (402‐1))より
4167402017
No.44
(4pt)

日本人の暗黒面の気質そのものを問うているように思う

大戦終結時、モンゴルの収容所に囚われた青年の、なんとも悲惨で鬱勃とした日々が描かれた作品。

先の見えない抑留生活で、日本人同志の新たなヒエラルキーが確立され、搾取、理不尽な暴力、そして死がまかり通る。この手の作品は、戦勝国による非人道的なふるまいが物語の中心になりがちだが、本作品は日本人の暗黒面の気質そのものを問うているように思う。

悪夢ともいうべき登場人物のエピソードの数々は、読んでいて不快感がつのる。

昭和50年代後半の作品ということもあるのだろうが、それほど湿度が高く感じないのが不思議。【直木賞】
黒パン俘虜記 Amazon書評・レビュー: 黒パン俘虜記より
4163074201
No.43
(5pt)

モンゴルへの抑留

凄く面白かった。浅学なもので「シベリア抑留」の中にまさかモンゴルへの抑留が含まれているとはこの本を読むまで知りもしなかった(モンゴルへの抑留をシベリア抑留としてくくるのは違和感がある)。ソ連とモンゴルの密約によって労働力として2万人が提供されたということ。ウランバートルでは今でも俘虜たちが建設した建物が現役で使われてるとも知り、色々驚いた。しかもモンゴルでの抑留生活はシベリアよりも過酷で、それも支配側の俘虜から非支配側の俘虜への過酷な労働の強制や懲罰などによって2割もの死者が出たらしい。なんでこんなことを今まで知らなかったんだろう。

それにしても著者の記憶力には舌を巻く。映画の筋書きを何百本も空で言えるという点もそうだし、すべてのメモ類を帰還寸前に破棄されたにも関わらず、この克明な内容を記している。陰鬱な内容になりそうなところを、どうもなんだか軽妙に書き上げてるところにも魅力を感じる。数々の挿話もいちいち面白かった。傑作。
黒パン俘虜記 (1983年) Amazon書評・レビュー: 黒パン俘虜記 (1983年)より
B000J7EF5K
No.42
(5pt)

モンゴルへの抑留

凄く面白かった。浅学なもので「シベリア抑留」の中にまさかモンゴルへの抑留が含まれているとはこの本を読むまで知りもしなかった(モンゴルへの抑留をシベリア抑留としてくくるのは違和感がある)。ソ連とモンゴルの密約によって労働力として2万人が提供されたということ。ウランバートルでは今でも俘虜たちが建設した建物が現役で使われてるとも知り、色々驚いた。しかもモンゴルでの抑留生活はシベリアよりも過酷で、それも支配側の俘虜から非支配側の俘虜への過酷な労働の強制や懲罰などによって2割もの死者が出たらしい。なんでこんなことを今まで知らなかったんだろう。

それにしても著者の記憶力には舌を巻く。映画の筋書きを何百本も空で言えるという点もそうだし、すべてのメモ類を帰還寸前に破棄されたにも関わらず、この克明な内容を記している。陰鬱な内容になりそうなところを、どうもなんだか軽妙に書き上げてるところにも魅力を感じる。数々の挿話もいちいち面白かった。傑作。
黒パン俘虜記 (文春文庫 (402‐1)) Amazon書評・レビュー: 黒パン俘虜記 (文春文庫 (402‐1))より
4167402017
No.41
(5pt)

モンゴルへの抑留

凄く面白かった。浅学なもので「シベリア抑留」の中にまさかモンゴルへの抑留が含まれているとはこの本を読むまで知りもしなかった(モンゴルへの抑留をシベリア抑留としてくくるのは違和感がある)。ソ連とモンゴルの密約によって労働力として2万人が提供されたということ。ウランバートルでは今でも俘虜たちが建設した建物が現役で使われてるとも知り、色々驚いた。しかもモンゴルでの抑留生活はシベリアよりも過酷で、それも支配側の俘虜から非支配側の俘虜への過酷な労働の強制や懲罰などによって2割もの死者が出たらしい。なんでこんなことを今まで知らなかったんだろう。

それにしても著者の記憶力には舌を巻く。映画の筋書きを何百本も空で言えるという点もそうだし、すべてのメモ類を帰還寸前に破棄されたにも関わらず、この克明な内容を記している。陰鬱な内容になりそうなところを、どうもなんだか軽妙に書き上げてるところにも魅力を感じる。数々の挿話もいちいち面白かった。傑作。
黒パン俘虜記 Amazon書評・レビュー: 黒パン俘虜記より
4163074201
No.40
(5pt)

入手して1年以上積読でしたが・・・

ふと、手に取って読み始めました。なんとなく、イメージ的には「野火」のような感じの作品かなと思っていましたが、胡桃沢氏のなんとなく、乾いたあっけらかんとした(適当な表現が見つからないので・・)文章で、陰惨さがほとんどなく、どんどん読めました。
太平洋戦争の末期に召集され、大陸で終戦を迎え、旧ソ連(モンゴル)に抑留されるお話です。収容所は非常に環境も劣悪で、かつ内陸地なのでとても寒い。栄養状態も当然、ひどく、基本的に配分されるのは、黒パンなのです。その黒パンが命をつなぐ綱なんですね。どんどん死んでいく俘虜たち、作品の中で幾人の俘虜がなくなったでしょうか。戦争自体も悲惨ですが、終戦後も、抑留者の方々は表現できないほどの苦労されていたんですねぇ。
日本帰還までの俘虜たちの実態をある意味、飄々と書き綴っています。昭和天皇が崩御されて、すなわち平成になってすでに30年近く。戦争は遠くなりましたが、今こそ、読んでおくべきではなでしょうか。
清水正二郎名義で発禁となった作品もあるような性豪小説?もたくさん書いて、数年間の沈黙のあと、胡桃沢耕史名義で大衆文学を書いておられます。どうやら、胡桃沢氏はこの作品の前の作品、天山をこえてで直木賞を狙っていたようですが、本作で直木賞受賞。非常に興味深い作家です。
黒パン俘虜記 (1983年) Amazon書評・レビュー: 黒パン俘虜記 (1983年)より
B000J7EF5K
No.39
(5pt)

入手して1年以上積読でしたが・・・

ふと、手に取って読み始めました。なんとなく、イメージ的には「野火」のような感じの作品かなと思っていましたが、胡桃沢氏のなんとなく、乾いたあっけらかんとした(適当な表現が見つからないので・・)文章で、陰惨さがほとんどなく、どんどん読めました。
太平洋戦争の末期に召集され、大陸で終戦を迎え、旧ソ連(モンゴル)に抑留されるお話です。収容所は非常に環境も劣悪で、かつ内陸地なのでとても寒い。栄養状態も当然、ひどく、基本的に配分されるのは、黒パンなのです。その黒パンが命をつなぐ綱なんですね。どんどん死んでいく俘虜たち、作品の中で幾人の俘虜がなくなったでしょうか。戦争自体も悲惨ですが、終戦後も、抑留者の方々は表現できないほどの苦労されていたんですねぇ。
日本帰還までの俘虜たちの実態をある意味、飄々と書き綴っています。昭和天皇が崩御されて、すなわち平成になってすでに30年近く。戦争は遠くなりましたが、今こそ、読んでおくべきではなでしょうか。
清水正二郎名義で発禁となった作品もあるような性豪小説?もたくさん書いて、数年間の沈黙のあと、胡桃沢耕史名義で大衆文学を書いておられます。どうやら、胡桃沢氏はこの作品の前の作品、天山をこえてで直木賞を狙っていたようですが、本作で直木賞受賞。非常に興味深い作家です。
黒パン俘虜記 Amazon書評・レビュー: 黒パン俘虜記より
4163074201
No.38
(5pt)

入手して1年以上積読でしたが・・・

ふと、手に取って読み始めました。なんとなく、イメージ的には「野火」のような感じの作品かなと思っていましたが、胡桃沢氏のなんとなく、乾いたあっけらかんとした(適当な表現が見つからないので・・)文章で、陰惨さがほとんどなく、どんどん読めました。
太平洋戦争の末期に召集され、大陸で終戦を迎え、旧ソ連(モンゴル)に抑留されるお話です。収容所は非常に環境も劣悪で、かつ内陸地なのでとても寒い。栄養状態も当然、ひどく、基本的に配分されるのは、黒パンなのです。その黒パンが命をつなぐ綱なんですね。どんどん死んでいく俘虜たち、作品の中で幾人の俘虜がなくなったでしょうか。戦争自体も悲惨ですが、終戦後も、抑留者の方々は表現できないほどの苦労されていたんですねぇ。
日本帰還までの俘虜たちの実態をある意味、飄々と書き綴っています。昭和天皇が崩御されて、すなわち平成になってすでに30年近く。戦争は遠くなりましたが、今こそ、読んでおくべきではなでしょうか。
清水正二郎名義で発禁となった作品もあるような性豪小説?もたくさん書いて、数年間の沈黙のあと、胡桃沢耕史名義で大衆文学を書いておられます。どうやら、胡桃沢氏はこの作品の前の作品、天山をこえてで直木賞を狙っていたようですが、本作で直木賞受賞。非常に興味深い作家です。
黒パン俘虜記 (文春文庫 (402‐1)) Amazon書評・レビュー: 黒パン俘虜記 (文春文庫 (402‐1))より
4167402017
No.37
(5pt)

精神医学、心理学はどこに?

シベリア抑留などの戦中、戦後の混乱で大変苦労された話は、いくつも小説化されているが、
戦後の精神医学、臨床心理学はこのようなことに対して、戦後に
何か対応していたのだろうか?
子供が不登校になったら、いろいろ対応したり、
メディアも大きく取り上げていたが、ここに描かれている様な大変な体験をした方々が、
シベリアでは60万人位おられて、さらに南方でも沢山おられて、
また、引き揚げに際して大変な目に遭った民間人の方も多いが、
それに対しては殆んど何もしていないのではなかろうか?
戦後の医学、心理学は最初から扱いやすい対象しか見ないという
ご都合主義のもとにずっと居たのではないか?
黒パン俘虜記 (1983年) Amazon書評・レビュー: 黒パン俘虜記 (1983年)より
B000J7EF5K
No.36
(5pt)

精神医学、心理学はどこに?

シベリア抑留などの戦中、戦後の混乱で大変苦労された話は、いくつも小説化されているが、
戦後の精神医学、臨床心理学はこのようなことに対して、戦後に
何か対応していたのだろうか?
子供が不登校になったら、いろいろ対応したり、
メディアも大きく取り上げていたが、ここに描かれている様な大変な体験をした方々が、
シベリアでは60万人位おられて、さらに南方でも沢山おられて、
また、引き揚げに際して大変な目に遭った民間人の方も多いが、
それに対しては殆んど何もしていないのではなかろうか?
戦後の医学、心理学は最初から扱いやすい対象しか見ないという
ご都合主義のもとにずっと居たのではないか?
黒パン俘虜記 (文春文庫 (402‐1)) Amazon書評・レビュー: 黒パン俘虜記 (文春文庫 (402‐1))より
4167402017
No.35
(5pt)

精神医学、心理学はどこに?

シベリア抑留などの戦中、戦後の混乱で大変苦労された話は、いくつも小説化されているが、
戦後の精神医学、臨床心理学はこのようなことに対して、戦後に
何か対応していたのだろうか?
子供が不登校になったら、いろいろ対応したり、
メディアも大きく取り上げていたが、ここに描かれている様な大変な体験をした方々が、
シベリアでは60万人位おられて、さらに南方でも沢山おられて、
また、引き揚げに際して大変な目に遭った民間人の方も多いが、
それに対しては殆んど何もしていないのではなかろうか?
戦後の医学、心理学は最初から扱いやすい対象しか見ないという
ご都合主義のもとにずっと居たのではないか?
黒パン俘虜記 Amazon書評・レビュー: 黒パン俘虜記より
4163074201
No.34
(5pt)

精神医学、心理学はどこに?

シベリア抑留などの戦中、戦後の混乱で大変苦労された話は、いくつも小説化されているが、 戦後の精神医学、臨床心理学はこのようなことに対して、戦後に 何か対応していたのだろうか? 子供が不登校になったら、いろいろ対応したり、 メディアも大きく取り上げていたが、ここに描かれている様な大変な体験をした方々が、 シベリアでは60万人位おられて、さらに南方でも沢山おられて、 また、引き揚げに際して大変な目に遭った民間人の方も多いが、 それに対しては殆んど何もしていないのではなかろうか? 戦後の医学、心理学は最初から扱いやすい対象しか見ないという ご都合主義のもとにずっと居たのではないか?
黒パン俘虜記 (文春文庫 (402‐1)) Amazon書評・レビュー: 黒パン俘虜記 (文春文庫 (402‐1))より
4167402017
No.33
(5pt)

精神医学、心理学はどこに?

シベリア抑留などの戦中、戦後の混乱で大変苦労された話は、いくつも小説化されているが、 戦後の精神医学、臨床心理学はこのようなことに対して、戦後に 何か対応していたのだろうか? 子供が不登校になったら、いろいろ対応したり、 メディアも大きく取り上げていたが、ここに描かれている様な大変な体験をした方々が、 シベリアでは60万人位おられて、さらに南方でも沢山おられて、 また、引き揚げに際して大変な目に遭った民間人の方も多いが、 それに対しては殆んど何もしていないのではなかろうか? 戦後の医学、心理学は最初から扱いやすい対象しか見ないという ご都合主義のもとにずっと居たのではないか?
黒パン俘虜記 Amazon書評・レビュー: 黒パン俘虜記より
4163074201
No.32
(5pt)

ぜひ読んで欲しいです

私たちの中で『引き揚げ』という言葉を理解している方がどれだけいるのだろう?

戦争が風化する中、ぜひ読んで欲しい一冊です。

現在の時代を生きている私たちが、いかに幸せかを感じます。

読んだあと、肉入りのカレーがたまらなく美味しく思えました!
黒パン俘虜記 (文春文庫 (402‐1)) Amazon書評・レビュー: 黒パン俘虜記 (文春文庫 (402‐1))より
4167402017
No.31
(5pt)

ぜひ読んで欲しいです

私たちの中で『引き揚げ』という言葉を理解している方がどれだけいるのだろう?

戦争が風化する中、ぜひ読んで欲しい一冊です。

現在の時代を生きている私たちが、いかに幸せかを感じます。

読んだあと、肉入りのカレーがたまらなく美味しく思えました!
黒パン俘虜記 Amazon書評・レビュー: 黒パン俘虜記より
4163074201
No.30
(4pt)

カッズ

終戦後に蒙古共和国に抑留され、黒パンを主食に同じ日本人が日本人を理不尽に管理し、2万人の内4千人が餓死凍死等で生きて日本の土を踏めなかった…生き残るために何をしたのか、極限状態に追い込まれた人間の対応を描くドキュメンタリー。
黒パン俘虜記 (1983年) Amazon書評・レビュー: 黒パン俘虜記 (1983年)より
B000J7EF5K
No.29
(4pt)

カッズ

終戦後に蒙古共和国に抑留され、黒パンを主食に同じ日本人が日本人を理不尽に管理し、2万人の内4千人が餓死凍死等で生きて日本の土を踏めなかった…生き残るために何をしたのか、極限状態に追い込まれた人間の対応を描くドキュメンタリー。
黒パン俘虜記 (文春文庫 (402‐1)) Amazon書評・レビュー: 黒パン俘虜記 (文春文庫 (402‐1))より
4167402017
No.28
(4pt)

カッズ

終戦後に蒙古共和国に抑留され、黒パンを主食に同じ日本人が日本人を理不尽に管理し、2万人の内4千人が餓死凍死等で生きて日本の土を踏めなかった…生き残るために何をしたのか、極限状態に追い込まれた人間の対応を描くドキュメンタリー。
黒パン俘虜記 Amazon書評・レビュー: 黒パン俘虜記より
4163074201